バカだと思ってバカにするな‼2018年11月16日 07時15分52秒

★ヒトを何だと思ってんだ、何もわからないからと思って。

 昨日まで、山梨へ一泊二日で行っていた。また父に関するトラブルが起きた。
 今回は、父自身のケガや病気、失態ではなくて、父を取り巻く側、行政の「暴走」であった。

 市の担当一職員が、勝手に、我ら親子に一切説明も連絡もないまま父の施設入所の手続きを決めて、そのように施設に連絡して父を自宅に帰れないよう「手配」していたのだ。
 知らされていないのは当事者親子だけだった。激高した。しかも諸機関、我の妹までも含めて、関わる者たち皆に、事案の親子は「承諾」済みとまで嘘をついて話を進めていたのだ。
 人権無視も甚だしい。腹わたが煮えくり返るとはこのことである。我ら親子だけ蚊帳の外にして、秘密裏に話を進めていた。ヒレツかつ卑怯の極みのやり口だと思った。
 で、何とか施設から父を「奪還」して、昨夜、当初の予定通りに帰宅させて、父に経緯を説明したところ、父が発した言葉が、この表題である。
 父曰く、「ひどいことするなあ、このままもう我が家に帰れなくするとは。まったく、ワシが何もわからないからと思って。バカだと思ってバカにしやがって!」である。
 
 そう、そのやり方が実に卑怯卑劣である。怒りのあまり事態を知り得てからこの数日気が昂ぶりほとんど眠れなかった。
 実は、父が戻った昨晩でさえもまだコーフンが続いていて熟睡できない。今朝も肉体は睡眠を求めているのに早く起きてしまった。この件をブログに書かない限りこの怒りはスッキリしないと思い、迷うところもあったが書き記すことにした。 

 その職員を告発してどうのこうのという気はない。こちらにも非はあったし、そもそも「問題案件」「観察事案」として要注意と目されていたのがいけなかったのだから。
 が、だからといって、我ら親子だけ蚊帳の外に置いて、その当事者抜きで、我ら父子の知らないところで話を進めていくやり方、しかも嘘までついたことは絶対に許さない。
 これは我が家の家庭内の問題であり、こちらは当人当事者なのである。それを抜きにして、九州の妹を巻き込んで、ケアマネ、施設にも、親子には伝えてある、彼らは承諾しているとまで嘘ついて、入所の手続きを秘密裏に進めていくとは、憤懣やるせない。こんな人権無視した非人道的な福祉があるだろうか。
 
 我が山梨にいた14日水曜の夜、九州大分の我の妹から携帯に電話がかかってきた。曰く、もうじいちゃん(父のこと)のことは、あんたに任せておけんから、市の人から電話が何度もかかってきたので、市の人と私(妹)とで話を進めていくことになった、と。
 ???であった。ショートで預けて来た父はもう帰宅させないで、そのまま今月内はまず今いる施設から戻さないことに決まったと言う。寝耳に水であった。
 今回のお泊りは、ややロングでお願いしてあったが、15日の木曜夕方までの予定で、ケアマネがプラン立てて、我も了承しそのスケジュールで我は山梨へ来て本の整理等仕事していたのだ。
 だから、翌日15日は昼にはそこを出て、自宅に帰って父の帰宅を待つ予定でいたのだ。ところがその予定は勝手に変更させられ、聴けば、このまま父はもう施設に「入所」となるのだとのこと。 
 つまり息子の虐待を見かねて市の職員が「保護」してのことだと状況がわかってきた。しかし、そんな勝手なことが、我に知らせず勝手に決められるのであろうか。
 妹も介護の仕事に就いているので詳しいから、市側はそう「できる」のだと言う。
 しかし、その息子である我には何も連絡がない。そうした事態が疑われるのならばまずは当事者、その子と父に聞き取るなり、「調査」をするのが手順ではないのか。その連絡は一切ない。
 先週一度だけ、その担当職員から電話があった。父のことについて相談したいのでこれからそちらに伺ってもいいかと突然言う。
 しかし我は夕方は本の発送やら、今自分の仕事に追われていて忙しいからいきなりそう告げられてもこちらも用事があるからと断った。来週、こちらから市役所に出向いてもいいので、予定が出たら連絡すると伝えた。

 そのときはそれで済んだと思っていた。で、当初は月曜夜から山梨へ行く予定でいたが、あれこれ雑事に追われたり体調ももう一つで、運ぶ荷物を車に詰め込んで火曜13日の夕刻から出発したのだった。
 その市の男には、父の件の話は山梨から戻ったら連絡すればいいや、と考えていた。
 そしたら、妹からの電話で、もう父は施設入所の方向で話が進んでいるから、もう家には帰宅させないことになっちょる、と告げられ仰天した。何も聞いていないし知らされていない。宅電にも我の携帯にもその旨、担当職員から留守電も一件も入っていない。
 妹から事態を知らされた後、ケアマネに電話した。彼の個人電話だったので夜でも幸い連絡とれた。訊けば、やはりそういうことになっていると言う、でも息子さんは知らされていないんですか!? おかしいな、市側はこちらから連絡すると言ってたから、私もそちらに連絡しなかったのだけど、とのことであった。
 そう、息子である我をあえて無視して、その市の男は、妹とケアマネと父が今いる施設と連絡とって、「保護」を理由に、このままずっと父を帰宅させないよう手配したことがわかってきた。

 むろん、先にも書いたことだが、今、長期入所の方向で話は進んでいて、その申請もケアマネがしていた。我も反対はしていない。しかし、それはもう少し先だと考えていたし、それが早まったにしろ、まずは当事者に連絡してそうなったことを承諾、了解をとってから動くのが筋であろうが。
 こちらは、父は15日に帰宅すると思い、その方向で山梨に来ていて、今月後半のスケジュールも決まっていたのである。それを一方的に破棄され変更され、連絡もなく、おそらく父も15日には帰れると思っていたはずなのに、もはや自宅には戻れない方向で決定されていたのだ。※書面上の家族のサインは妹にさせることで九州まで何度も電話したののだ。
 そう、我ら当事者だけが知らないところで話が進みそう決まっていたのだ。こんな勝手な話があるだろうか。父は呆けて何もわからないと判断してのことだろうし、息子に知らせると何か不都合あるとでも考えたのか。市にはそんな権限があるのか!これは 人権無視、人権侵害ではないのか。

 激高して我は、そのまま今父がいる介護施設に電話した。夜勤の男が出たので、なし崩し的に入所となったようたが、息子である我には何も話が知らされていないし了解していない。まずは当初の予定通り、明日15日木曜、帰宅させてくれと、担当者へ伝えるよう頼んだ。もし、市側の要請なので、帰せないと言うならばこちらから出向いて何が何でも父は連れ帰るから、と強い口調でその夜勤の男に我は伝えた。
 その晩は、この事態に気が昂ぶり怒りのあまりほとんど一睡もできないで朝を迎えた。こんなやり口は絶対に許させないと何度も誓った。
 福祉の名を借りた行政の横暴には断固戦っていく。絶対に屈しない。

 ※老犬トラさんが啼いて騒ぎ出したのでまた後ほど追記します。

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