3.24、オープニング記念ライブの総決算報告2012年03月27日 19時15分07秒

エンディングで盛り上がる出演者たち。
★おかげ様で興行的にも大成功となりました。

 今これを記すは、24日から三日後の27日である。昨日までいろいろ慌しかったのと疲れも出てしまいきちんと今回のイベントの収支の計算もしていなかった。ようやっと本日、手元に残った入った金の計算をし決算をしている。
 自分でもおやっと、驚いたのは、今回もまた赤字、つまり持ち出しを覚悟していたのだが、え、っこんなに、と驚くほどの収入があった。といっても懇親会費も含めての総収入であるが、予め銀行からおろして、満席となった場合の人数分の参加費を2で割った額を出演シンガーのお二方に支払った分を相殺してもまだ手元に残る。嬉しい驚きだ。

 情けなく恥ずかしい話であるが、自分がこれまでいくつも企画したライブイベントで、終わって出演者にギャラと交通費を支払って、自腹を切らずに済んだこと、つまりイベント収益が出たことは一度もない。たいてい少ないときは一万円台、多いときは数十万も自腹を切るのは常のことであった。でもたぶんそれはこのマスダだけではなく、聞けばこうしたイベントを企画している人、呼び屋の人は皆同じようなもので、好きなミュージシャンを招くため赤字覚悟でイベントを企画しているのである。

 今回は、満席になってもならなくても、少ないが彼らにその規定総入場料全額を支払うと事前に約束して出演を快諾して頂いた。が、うっとこでは、障碍者及び何らかの心身に障碍のある方は観覧無料とすると謳っていたので、増坊の周りはそうした方々も多いこともあって、満席となったとしても赤字になると覚悟はしていたのだ。
 ところが、予想をはるかに超えるお客様が来られたことと、今回はオープニング記念ということで、予約入場料二千円をはるかに超えるご祝儀を下さった方もいたようで、自分は受付は人任せにしてしまったので詳細は定かではないが、本当に有り難いことだと今心から感謝している。ありがたやありがたやである。

 その他、豪華なお祝いの花の鉢植えが届いたり、参加できなかった方からもお菓子類が届いたり、また当日は様々な食べ物、お酒の差し入れや増坊の老親へのお土産菓子なども頂いてしまい、もう本当に皆さんのお気持ちに感謝感激である。そのときはあまりに慌しくごった返していたのできちんと個々に御礼の言葉もできなかったことが悔やまれる。
 改めてこの場で厚く御礼致します。本当にお心遣い有難うございました。皆様に神のご加護を!

 さて、今回の総来客数である。出演者もスタッフもお手伝いの方も含めると総勢何と31名の方々が来られた。むろんのこと記録更新である。自分でもまさか無頼庵にこんなに人が入るとは思っていなかった。
 ウチの特色として、限りなく出演者と観客との敷居が低いのは毎度のことであり、今回も約半数はミュージシャンであった。本当はどなたにも最低1曲は唄ったり演奏してもらいたかったのだが、時間がなく申し訳なく思う。これからの方向性として、願わくばライブの最後や終演後は観客も出演者も全員で楽器もちよって、定番のスタンダード曲をセッションできたらと夢想している。向こうの映画ではよくあるではないか。自分が考えるヒルビリーのスタイル、ジプシースイングなどはそうしたものなのである。プロもアマも境がない、集まったみんなが楽しく乗りに乗って唄ったり踊ったり共演できればいちばん素晴らしい。今回はその萌芽が見られたが、それは懇親会の場であって、もう少しコンサート本番で始まっても自分としてはかまわないのである。

 その他思うことは、個人的には、準備と自らの当日の対応については深く悔いているところは多々ある。反省しきりである。が、とにもかくにも大盛況のうちに記念のオープンニングイベントは華やかに終わったわけで、これ以上あれこれ高望みしたらバチが当るであろう。願わくばまた次回、そして来年のまた今頃一周年記念のイベントがやれたらと早くも考えている。むろんそのときもまたバンジョー律五郎+誰かである。ただ、くだんの12弦ギターバンジョーはかなり外にも音が漏れるので次回はどうしたものかと考えている。冬場なら近所も窓閉めているので問題ないが、これから夏場だときっと隣家には響くかと危惧している。普通のバンジョーでは全く問題はないのだが・・・。そしてギターアンプを新しく手に入れるかきちんと調整しておくことだ。律さんごめんなさい。

 今回はオープニングと銘打っていながらまだあちこち本の山がいっぱいで「立ち入り禁止」のところも多くてきちんとブックカフェとしては全く機能していなかった。そのことも心よりお詫びして、次回までにはもっと片づけて真の「古本音楽ハウス」としてお客様を迎え入れたいと強く決心した。繰り返しになるが、自分は誰も拒まない。ミュージシャンが赦せばどんな無頼もかまわない。全てを受け入れていきたいと思っている。これが自分にとっての春一番なのである。

 とにもかくにも無事に大盛況のうちに終了した。2012年3月24日、来てくれた方々、残念ながら来れなかった方々、全てに深く感謝いたします。有難うございました。ぜひまたのご来場を心よりお待ちしています。

コメント

_ 井形大作 ― 2012/04/01 12時48分04秒

ちょっと遅いですが、オ-プニングイベント成功おめでとうございました!これからの企画にも注目しています!!

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