増税後の好景気?を考える2014年05月09日 22時18分12秒

★意外にも好景気は続いているが・・・        アクセスランキング: 118位

 先にも書いたかと思うが、このところ古本稼業は順調である。
 4月の消費税増税後、あれだけ買い溜め、買い置きに人心が燃えたから、当分の間消費は冷え込むと誰もが予想していた。むろん自分もだ。
 が、意外にもスーパーなどの小売業は堅調で、ほとんど落ち込みはないそうだ。ウチの近くの生鮮食料品を扱っているスーパーは土日など駐車場はいっぱいだし、ホームセンター的ドラッグストアも連日にぎわっている。
 むろん車や不動産などの高額商品は増税前の駆け込み需要で先行して売り上げを伸ばした分、落ち込みが顕著だそうだし、決して増税の影響はないとは言えないと思うが、小売業だけ見れば消費者の購買意欲は未だ落ちてはいないようだ。

 じっさい、古本稼業も3月から続伸していた注文が4月は落ちるかと思っていたらそのまま続いていて、先月末、今月前半と、増税前より注文は増え続けたままで当然収益も増えてきている。※といっても単価が安いので売り上げ増えたといってもたかが知れているので誤解なく。ただ、今までは日々の小遣い程度にしかならなかったアマゾンからの振り込みがこのところ溜まる程度にはなってきたということだ。このままこの好景気が続けば様々な支払いもずいぶん楽になるはず期待している。きっと増税前から欲しかった高額の真空管アンプも贖えるかと思う。

 今日は久々に注文が途絶え、Amazonマーケットプレイスから一件も受注メールがないが、このところ多い日は一日5件もあったりとその発送に追われてうれしい悲鳴を上げている。増税後なのにいったいどうしたことか訝しく思う。
 その理由を考えてみるに、増税前に火が付いた消費意欲というべきか、購買欲、買物熱は、一度燃え盛るとなかなか冷めないという心理もあるのかと思える。また、ウチでは、増税後も価格をまったく変えていないので、割安感のようなものもあるのかもしれない。
 ただ、一言でいえば、消費税増税という転機がある意味人の購買意欲を刺激し、そこに一部の企業でのベースアップなどもあったことで、さほど増税後も人心は冷え込まなかったということが大きいのではないか。
 3%の増税なんて、高額商品でなく日用品、食料品程度の買物ならベアアップの範囲内で収まるのであろう。つまり出るより入る金が多ければ人は相変わらず金を使うのだとわかる。
 ただ、それは、春から収入が増えた人の話であり、支給額が削られた人たち、年金生活者や生活保護世帯なとではこの増税がたかが3%ではなく重く大きく圧し掛かってきている。さらに他の支払い、様々な税金や介護保険料なども軒並み上がっている。ただ、今はまだ好景気に浮かれているので多くの人はその実感がわかないしよく実態が見えていないのではないか。
 また、今回の増税については便乗値上げ的まやかしが多々見られる。消費者はそのことにどれだけ気が付いているのだろうか。

 今体調が悪く長くパソコンに向かえないので続きは明日。

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