ブックカフェ 「無頼庵」日録～あなたと本と音楽を

★２／２３．女たちの「共謀」コンサート、大盛況のうちに終了！！

　前日の夜からさまざまな難題が次々発生した昨夜の共謀コンサート、終わってみれば、一夜明けた今、「終わり良ければすべて良し」という思いでいる。そう、あれこれ頭悩まし胃もいたくなったが、今は、全て小さなことだったと気づく。

　今回は、「女たち」とテーマを絞り、出演者も女性シンガー中心にお招きしたのでいろいろ難しい企画だと考えていた。事前に、当日は観客には、何故今回この企画を考えたかを我はどう語り説明しようかと迷っていた。
　でもほとんど何も語らずとも我の言葉による拙い説明など不要で、彼女たちが唄ってくれた「うた」がすべてを雄弁に語っていた。そう、「うた」だけがあれば良かったのだ。男である我の「言葉」などいらなかった。

　その報告を画像を交えて時間軸でアップしていきたい。

★ご参加の皆さん、お疲れさま、そしてありがとうございました！

　本当に良いコンサートとなった。お客様も満席となったし、しかも約半分は初めて来られた方ではなかったか。いつも同じ顔触れ、顔見知りの人でいっぱいとなることとその意味と価値が違う。
　この初めての出会いが、きっと新しい何かのきっかけになると信じるし、この場と彼女たち、これらの「うた」を知ってもらったことが、何より企画者として嬉しい。

　どんなに良いコンサートを成し終えても、常に何か必ずもやもやとした悔いのようなものが我には実はあった。それは観客の過少であり、お客様からの投げ銭「収益」の額の少なさ、それを演者への配分、また自らの進行や仕切りの失態などで、後で出られた方から苦情が来たこともあるし、結果として気まずい思いや疎遠になってしまったりで反芻しては鬱々としたりした。

　が、今回はすべてに満足がいく。お客様からは人数に比して過分の投げ銭を頂けた。出演者の変更など事前に心配していたことでさえも結果としてそれで良かったのだと今は思える。そう、これで良かったのだ。これで良いのだ。自信に繋がった。

　前夜は、深夜まで配布するプログラム、歌詞カードなどを印刷していてほとんど眠る時間がなかった。
　出演お願いした「井上オハナ」もケニー井上氏から夜遅く、実はKathieが風邪？で今体調悪く、もしかしたら行けないかもとご相談のメールが届いた。今さら代替の女性シンガーなどみつかるはずもない。無事回復をただ祈るしかなかった。そんなこんなで短時間浅い眠りでコンサートの日の朝を迎えた。晴れて暖かいがやたら風が強く吹いている。

　コンサートは夕刻からだから、いちおう配布するものはほぼ全部仕上げたのだから、午前中は寝坊もできるはずだった。が、あいにく父が在宅の日で、ショートステイに行ってもらうため、早朝から起きて父を起こして着替えさせ朝食を食べさせお泊りの荷物まとめて送り出さねばならなかった。
　その後は、短時間なら昼寝する時間はあったのだけど、また新たに届いた「みほこん」のレコ発ライブのフライヤーを印刷したり、やはり来られるのは無理と判明した「井上オハナ」の扱いをどうすべきか頭悩ました。
　さらにお手伝いに来てくれると連絡くれた女友達もメマイでダウン、行けなくなったと短いメールが届いた。※大慌てで、某映画イラストライターにメールしたら無理を押して駆けつけてくれたので、受付係の件は大いに助かったが。

　けっきょく、昨夜の数時間の睡眠で大荷物を抱えて３時半ごろ、家を出た。荷物だけでなく心も身体も重い。あれこれどうすべきか頭痛い。
　そしたら駅では、中央線は強風のため架線に何かがひっかかって運行中止と放送があり、我は青梅線だから立川には出られたが、復旧は１７時ごろなどと放送している。今回のコンサートは何と不運続きであることか。
　かけこみ亭のある谷保は南武線なので、問題なく動いていて、集合時間の４時には我も着けた。が、南武線沿線のミュージシャンは来られていたが、中央線は復旧しても電車は遅れていてなかなか全員集まらない。
　そんなで観客も来るのが送れるだろうから、開演を遅くすることにしたが、それでも１５分程度の遅れでコンサートは始められた。まあ、演者揃っての音出し確認は、告知通りに来られて入場されたお客様を前にしてとなってしまったが。