イラクに見る、アメリカの戦争がもたらすもの2017年11月13日 23時41分09秒

相沢&ひづめ☆つかさ
★イラク通のシンガーソングライターと出会った日

 というわけで、11/12日の午後、青梅線河辺駅前のライブカフェ「W・サルーン」でのトーク&ライブイベント「遠きをたずね、足元を知る~争いに埋もれない唄とイラクの絵画~」へまず行ってきた。
 あのブッシュが3.11の同時多発テロ以後、一方的に仕掛けたイラク戦争の際に、人間の盾として現地イラクに滞在していたシンガー相沢恭行氏のトークと歌のイベントである。

 戦争が起きる前、フセインの独裁政権時代からのイラクを知る彼が、民族楽器で現地のうたも披露しつつ、彼のこれまでの「活動」を語り、持参したイラクのアーチストによる絵画も展示販売するという、いわば、唄うアラブの行商人という立ち位置の方であった。
 ただ、そうしたアートを売ることも含め、実際のインフラ整備だけでなく、人道支援としての物品販売、つまり現地の人々だけでなく人間には常にどんな大変なときでもアート、うたや芸術が必要だということを強く実感させる説得力が彼の話とうたには確かにあった。

 また一人非常にまじめな良いシンガーと出会えた。願わくば、また連絡とりあって、「共謀コンサート」とも連動させて、実際の戦争、それもアメリカが仕掛ける現代の戦争を「体験」した人として、戦争が何をもたらすのか、かけこみ亭その他でも大いに語り歌ってもらいたいと思う。その場をコーデュネートすることこそ我の役割だと任じて。