山梨から2015年08月11日 22時54分44秒

★今年はこちらも暑い              110位     

 また親たち連れて山梨に来ている。昨日の夕方着いて二泊三日の予定だ。

 昨年の夏はこちらは山里ゆえ来れば涼しい記憶があるのだが、今年は異常気象なのか東京多摩地方と大して変わりはない。まして途中の甲府盆地を通るのが蒸し暑くてうんざりする。

 まあ、人が少なくまず誰にも会わない静かな環境が好ましいわけだが、それもお盆休みの序盤に重なっていたためか、農協の直売センターや温泉用施設はどこも子供連れの人がいっぱいで、夏休みの時期は外して来るべきだったと少し悔やんだ。何しろ八ヶ岳山麓は夏場の観光客で成り立っていたのだ。

 前回、7月の頭に来た時はホントに暑かったが、ここは高原なので早ややや秋めいてきてススキの穂も出始めもう夏も終わりの感があった。
 が、植物の生命力は激しく、大して広くない敷地は雑草やつる草や勝手に生えてきたケヤキの苗などで鬱蒼としてしまい、今日は朝から草むしりに追われた。※多摩の自宅も時間なく、木々は鬱蒼とし庭もゴミ屋敷化しているのに、いくつも抱えてどう維持できると思ってたのだろうかと己の考えなさを自問しつつ。

 そして午後から行った増冨の湯も夏休みとあって、普段の平日はがらんとしている風呂の中は、子供連れた若い親たちでいっぱいで芋の子を洗うようであった。湯船に入っても込み合いすぎて足が思うように動かせない。
 それでも我慢して3時間は入ってきた。これも母の癌治療のためだ。

 じっさいのところ、今は丸山ワクチンしかやっていないし、それを続けてもまたしだいに少しづつでも癌の固まりが肥大し始めているのだから、後はできる治療といえば、ここ増冨のラジウム泉に浸かるしかないのだ。
 医師からは、手術はもうできなく、高齢ゆえ抗がん剤を使うのは癌部位に効果があっても体全体が衰弱するから勧められないと言われ、し若ければ他の方法もあったとしても母はもう処置なしなのである。
 ならば丸山ワクチンとここ増冨のラジウム温泉という民間療法に頼るしかない。そうしてだらだら生き続ければ、うまくすれば癌で苦しんで死ぬより先に自然死、老衰で穏やかに死ねるかもしれない。

 そのためにはもっとひんぱんに来るとか、親たちだけでもこちらに置いてということも考えたが、温泉までの移動の足がないことと、認知症の父も一緒だと母の負担が大きく治療よりも疲労とストレスで逆効果となる可能性もある。
 仕方なく時間つくって一泊二日だとあまりに慌ただしいので、このところ二泊三日で、完全に一日中こちらにいる日を一日作って来るようにしている。
 今はともかく暑く、来ても今年はあまり避暑にもならないが、もう少しすれば静かな過ごしやすい山里に戻ることであろう。

 本当は、読者の皆さんも招いて、向うで泊りがけで慰安の温泉ツアーでもやりたいと思っているのだが、今は室内も本でいっぱいで、中の整理が終わっていない。
 人を招き集めて何かできる状態にないというのが正直なところだ。9月も国会情勢もあり慌ただしいとは思うけれど、無理はせずにマメに母連れて来ては片付けを進め、願わくば今秋あまり寒くなる前には昨年のように古民家探訪ツアーを何としても企画したい。

 がんばりたい。 またお知らせします。

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