まさかこんなにあっけなく2016年09月08日 12時54分40秒

★人はこんなに簡単に死んでしまうのか

 あれからあちこちに電話してお知らせしたり、事前の今できるやるべきことをやって、ほんの少しベッドに横になった。缶ビール片手に。

 いくらかは寝たと思うが、今もまだ頭がフラフラして体も心もここにあらずという感じでいる。
 ずっと自問しているのは、もう少しうまいやり方、できることがあったのではないかということだ。みすみす我が手のうちで、母の命を旅立たせてしまった。
 何がいけなかったのか。何が原因だったのか。この間の我らのことを知っている多くの方々は一様に、よく頑張った、と我を誉めてくれる。が、ずっと何が死因となったのか、そしてもっとうまい対処の仕方があったのではないかと考え続けている。

 まあ、もう逝ってしまった者は戻らないし、後は、事後処理的面倒な雑事をいかにうまく終わらせるかしかないわけで、涙はいくらでも出てくるが、これからこそが大忙しになろう。
 優しい母はこれからもあの世で、我を見守り赦してくれるとは思うけれど、もっともっとできることがあったしできたはずだという思いは一生付いてまわろう。
 永さんは、奥さんを先に亡くされた後も、ずっと旅先から妻に宛ててハガキを送っていたときく。今その気持ちがすごくよくわかる。我は、母の遺骸にずっと謝り続けている。まさに遅きに失してだが。

 それにしてもこんなにあっけなく母を失うとは。その全責任は我にある。

コメント

_ 野良ぶた ― 2016/09/08 22時31分16秒

マスダさん、心よりお悔やみ申し上げます。
今は何を言っても耳に入らないかもしれませんが、これだけは言っておきたいです。
「全責任は我にある」――これって、絶対に違いますよ。マスダさんは精一杯介護をして世話をされたのです。ご母堂もあなたに感謝しつつ旅立たれたと思います。マスダさん、あなたは立派な息子ですよ。

_ サクラブルー ― 2016/09/09 05時04分54秒

今はただ静かに心からご冥福をお祈りします。お母様はここまであなた様のためにがんばってくださり、いよいよ時が整ったのを悟って旅立たれたのではないでしょうか。あなた様の愛の深さに頭を垂れるばかりです。

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