新年早々山梨へ2014年01月05日 10時10分38秒

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 新年も5日となった。母を連れて湯治目的で山梨へ行ってくる。明日早々には戻る予定。本格的新年の始動は明日月曜日から。


  新年初めての山梨県北杜市須玉の山奥、増富の湯での湯治行である。その報告と向こうで考えたことなどを少し。

 東京も昨日から冷え込んだらしいが向こうはさらにさすがに寒かった。標高千メートルの山中は暮れに降った雪が凍ったままかなり残っていた。まあ、今回はチェーンなしでも無事に行って帰ってこれたが、たぶん一度こちらでも本格的積雪でもあれば、山中は除雪も遅れるしチェーンなしでは走れなくなるから春が来るまで行けなくなる。そう考えて正月早々に親たちと行ってきたのだ。むろん寒い、問題多発の古民家に泊まってきた。

 山梨へは暮れの25日も親たちと行ってきたばかりであるが、そのときは増富までは時間的制約もあって行けなかった。もっと手前の明野のという韮崎に近い山村の公営温泉には入ってきた。別荘住人扱いで割安で入れたものの、そこは泉質はもう一つでやはり癌の治療には増富の湯に限ると、果たしてこの季節は道が通れるのか不安であったがその目的だけに出向いたのだ。むろん、車の荷台には向こうに移動させる雑誌類など満載してである。

 昨年ひょんなことから縁ができ、今自由に使えるようになった「古民家」は山梨県でも最北の北杜市須玉町にある。北杜市は清里とか小淵沢まで含むもう長野県に隣接した八ヶ岳山麓の町村がいくつも合併してできた平成の新しい市である。だから甲府や演算、勝沼よりもっと遠いし寒い。しかもその須玉でも古民家はインターのある平地からさらに山を登って行く山間の集落にある。

 その増富温泉峡は、また古民家からさらにまた山奥の、瑞牆湖という、東京でいえば奥多摩湖のような秋は紅葉の名所、観光地のまたさらに奥にある武田信玄の隠し秘湯とのことで、約20分、山道をさらに長野寄りに登って行かねばならない。そこの標高は千メートル、瑞牆山の山腹にある。だから冬は道も凍結しているし、雪は降ったらとけない。韮崎から定期バスも走ってはいるがかなりの覚悟で行かねばならない。

 しかしそこの湯は、前にも書いたが、かなりの効能がある。手元にある温泉の本では、昔、昭和28年の調査ではラドン含有量は世界一とのことで、温泉そのものの泉質としてはあの有名な東北の名湯玉川温泉より上ではないかと自分は考えている。まあ、果たして癌を含む末期的難病に本当にどれほど効果があるのか保証あるわけではないが、湯だけでも知る限りあれほど効きそうな湯は見たことも入ったこともないのものだから、せっかく近くにタダで泊まれる古民家を手に入れたの訳だし行かないと損なのである。元々「鉱泉」だから基本ぬるいけれどそれもまたいたしかたない。

 毎度のことながらウチを出るのにもたもたして、結局、韮崎のインターを出たの午後2時であった。それから弁当など買い物を慌ててして、古民家には寄らずに、重たい雑誌の山を積み込んだまま山道を車走らせその増富の湯についたのは3時過ぎであった。そして何とか3時半には湯に入れた。今の季節、営業は6時までとのことで、苦労して行ったのだからせめて2時間はゆっくり入っていたいではないか。

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