まずはこの夏を無事に乗り切ること、だ。2019年08月05日 05時59分17秒

★災害級の暑い八月に

 八月に入った。また当ブログ、更新できず間が空いてしまい申し訳ない。ご心配おかけしたかも。

 梅雨明けの前後から晴れ間の時間帯と共に気温が連日上昇し続けて、八月に入ってからは、連日真夏日と熱帯夜が続いている。
 平年より一か月も異常に寒く長い梅雨が続いていたから、令和元年の夏は、冷夏かと案じたが、やはり真夏の暑さがきちんと戻ってきた。それ自体は悪いことではない。
 暑さに慣れていなかったということもあるが、連日、熱中症で死亡する人が増え続けて、ニュースでは災害級の暑さに警戒を、と呼びかけている。
 じっさい、何もしてなくても蒸し風呂の中にいるかのごとく、汗が噴き出して来る。電気代のことも心配だが、ともかく今は冷房入れてこの猛暑を乗り切るしかない。

 そう、今これを記している、デスクトップのパソコンがある小部屋はエアコンつけっぱなしにしていても南東の窓からの陽射しの強さでちっとも涼しくならない。
 そもそもこの部屋にはクーラーはなく、隣室にある天井に設置してある空調から余熱ならぬ予冷を入れて何とか涼をとってしのいでいる。
 だが、パソコン自体、常に熱をもつマシンだから、八月になって猛暑が続くようになってからは、長時間のパソコン使用は、おっかなくて控えざる得なかった。それもあってブログ更新できなかった。

 数年前の九月頭、愛用していた富士通のデスクトップパソコンが、エアコンのない部屋で汗かきながら使っていたら突然クラッシュした。修復に苦悶したことがある。立川の修理専門店に出して復旧したがかなり金もかかった。
 九月とはいえ残暑が戻って来ていて外気温は30度半ばあった頃だった。なのに冷房のない暑い室内で、常に発熱する機械を使い続ければそれは壊れるのも当然だった。
 その教訓から、この猛暑、パソコンを使うのもできるだけまだ涼しい早朝などの時間帯や、こまめに電源を切ってマシン本体が熱くならないよう常に留意している。

 それに加えて・・・拙宅は構造上、道路に面した南側の部分と裏側、北にある部分とに分かれている。それは時間おいて二度に分けて建てたことによる。以前にも報告したと思うが、まず、裏側に新建材で八畳ほどの板の間の上下1DKの二階建てを建て、後から表側に建っていた古い家屋をリフォームかつ増築して表と裏を「合体」したのだ。それは、どこかに引っ越しせずに住みながら「増改築」するための苦肉の策であった。当然エアコンも各部屋に設置してもらった。
 しかし、裏側の「新館」部分には、エアコンは一階にしかない。それは父母たちの寝室だった部屋で、今もその部屋に電動ベッドを入れて父の寝室にしている。
 息子である我は、その上、二階が、寝室兼プライベートルームであった。が、その部屋には、エアコンが付いていない。数年前の夏にパソコンが暑さでクラッシュしたのもその部屋でのことだ。
 しかし、父の寝ている部屋のパナソニック社製のエアコンが、昨年の夏は使えたのに、いつしか壊れて寒くなってからは、暖房のスイッチ入れても起動しなくなってしまった。仕方なく去年の冬は、暖房は、オイルで部屋の空気じたいを温めるデロンギのそれで何とかしのいだ。しかし夏が来たらどうするか、だ。エアコンは毀れて動かないのだ。

 今年の夏は幸いずっと梅雨寒で冷房の必要がなく、七月末までは、父もその裏の新館で暮らせていた。しかし、やはり梅雨明け後の猛暑となると、エアコンの修理代も、新たに新機種を取り付ける金もない。悩んだあげく表側の玄関脇の小部屋に簡易ベッドを入れて、父を夏の間はそこで寝かせることにしたと先に報告したのだった。※その小部屋は母が死ぬ日まで暮らした部屋で、電動ベッドをレンタルでいれて死に臨む母を我が介護したのだ。そこには最新のエアコンがある。
 しかし、その部屋を片付けるため、友人を招き、かなり慌て急いでそこにあった古本古雑誌の山を山梨へ運んだりしたから我は足底を痛めたのだ。
 さらにこの連日の猛暑。昨年の夏は、その裏側のエアコンのない部屋でも我は、扇風機つけて涼をとりその自室のベッドで汗まみれになりながら眠っていた。
 しかし、今年の夏は、あまりの熱さにいくつ小型扇風機を回してもただ生暖かい風が吹き付けるだけでちっとも涼しくなく、その部屋で眠るのは断念した。いまは、表側の、エアコンのある大広間・無頼庵の部屋のソファーで一昨日から眠っている。エアコンのおかげで身体は伸ばせなくても久しぶりにに深く眠れた。

 そんなで今、災害級の猛暑と言われる夏。ブログやフェイスブックで書きたいことやお知らせしたいことも多々あるが、今はともかくまだこの夏を無事に乗り切る事から、だという思いでいる。
 父も介護保険利用限度額いっぱいに、ショートステイやデイサービスに預けるようスケジュール組んだし、そんなで暑さを鑑みつつパソコン作業に向き合うしかない。
 思えば、もう八月であり、梅雨が一か月も長かったのだから、既に夏は半分終わっている。お盆休みがあければ、晩夏となり秋めいて来るのではないか。

 子猫たちをどう「始末」するか、あれこれ考えねばならない「人生の本質」ではない部分が今はまたさらに肥大してしまった。じんせいをもっとシンプルに、すっきりと、とスローガンのように自ら言い聞かせているが、現実は、ますます増えて停滞するばかりで、どこにもまだ逃げ道も出口も見えてこない。
 しかし、とにもかくにもまずは命にかかわる暑いこの夏を乗り切って、涼しく快適な秋を喜びをもって迎えたいとただ望む。
 世界は変わらないし、どんどんさらに悪くなって行くようにも思えるが、楽しいことを思い、良いことに目を向けて「暗澹」や「絶望」にとらわれずともかく生きていくしかない。
 誰にとっても大変な人生だが、そもそも大変じゃない人生などないし、まだ死なずに生きているだけで「有難い」のだから。がんばりましょう!