もう何事も溜めない、増やさない。2018年04月23日 17時27分01秒

★破綻した人生が破滅に至らぬよう、立て直していく。持ち堪えていく。

 父とのことや今後の我が人生のあり方、どう生活をしのいでいくかなど、あれこれ煩悶と憤懣とで頭がおかしくなりそうだった。いや、じっさいこのところずっとおかしくなっていた。
 落ち着いてブログも書けないし、けんあんのことは溜まる一方でこのまま何もできずに我が人生は破滅してしまうのかさすがに悩むばかりであった。
 ♪宵闇迫れば悩みははてなし、みだるる心に、映るは誰が影、とは、かの二村定一がうたった昭和の初めのヒット曲『君恋し』の冒頭であるが、まさに悩みは果てなし、であり、乱れる心であった。

 そんなで体調も悪く昨日は一日寝込んでいたが、今日は父もまだ不在ゆえ早朝の犬の散歩の後にまた寝直してたっぷり寝坊したので、ようやく立ち直った。
 そして今思うのは、ともかくもう何であれこれ以上溜めてはならないし増やさないことだ、と。そして何事も面倒に複雑に、大変にしていかないということに尽きる。
 昔から言うように、溜めて良いのはお金だけであって、どれほど蔵に富を蓄えようとあの世へは持っていけやしない。まして、我のようにガラクタ類で未整理のまま収拾つかなく身動きとれなくなってしまったのは愚の骨頂であり、これこそがまさに自縄自縛であった。
 もうだいぶ人生も残り少なくなってきたが、ようやく気がついた。全ての原因はモノが多すぎ気も多すぎたからだ。欲深いということに尽きる。
 ただ今さら突然断捨離などし始めたら今度はそれにまた気を取られて頭がおかしくなってしまうだろうから、そんなことに新たに取り組むよりも今はまずともかく何であれこれ以上増やさないし溜めないことから始めるしかない。
 そのうえでこのブログもフェイスブックも何であれ何事ももっと軽く向き合っていきたいと思う。

 まずこのブログも長々しく固く論文めいたことだと書くのも読むのも大変となるし、こらちもそれに時間とられて他のことが疎かにもなる。よって、これも溜めずにともかく日々短くとも中身がなくとも、近況程度でも毎日必ず書き継いでいくことにした。
 今までは書くからにはきちんと中身のあることを、独自の視点で、と、これでも常に心がけていたが、これからはもっと軽く、中途半端になろうとも短くとも溜めずに続けていくことにした。

 ということで、よっぽど体調悪いときやパソコンの前にいないという不測の場合以外は、これからは短くツィッター的になろうとも日々必ずマス坊の日常を書き記していく。

 ほんとうに人生を今さらだが立て直したい。立ち直りたいと心から願う。うんと若い時から自由を求めて自由に生きて来たはずなのに、今さらこの期に及んで不自由になるとはまさに本末転倒ではないか。
 先憂後楽という考え方があるのは知ってるが、それが正しいとは思わない。が、今のままだと先樂後憂となるのは必定なわけで、それではあの寓話のキリギリスそのものだ。
 あの例え話の如く、人はアリのように日々あくせくと働き続けねばならない、それが正しい生き方だとは思えない。ならば我は、冬が来てからのキリギリスがどう生き抜いていくためにあれこれもがき苦しんだが、それを実証して行かねばならない。