まず今日を無事に終わらせることから2019年03月20日 19時34分32秒

★また、私的なことを書かせてもらうと

 息をひそめてやりすごす、という表現がある。今の気持ちはそれとしか言いようがない。

 先の日曜、17日の日は、所用で国立へ昼から出かけて、みほこんとかけこみ亭で3/31に供えて練習や打ち合わせし、当日企画されていたライブも最後まで観て、何とか日付が変わる前に家にはへろへろで戻ってきた。出かけると常にかなり疲れることは記すまでもない。
 そして翌日は父不在をいいことに、昼間もひたすら眠って疲れを癒し、夕刻施設から戻って来た父の世話を再開した。
 昨日火曜は、その父の歯医者の予約が入っていて、昼前から立川まで車で連れて行き、我もまだ治療中の虫歯があったので親子で治療してもらった。といっても父は、入れ歯の月一の定期的メンテナンスに過ぎないが。

 父が家にいると、その介護と世話で、彼が起きているときは目が離せず基本、我は自分のことは何もできないことは繰り返し書いて来た。
 今日、水曜から父は二泊三日で、金曜日の夕刻まで、またショートステイに行く予定が入っていた。で、朝、父を起こして着替えさせ朝食を摂らせ、荷物まとめて10時頃迎えの車が来たので、何とか送りだした。
やれやれという気持ちであった。
 3/31の件の準備もだが、その先の5/5日のコンサートについても出演者たちに連絡しないとならないし、そのチラシも31日に間に合うよう作らないとならない。
 そうした連絡事項的雑務と、このブログで告知のためアップせねばならないことなども多々溜まってしまい、ともかく父のいない間に一気に進めていかねばと考えていた。

 が、まず今日は、かねてより女友達と、神田神保町の岩波ホールで洋画を観る約束があり、渡すものなどもあったので、夕方から出かける予定でいた。
 ところが、昼近く、父を預けてある介護施設の担当職員から電話がかかってきた。父が先ほど大量に吐いて今様子見だと言う。今は落ち着いて意識もあるけれど、もしまた体調に変化があったら連絡するとのこと。
 この数日、父は家でも便通がなく先の施設でも大便は出てなかったようで、そろそろ下剤飲まさねば食事が進まず面倒なことになると考えて、今朝がた我は下剤や便意を誘発する薬を飲ませた。そして朝食もしっかり無理無理に食べさせた。
 それがいけなかったのか、それともこの暖かい陽気で上せたのか、どうしたことか施設で全部吐いてしまったのだ。さて、どうしたものか。

 いちおう介護施設にいるわけで、向うも介護のプロたちに任せてあるわけだから、ともかく預けて彼らに任せるしかないわけだが、やはり父のことが気にかかる。
 もし熱が出てきたりすれば、病院に搬送されるだろうし、我も呼ばれて行かねばならぬ。都心に出てしまうと、そうした緊急連絡があったときすぐに戻れなくなる。まして映画を観ていたら、すぐ対応できない。
 あれこれ迷ったが、けっきょく女友達には父が体調崩したので今日出かけるのは難しくなったと伝えて予定をキャンセルにしてもらった。
 それで家にずっといるわけだが、やはり父のことが気になってどうにも心落ち着かない。

 夕方、施設に電話かけて、担当職員を呼び出し確認したところ、父はずっと部屋で昼食も摂らず安静にしていたとのことで、これから夕飯を食べさせてみるとのこと。それで無事に食事もできれば、一安心だが、どうなったことか。
 向うからは未だ何も連絡はないから、特に異変などなく過ごしているのだと思うしかないが、やはりあれこれ気にかかる。
 いっそ、車で迎えに行き、ウチへ連れ帰って我が面倒みようかとも考えもしたが、となると、大人しく寝かせていても、深夜も様子伺いに我は起きねばならず、この数日はその看護だけで潰れてしまう。何もできないことは明白だ。

 昔の我なら、こんなときでも父のことはほったらかしにして映画に行ったり、父のことは思い煩わず自らのことに専念できたと思うが、父も歳も歳だし、母亡きあとこの親子しかいないわけで、全ては父優先でやっていくしかない。
 それに前にも記したと思うが、近年、九星気学という易学に我は一目置いていて、信奉しないまでもやはりその月日の「運勢」については常に関心を払いカレンダーに日々記している。

 実は、今月は、我の星は一年のうちでバイオリズムが下がる大凶の月であることと、さらに昨日、今日と、事故やトラブルなど予期せぬ不運なことが起こる可能性が高い日、「日破」が続いて気にはしていたのだ。「暗剣殺」ではなかったが。
 迷信だと嗤うなかれ。後で確認したことだが、母の死んだ日も愛犬ブラが逝った日も「暗剣殺」で、我にとって良くないことが起こるのは不思議にそうした日なのである。
 カレンダーでその日だとわかっていたから、やはり今日は出かけずにいたほうが良いと決断したのだ。


 今、父のいる介護施設に夕飯後の確認のために電話したら幸い父の体調は落ち着いていて、夕食も半分量はしっかり食べてその後も異常はないとのこと。昼間は何度か吐いたとのことだが、熱もなくノロウィルスではないようなので、異変あらば深夜でも電話するということなので、ともかくもう施設を信頼してお任せするしかない。
 ただ、この件が、後から思うと何かその後のきっかけ、先ぶれであったとなるかもしれず、原因が不明なだけしばらくはよく注意して様子見なければと心する。
 ともあれ、まずは今月末31日開催の、みほこんのレコ発コンサートまでの間、入院などに至ることなく、問題なく無事デイサービスやショートステイに父が通ってくれることを願うだけだ。

 あと数時間で「日破」の今日も終わる。今日がともかく無事終わればひとまず今回の危機は過ぎ去ったことにして、父のことは明後日の帰宅予定日まで考えずともかくやるべきことを少しでも進めていこう。
 これから日付が過ぎた過去の分を書き足していく。後からのアップ、公開となるが、このブログに載せようとしていたこと、情報や画像をフェイスブックも含めていろいろアップしていく。お手数だが、過去に遡ってご確認頂ければ幸甚だ。