明日、東中野「じみへん」で、マス坊、ライブの前座つとめます。2019年11月19日 23時14分40秒

★午後7時半ごろから、投げ銭制。

 人生は何一つ自分では選べない、とつくづく思う。思い通りになる事なんてほとんどない。それが、半世紀以上物心ついて生きて来た実感だ。
 ただ、そのときどき、与えられた場があり、それにどう臨むかだけなのである。そう、ことにおいて常に「試されて」いるのである。

 先の日曜午後、国立へ出て、辻つじ反戦流しに遅れて参加し、その後にかけこみ亭で、太田さんとカンタンなライブの打ち合わせ、音出しをやった。
 それから即、御茶ノ水まで出て、女友達に会い我が漬けた野沢菜とか渡すもの渡して、帰宅したのだが、漬物他の荷物が多すぎともかく重くて腰痛が悪化して今も長く座っていられない。
 おまけに激しい咳もまだ続いていて、果たして明日無事歌えるか甚だこころ元ない。今も不安でいっぱいだ。仕方なく液体咳止めを買ってきた。あの中島らもの命を奪ったドリンク剤である。いまは、それで咳は収まっている。

 しかし、調子悪いからといって、中止できる話でもないし、そんな個人的都合は、決まってしまった事には一切関係ない。後は当日、どれだけ失態なく精一杯少しでも思い通りにうたえるかどうかだけだ。
 自分のことだからまた必ず失敗はするだろう。しかし、こんな我にもお声がかかって、その場が与えられたのだから、できるだけのことはしたいと心底思う。

 そう、良くも悪くもたかがフォークソングなのである。誰でも唄える、大衆のうたなのだ。が、フォークといってもみんなが知っている歌ではない。自分だけの特別なフォークソング、その歌があり、せっかくの場だからそれを唄うつもりでいる。
 それが伝わるかどうかわからない。だいいちお客来るかもわからない。ただ、こんな歌があり、それを歌っていた人がいたことを語りたい。それこそが自分にとってのうたなのだから。

 精いっぱいできることをやる。どんな結果であれ、ここからスタートなのだ。自分のうた活動はここから始まるのだから。もう何も怖れない。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://masdart.asablo.jp/blog/2019/11/19/9179041/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。