超大型連休の5/5日は、ぜひ谷保のかけこみ亭「共謀」フォークジャンボリーへ2019年04月28日 21時57分50秒

★また、次があると思うなかれ

 前代未聞の10連休のゴールデンウィークが始まった。皆さんいかがお過ごしであろうか。
 この機会に、家族で海外旅行へ、という豊かで恵まれた御仁もいるかもしれないが、拙ブログの読み手の方は、失礼だが、おそらく大方通常通り、もしくは特に予定もなくこの長い休みを持て余しているかもしれない。
 まあ、日ごろお忙しい方にとっては、自宅で身体を休める良い機会かと思うが、いろいろ公共機関や病院なども休みとなるので存外不便な「休暇」であろう。
 その我は、幸いのことに父は休みなく通常通りに施設に適宜行ってもらえるので、問題の5/5日も、父のことに煩わされずコンサートに専念できるのは有り難い。翌日の夕方まで施設に預かってもらえるので。

 さておき、何故か街には、オメデタイ気分というか、祝賀ムードが何となく漂っている。テレビも平成回顧の特番ばかりで、明後日4/30日、平成最後の日には、20世紀から21世紀に変わった、1999年の大晦日の二千年代の始まりの時みたいに、何かカウントダウンの催しでもあるのであろうか。それで何で国民は喜び騒ぐのか。
 元号制度に特に異論はない我ではあるが、きわめて不満抱く賛同できない不気味な新元号「令和」への移行が、特に目出たいとも有難いともちっとも思えない。が、日本人は常にお祭り騒ぎが好きで、それに便乗しないと「遅れてる」、取り残された気がする横並びの国民性だから、何だかわからないけど政府主催ゆえお祝いせねば、とコーフン気味なのであろう。バカバカしいというしかない。そしてそれが安倍政権への高支持率へ繋がるのか?

 ともあれ、その長いお休み、もしお時間ある方は、終わり近くの5/5日の子どもの日、谷保の駅前のかけこみ亭で開催される、我マスダが企画進行担当「かけこみ共謀フォークジャンボリー」へ、ぜひぜひ足をはこんで頂きたい。
 基本的に、チャージは「投げ銭制」で、つまり入場料は強制されないコンサートで、超豪華なメンバーが総勢10数組も次々と登場する、いわば、かけこみ亭版「春一番コンサート」が開催される。

 2017年春に、「共謀罪」が強行的に成立してから、我は音楽仲間たちと「共謀」して、護憲と反戦平和のための歌い手たちによる「共謀」コンサートを定期的に企画・開催して来た。
 その第1回目の2017年8月11日、メインに李政美+矢野敏弘を迎えて以後、中川五郎、ながいよう、よしだよしこ、なにわのてつ、ケニー井上他豪華シンガーたちをお招きして回を重ね、番外編も含めれば「共謀」コンサートは間もなく10回目近くとなる。
 今回は、おもむきを変えて、あえてそうした世に知られたベテランシンガーたちは抜きにして、我が認める実力派、異能ミュージシャン、本格派シンガーたち中心で、日中からのロングコンサートを企画してみた。開演は午後3時ジャストで始める。
 おりしも大阪では、風太の春一番が開催中であることだし、倣って我もここ東京多摩地域でもそうした多彩かつ多様なシンガーたちが勢揃いするフォークコンサートを考えてみたという次第だ。そう、我は春一出入り禁止の身であることだし。これはリベンジでもある。

 我自身は、歌い手には身分的な上下のランクなどないと考えるし、有名無名は問わず真に良いシンガー、確かなうたを唄うシンガーしか関心はなく、そうでなければ自分が企画するコンサートに招聘はしない。
 この「共謀」コンサートは、これまでも巧い下手とか関係なく、コンサートの趣旨と同じ思いを持つ、この時代をうたい映し出す、確かなうたを唄う良いシンガーたちだけを出演お願いして来た。そこに上下関係は存在しない。
 ただ、そうは言っても、やはり音楽活動歴の長い、世に知られた名のある年長のシンガーはどうしてもメインに据えねば失礼にあたるし、観客も当然、その方たちをお目当てに来られることになる。
 そしていきおい他のシンガーは前座的扱いの出順となってしまう。それは仕方ないことだが、コンサート自体のコンセプトを考えれば流れに常に制約ができる。回を重ねるうちにコンサートの本来の趣旨からすればそれは不自由な気がしてきた。

 それで今回は、これまでこのコンサートにご参加頂いた皆さんに、全員同列同等として、オムニバス盤のレコードのように持ち時間も等しく順不同で出て頂こうと考えた。
 ただコンサートの流れとして、勝手ながらトリ、ラストの出番は誰とするかとかはこちらに決めさせてもらうことにした。他は、全体の流れと彩りとご当人の希望を優先して、前座とかメインとか抜きで順不同で出てもらうつもりでいる。
 また、長いコンサートのため、前半、後半と午後6時を境に、二部構成としたが、前半にだけ出られるシンガーは、後半に来られた観客は観る機会がないわけで、それもまた不公平となろうか。
 で、ならば本人の意向と確認のうえ、全員ではないけれど、持ち時間を二分割して一部と二部に二回に分けて出て頂くシンガーもアリとしてみた。※おおまかな出番順のプログラムは、別の回で発表します。

 我としては、観客には、終日のんびり腰据えて、最初からラストまで全員の全ステージをご覧頂きたいと願うが、そうなると6時間ともなるわけで、やはり気楽かつ気軽に、出たり入ったり、短時間でもご来場いただくのでも構わない。
 ともあれ、素晴らしいシンガーが一堂に会するかつてない機会であり、ぜひぜひ最初から最後まで、次はどんな歌い手が出るのかと楽しみにご参加頂ければと心から願う。フォークジャンボリーとは、そもそもそうしたものなのだから。絶対に飽きさせないと確約する。お笑い系からシミジミ本格派、さらにはノリノリのロックバンドまで多種多彩な素晴らしい顔ぶれをお招きした。

 たぶん、こうしたメンバーでの集いはもう二度とできないし、我も関われるかわからない。自分としては、興行的に大失敗に終わった2010年の「両国フォークロアセンター40周年コンサート」以来の大人数ビッグイベントである。
 願わくば出演者の数以上何倍もの観客が来られることを切に祈る。観客が少なければ、出演者それぞれの交通費も出ない。いくらコンサートの趣旨に賛同の上で、といっても一日拘束されて、ロハではあまりに情けないではないか。我としても心苦しい。
 五月雨式でもともかくお客様も入れ替わり立ち代わり次々と一人でも多くご参加願いたい。

 強権極悪私利私欲の安倍政権を何としてもこの夏の参院選で退陣に追い込むためにも、護憲と反戦平和のための「かけこみ亭」共謀コンサート、どうか成功盛況に向けて、ご参加ご協力お願いいたしたい。

 あと一週間切った。実はいろいろあって体調も状況も私的には多事多難でただ無事で当日を迎えられることをただ祈るだけだ。