みほこんと太田三造の「共謀」ライブが5/19日、東中野じみへんで。2019年05月16日 17時01分09秒

みほこん自作のフライヤー転載
★魂の一番深い所に響くうた、を。

 日本のフォークソングならずとも、ずっと考え続けていることがある。いったい歌とは何かということだ。
 むろん、商業的にヒットして、売れて皆に聴かれ唄われるうたも多々ある。多くの人はそれがうただと思っているだろう。いわゆるときどきの代の流行歌、ヒットソングである。
 しかし、本当のうたとは、そんな軽い上っ面のものではなく、もっと深い「魂」の部分から出て、他者の魂へ届くものではないか。
 ソウル、という音楽ジャンルがあるが、ブルースにしろジャズにしろ、元々は、そうした人それぞれの悩み、怒り、苦しみ、そして嘆きや怒りが、ごく自然に口から出てメロディを伴い、やがては「うた」として形になって、それを聞いた人々の心に届き、唄い継がれるようになっていく。それが「うた」なんだと我は考える。むろん楽しいことも喜びもまた。

 今回、みほこんと出られる太田さんは、若く見えるが60年代末から音楽活動を始めて、中津川フォークジャンボリーにもリアルタイムで参加された長い長い音楽歴を持つ。
 そして全国各地をギター抱えて放浪し、各地で様々な人と出会い、三里塚や西成区あいりん地区、釜ヶ崎などにも身を置き、そこでの事件や出来事を見聞きし、それらをうたとして語り歌ってきた。
 だから彼の唄声は、とてつもなく深く重く、聴き手の心に突き刺さるように響く。ギターも唄のスタイルも昔ながらのそれで、我はかつてはこうしたシンガーは各地にいたと記憶するが、もう現存している人は彼以外知らない。
 非礼を承知で記せば、ある意味、フォークソングの希少絶滅種であり、無形文化財、国の認めない人間国宝である。※ちなみにその1号は、高田渡、2号は、さこ大介、そして3号目が彼だ。
 
 そんな彼と奇縁あって知り合い、かれこれ10年以上過ぎた。彼は常に若々しくフットワーク軽い人だから、いつしかあたかも同世代の友人のごとく、気軽に気安く扱い付き合ってきてしまった。
 しかし、じっさいは真に凄いうたを数多く知り内面に持ち、それをしつかり歌うことのできる稀有な唯一無比のシンガーであった。
 そんな彼の真の実力、深い歌の世界に惹かれて、今回はみほこんが、彼を東中野のじみへんでライブで「共演」の場を持ちかけてくれた。有難い機会だ。そう、本来は積年の恩義ある我こそがもっともっと彼をしっかりブッキングしなければならなかったのだ。

 このところ自分の非情さ、薄情さに今さらながら気づき情けなく思う我だが、太田さんとみほこんという、我にとってとても大切な、常々お世話になっている方々のジョイント=「共謀」ライブである。何をさておき駆けつけ応援せねばと思う次第だ。
 この機会に一人でも多くこの二人の魂の歌声を聴き知ってほしい。

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