カジノの次はドラッグ、覚醒剤も解禁を!2016年12月03日 06時59分30秒

★金儲けのためならば人の命も厭やせぬ政権

 カジノ=合法賭博解禁に道を開く法案が間もなく成立しようとしている。審議時間はわずか6時間!
 今の自公政権はすべて数の力に驕り、いくら時間かけてしようが、そもそも与党が出す法案はすべて「成立ありき」前提なのだから、国会でじっくり審議しようとしまいと、野党がどれほど反対しようとも数の力=多数決で必ず強行採決、可決成立できる。議事録なんか必要ない。
 ならばもう審議するだけ時間の無駄であって、個々の法案ごとに議決だけ採れば良いだけと与党は考えているのだろう。元より野党の声に耳を傾ける気は毛頭ない。
 もうこれは議会制民主主義ではない。反対意見や少数意見はいっさい聞かず、度重なる選挙で大勝し「国民に信託された」政権は、成すことすべて全面委任されたと思い込んでいるのだ。
 数の多寡は関係なく個々の議案に反対する意見は常に必ず存在している。沖縄を見れば政府の方針に賛成同意している勢力の方が圧倒的に少ない。しかし、国会ではそれは一切反映されていかない。完全に無視されたままだ。そして内地では報道もほとんどされない。

 今の政治に危惧を抱く、違和感を強く持つ国民の真の声は国会に届かない。かつて公営ギャンブル廃止を公約に掲げた知事がいたことが懐かしい。今の政治は立憲主義が形骸化しただけでなく、人としての良識、従来の社会常識は完全に失われてしまったと痛感している。ああ金の世、金金金カネカネカネなのだ。

 では、いっそのこと、カジノの次は、大麻などのソフトドラッグも政府が管理したうえで、全面解禁したらどうだろうか。そして、さらにはヘロインなどの覚醒剤も自由に使用できる、昔どこそこの国にあったような「アヘン屈」をお台場とか大都市に作って誘致すれば、それ目当てにさらに観光客もジャンキーも増え観光立国として栄えるのではないか。むろん暴力団を排除して国家としてやるのである。

 覚醒剤なんてとんでもない。ダメ、絶対!と言うなかれ、金儲けのため、国家が潤うためならば、人の命なんてもはやどうでも良いのである。これは強制ではなく、個人の自由意志なのだから、タバコ同様、体には悪いことを承知で、「自己責任」で皆さんどしどしやってもらいたい。女房子供を見捨てて家を売って、会社の金を使い込み犯罪を犯してもお金をトコトン使い果たして下さいと。
 それで儲ける者が出て国家の財政が潤うならば、人命は知ったこっちゃない。すべては経済効果最優先なのだ。

 次の選挙では、「カジノの次は覚醒剤解禁!もっと金になる」 を公約に掲げて我も選挙に出ようかと考えている。今の世相なら当選できるかも。あっ、自民党公認でないとダメか。