検査の結果など「近況」報告2019年02月09日 23時59分52秒

★まずエコーでは異常なかったけれども

 この木金土、木曜午前は市内の診療所で、我は腹部の超音波検査(エコー)を受けたり、昨日金曜は、市役所からまた件の福祉課職員が黒塗りの公用車で課長まで伴ってウチに来て、父の施設入所を説得しに来たり、今日土曜は「大雪」警戒で備えに追われたりと、何か慌ただしくて落ち着いて拙ブログ更新もできなかった。
 まずは、検査結果も含めてあれこれお知らせしないとならない。

 それにしても、市の介護福祉課の輩は、このところ戦々恐々なのであろうと推測する。先だっての野田市の小学生女児が自宅で虐待?され死亡しているのが発見されその両親が逮捕された事件を受け、同様の可能性ある市内の問題事案、老人「虐待の恐れ」がある案件は、一日も早く被害者を「保護」して処理し終え枕を高くして眠りたいと御身の保身に余念がないようだ。
 直々に課長まで乗り出して来るとはいったいどういうことであろうか。下の職員任せではラチアカンと思ったのか。もう怒りはしないが呆れ果て応対に倦み疲れた。
 とにかく父自身が、自らこの家でまだ暮らしたいと強く改めて言い張ったので、彼らも諦めて首を振り振り何とかお引き取り願えたけれども。まったくやれやれ、である。

 さて、胆石の疑いがあるとして、まずエコー検査を受けるよう先だっての診察で医師から指示された我は、7日木曜の午前、ウチのかかりつけ病院の診療所で、その検査受けて来た。
 エコーとは、内視鏡とかとは違い、体の表面をヌルヌルのゼリーをつけたローラー状のものでなぞって、体内の様子を確認する「超音波検査」のことである。
 x線などに比べると極めて安全でその場で結果もすぐわかる。

 母が生きていたとき、腹部にできた癌の腫瘍の大きさを毎回確認するため、我も立ち会って、診察室のその場で担当の女医が、横になった母のお腹にそのローラーを当てている様子を何度も見てよく知っている。しかし自らも受けたのは今回初めてだったと気づいた。
 「息を吸って、停めて」という検査技師の言うがまま、お腹正面全体から側面、背中側からまで、ぬるぬるのゼリーを度々補充されつつ、そのローラー?を何度となく皮膚に押し付けられ、画像を撮られた。
 
 終えてから診察室でその「結果」をその日の当番医の医師から聞いた。彼が見る限り、というより、その検査技師の判断、考察なのだと思うが、特に異常は見られず今回は「問題なし」であった。
 しかし、実はその検査当日も、待合室で待っている間中、腹部のみぞおち部分が鈍く痛くなってきていて、その医師に検査は異常なしでも「今もここが痛い」ことを告げて示した。
 彼は、う~ん、ならば、胃カメラか、バリウムでも吞んでみるかと言い、その手配もしてくれそうだったが、我としてはこの診察所で今回のように専門ではない医師に漫然と診てもらっても時間の無駄だと思えてきた。やはり立川の本院である総合病院のほうで「消化器」で外来受け直して専門医にきちんと検査してもらおうと考えて、とりうえず「様子見ます」として帰宅した。

 エコーでは胆石はないことが判明した。しかし、現実のはなし、まだ正面向いたとき、右側のみぞおち辺りが始終ではないが、鈍い痛みが続くときがあるのである。医者に診てもらったわけだが全然治ったわけではない。
 胆石の恐れはまずは消えたわけだが、なんかスッキリしない、ちっとも嬉しくない気持ちで家に戻ってからあれこれ考えた。

 母の癌も、当初は半年以上、胃痛や痩せ衰えてきて不調は続いたのにその原因がちっともわからず、あちこちの医師にかかり、様々な検査を受け漢方の名医にも診てもらったが的外れで、肛門からの再度の内視鏡で、ようやく大腸に癌ができてることが発見されたのであった。もうそのときかなり進行が進んでいた。※それだけ肥大してきたので「発見」されたのだとも思える。
 異常がみつからないことは、原因・要因が一つ除外されただけで、治ったとか無事だというわけではないのである。何か必ず不調、不具合には別の要因、根本原因があるはずなのだ。

 そして自らの身体に改めてまず確認してみようと思った。いったいどういうときに痛くなるのかと。また、ネットや手持ちの医学書であれこれ同様の不調のケースを調べてみた。
 そして多少見えてきたことは、痛みは空腹時に多く発生することに気がつき、「空腹」と関係していると思えてきた。
 今回、エコー検査の前も、当日は少量の水は摂ってもいいが、珈琲なども含めて飲食禁止で臨んで、検査を待っている間にしだいにその腹部、胃の右側のみぞおち部が痛み出して来たのだった。
 そしてじっさい食べれば、その痛みはいちおう治まる。胃もたれのような、胃につかえる感じも時にはあるけれど。

 そしていろいろ自分で調べてみると、胃潰瘍とか十二指腸潰瘍の症状が一番近しいことに気がついた。特に、十二指腸潰瘍というのは、空腹時にみぞおちが痛み、深夜にも起きることがあるとどこにも記してある。
 そう、思えば我は近年胃が弱くなって、夏場でも冷たい飲み物はビールでも飲めなくなってきていて、基本、アルコールはお湯割り、もしくは常温でないと吞めなくなった。氷の入ったドリンクは水でも考えただけで拒絶したい。
 また、炭酸の飲み物、酸味料の入った飲料も飲むと胃の調子がすぐ悪くなることが多い。歳と共に胃弱になったと考えていたが、母の死と老父や動物たちの介護等、様々なストレスも関係してあの漱石先生を死に至らしめた胃潰瘍に我も患ったのかもしれない。
 
 まだ検査も診察も受けていないが、今月はコンサートが近づき、あれこれ忙しく慌ただしい月なので、まず今は様子見て無理せず自愛して、春になり少し時間できてあれこれ落ち着いたらば、そのときもまだ不調続くなら消化器専門の医師に診てもらい検査をしっかり受けることに決めた。まあ、急変したら慌てて診てもらうことにはなろうが。内視鏡でも胃カメラでもバリウムでも何であれ、どんと来いという思いだ。

 何とか元に戻したいと願う。しかし「元」っていつのことか、とも考える。人生は戻せないのだから、元気でどこも悪い所などなかった若い時には還れないわけだし、長く生きれば歳と共にあちこち不調が次々と起きてくる。
 そしてどこもかしこも不調が極まりおかしくなってきて、多臓器不全的に死んでいくのだ。
 ならば、そうした不調、不具合も「常のこと」として、当たり前のように受け容れていかねばならないのであろうか。一病息災ということばがある。一病ならばまだ良しとすべしか。

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