さあ、2月。春はそこまで2020年02月01日 07時57分41秒

★弱気の虫と自己否認を乗り越えて

 というわけで、今年一年間、毎月開催していく「月刊・共謀」コンサートのまず初回、一回目は終わった。
 そしてのんびり息つく間もなく今月末の第二回目へと駒を進めなくてはならない。終わったことをあれこれ悔やんだり思い返している暇はないわけだが、どんな様子であったか、誰がどのように出たかぐらいはきちんと記録しておかねばならないだろう。
 それで、出演された方々の画像は各自最低一枚づつは載せて拙ブログで「報告」をし終えた。ついでにそこに短いコメントもつけてと思い、書きだすと我のことだからついついまた長くなり余計なことまで書いてしまう。
 そんなで終わってから一週間近くかかってしまった。むろん父の在宅時の介護の傍らだからちまちましか進められない。
 そしてその作業や関係者とメール連絡しながら自問もしてしまう。いったい俺は何をやっているのかと。

 自分がやっていることが正義だとは思わないが、多少は意義ある、価値あることだという思いはある。それに関わったことで、誰かが喜び、少しでも何かの役に立てばまさに幸甚である。※いや、それ以前に、コンサートを企画することは面白く、好きな音楽で、好きな人たちと一緒に何かやれることはとてつもなく素晴らしいことだ。

 でも逆に、結果として誰かに面倒かけたり心配させたり、時に怒らせ不快な思いにさせたりもするのならば、それはすべきことだったか、という自問が常に湧いて来る。
 我は躁鬱気質ではないと思うけれど、モノゴトがうまく進み高揚しているときは、やって良かった!!と思うけれど、それが一たび失敗すると、やはりダメだったか、自分の責において失敗に至ったと鬱々と自問する。
 そうした弱気の虫、つまり自己否定というか、何やってもダメだと否認の気分と、いや、そんなことはない、と自ら叱咤して頑張ろう!、頑張らねば、という気分とが振り子のように振幅をもって常に揺れ動いている。
 そうした「弱気の虫」が前面に出て、つい書いてしまったブログの回も多々あるし、自らを励ますがためにもあえて虚勢をはったように、「前向き」のときもまた多いかと思う。

 まあ、我のダメはダメとして、背が低いとかと同じように、先天的なものなのだから、それを踏まえてうまくその条件下でやっていくしかない。例えば、背が低い者が、高い枝にある柿の実がとれないからといって嘆き落ちこむのは無意味なわけで、何か方法を考えるか低い枝にある別の実を捜すしかない。ときには背の高い人が通りかかったら頼んで採ってもらうことだってできるかもしれない。

 そう、自分一人で何もかもやれなくたって仕方ないのである。時に誰かに頼ったり、お任せしたりもできるかもしれないし、結果としてできずに失敗してもまたそれはそれで全ての「現実」なのだから受け容れるしかない。

 こうした画像や映像の記録もできる範囲でやって、ときに失敗したりしてもそれはそれで仕方ない。完璧にやろうと考えると苦しくタイヘンになるし、うまくいかないとまた自分を責めてしまう。
 いちばん肝心なことは、そうした我の「気分」の良し悪しではなくて、いかに公的・世間的に呼びかけて始めたこの毎月開催のコンサートが無事に滞る事なく、今年一年開催し続けられるかだ。
 ならば、あれこれ事前も事後もあれこれ思いも事後処理にも囚われることなく、できるだけシンプルに簡便にいかに粛々とやっていけるか、だけだ。

 我は何でもタイヘンに、面倒に考えてじっさい結果的に何でもそういう風にしてしまう傾向、性格であって、前からぼけまる氏をはじめ多くの友人たちから指摘されご心配おかけしてきた。
 できるだけ考えないというわけにはいかないと思うが、あれこれ考えずに、昔流行った言葉を使えば、「書を捨て街に出よう」という気分でやっていかねばならない。それこそが人生の処方であろう。何でもまず動いてみて、あれこれ「考える」のはその後にしていくことだ。
 まあ、一つだけ問題は、我の職掌が、その「書」に関わる事だということだけだが。

 ともかく、一週間があっという間のように、一か月もあっという間に終わる。今日から2月。ならば、一年だってあっという間だろう。
 その一年間の中で、どれだけ最良のことが我はできるかだ。

 今朝も晴れた。まだ朝晩はかなり冷え込むが、今年は暖冬、次回、二回目の「月刊・共謀」コンサート開催日の頃には、もう春本番となっていることだろう。
 春はもうすぐそこまで来ている。そう信じて、良い季節に向けて焦らず諦めずに歩を進めていく。
 まだここで終わるわけにはいかない。

谷保かけこみ亭の「ぼけまる」死す!(予定)2020年02月02日 09時18分29秒

ぼけまるの双子の弟、お名前は幸二さんだとか
★生前葬は、8月9日

 かけこみ亭の名物店主・ぼけまる氏が死んだ。いや、死ぬことになった。いや、いや、死ぬことになっているのは、誰もが同じであるが・・・、ともかくこの夏、葬式が執り行われることとなった。
 そのお知らせが届いたので、載せておく。

★‪2020年8月9日(日)‬ ‪13時‬スタート♪♪♪
★くにたち市民芸術小ホール地下スタジオ
★『~~ぼけまる の こんさ~と(その22)~~ 生前葬大会‼』
★¥香典
★内容:いろんな有人・知人がっ、「ぼけまる」との「出会い」や「想い出」を語ったり、、「うた」(←←なるべく、ぼけまる作品を♪)を歌ったり、パフォーマンスしたりします。なるべく喪服、黒い服での来場を死者は希望しているようです。

 ※なお、当日は、ご本人は死んでしまったので、彼と瓜二つの、生き別れていた双子の弟が来られて司会進行役をつとめるとのことだ。

 我は、その「弟」が香典を持ち逃げして沖縄かどこかに逃亡しないよう、監視するためにも何はさておき参加する覚悟でいる。涙涙・・・

 さて、喪服はどこにしまったか、この夏はまたまた忙しくなった。
 何ははともあれ、あの人もついに死んでしまうのか、という深い感慨がわく。間違いなく地獄に堕ちると思うので、さぞや閻魔大王も手を焼かれることであろう。
 ※画像は、その双子の弟。よく似てるがぼけまる氏とは別人だそうだ。

太田三造ライブ@国分寺giee のお知らせとお誘い、3/1です。2020年02月03日 15時49分01秒

★太田三造が国分寺ギ―に初登場!マスダも進行役と前座でちょこっと出る予定。

 わりと直近のお知らせで申し訳ない。国分寺にあるライブカフェ・giee(ギー)にて、太田三造のライブが来月冒頭3/1日(日)に開催決定しました。
 正月明けから水面下でお話は進んでいたのだが、彼のマネージャー役のマスダの諸事情、不手際できちんと発表告知が遅れてしまい、やっと今頃になって、ここにお知らせ致す次第。太田さんご本人も含めて関係者方にただただ申し訳なくゴメンナサイ!!!

 太田三造をメインに据えて、他にもう一人ゲスト的に出演される方を予定している。我マス坊も進行役として臆面なくも出る予定でおります。チャージは¥1500.(予定)。
 
 開始時間など詳細は、後ほどまた告知しますが、どうか一人でも多くの観客が来られることを心から願っております。

 ただ、その前日の2月末日の土曜日には、かけこみ亭で、「月刊・共謀」コンサート2月の回が開催される。そんなで我をはじめ何だか皆が慌ただしい感じがしている。が、それはそれとして、どうかこちらも盛況となるよう、今、心からお願いと呼びかけをしておきます。

3/1,太田三造ライブ@国分寺giee ・追記2020年02月04日 14時22分03秒

★山口敦子共演参加決定! ~詳細出ました。

 3月1日、国分寺のgiee(ギー)での、太田三造の初主演コンサートに、山口敦子(ギター・マンドリン)の参加共演が決まりました。

 以下当日の詳細です。

 ・日時 2020年3月1日(日) オープン18:30/スタート19:00

 ・チャージ ¥1500+ワンドリンク等

 ・出演 前座・進行役 マスダ昭哲 12ホールズハーモニカ
               山口敦子 ギター・マンドリン
               太田三造 ギター・バンジョー

 ・会場 ライブカフェ 国分寺 giee(ギー) 
  東京都 国分寺市本町2-3-9 三幸ビルB1 ℡ 042-326-0770
  最寄り駅 JR国分寺駅
 ・道順
 駅からの道順:
 国分寺駅北口を出て右手横断歩道渡り右折→そば屋左折→「大学通り」直進→右手「タイガー亭」の向かい「タバコ屋」(日曜休み)左折→右手「我楽多家」地下。(徒歩約3分)

遅れた初氷の朝に2020年02月06日 09時41分57秒

昨年の暮れ、ラ・カーニャでの「恭蔵さん追悼」コンサートでの高坂絵理子さん
★先々当面の予定は出た~まだ時間があること、できることのあることの有難さよ

 今日も朝からカラッと晴れた。が、北風が強く吹き荒れ犬との散歩では手がちぎれそうに凍えた。
 庭先のポリバケツに溜まってた雨水を見たら、うっすらと薄氷が張っている。この冬は異常な暖冬で、いつもならとっくに霜枯れる庭先の植物も未だ青々としていたのだが、どうやらやっと今頃になって本格的寒波が来たようだ。
 しかし、もう二月も半ばに近づき、まだこうした冷え込む日はあろうとも、確実に陽射しは伸びて本格的な春へと向かっていることは間違いない。
 寒暖差アレルギーの持病ある者としては、また季節の変わり目はいろいろ体調管理が難しい。今も花粉症ではないのに、目が痛くて涙目で、このところは長くパソコンに向かうのが辛くて困る。
 しかし、やっとこれから当面の予定は出そろったので、やっと一息という落ち着いた気分になった。といっても5月末からの予定は未定だけれど。そこまでの「予定」と「現況」、今思うことを記しておく。

 まず、今年はともかく月一開催ということでスタートした「月刊・共謀」コンサートだが、1月の初回を無事に成し終えて、ともかく定期的に、続けていこうと気持ちを奮い立たせている。

 次回今月末、2月の回も、確定した出演者と、ある程度のコンセプトは立てたが、まだ他の参加者、つまり「飛び入り」枠は約2組、一時間弱ほど空いたままで、また新たな「共謀」者からの参加連絡を待っている。※前回、開催前日になって連絡があり、「飛び入り」で2曲唄って頂いた稲垣さんには、もう一度、今回はきちんと再演の場を用意してあるが。
 基本、あれこれ今から手を回して、カツカツに決めてしまうと、いろんな意味で余裕がなくなり自由度が失われる。今は、もう少し待つことにして、またさらに先の予定をきちんと埋めていきたい。
 ただ、それを終えた翌日の日曜、3/1日の夜には、我も出る、太田三造さんと山口敦子さんとのコンサートが、国分寺ギ―での開催確定した。連日連夜となってしまった。

 これは先のじみへんでの我が失態を踏まえて、再度彼と今度こそきちんと「共謀」(共演)をと願って、場をギーにお願いしてかなったもので、ほんとうに有難いし、頑張らねばと心している。そこに気心知れた敦子さんの参加も心強い。
 だが、宣伝告知にも時間があまりなく、果たしてどれだけの観客が来てくれるか、不安も大いにある。こちらは「営業」としてのコンサートでもあるわけで、店側のご厚意に報いるためにも集客に頑張らねばならない。むろん、かけこみ亭での「月刊・共謀」もだが・・・。
 我にとってこの二日間、無事に乗り切れるか、ベスト尽くせるか、今後に向けての試金石としてまさに試されている。

 3月の回は、2011年に亡くなった、青森が生んだシンガー高坂一潮(こうさかいっちょう)の、追悼忌を兼ねた「共謀」コンサートで、この不遇の天才シンガーを知り敬愛する方々に今広く呼びかけしているところだ。縁のあった五十嵐正史とソウルブラザーズを中心に進めていく。他にも彼と親しかったシンガーたちに声をおかけしたが・・・。
 ただ、今回は、現在は札幌にお住いの、彼の奥さんだった絵理子さんも駆けつけてくれて故人のうたを何曲かその美声でご披露頂ける予定でこれも楽しみだ。まだ時間枠に余裕あると思うので、一潮さんを知る方も未だご存じない方も、その素晴らしい彼の歌世界を知る機会でもあるので、ぜひぜひお気軽にご参加「共謀」お願いしたい。
 3月28日(土)の開催である。

 そして4月の回・・・ 
 ※長くなったのでもう一回続きます。

先が見えることの有難さ2020年02月10日 12時20分05秒

★先が見えずに苦しむ方がたを憂う

 今年は記録的暖冬だと、つい気を緩めてもう春はそこまで、と書いて来たが、2月に入って先週後半から本格的寒波がやっと到来、やっと本来の真冬の寒さの日が続いている。今朝も外の水桶は、かなり厚い氷が張っていた。

 気が緩んでいたということもあったからだが、この週末、ついにこの我自身が風邪をひいたようで、鼻水はポタポタ止まらず喉も痛く、熱も出て来る予感がした。
 が、先週末は父がショートステイで不在ということもあって、この土日は、できるだけ出かけないよう努めて、特に昨日の日曜は、ひたすら葛根湯を飲んで終日布団の中で眠って過ごした。
 それが功をそうしたか、風邪は鼻風邪以上に悪化することなく、週明け今日月曜は、鼻水も出ず鼻も通り、喉も痛くない。どうやら大過なくやり過ごせたようだ。

 今、本格的風邪をひいて寝込むわけにはいかないのは、もちろん今は毎月末に定期的に「コンサート」企画を抱えているということもある。それは確かに忙しい。
 が、それ以前に、この我が風邪ひけばたぶん間違いなく父にも伝染して、この寒さもあってそのまま肺炎へ、そして即入院と進む可能性が極めて高いからだ。
 九十代半ばという父の年齢を思えば、風邪ひくということは、そのまま肺炎で命取りに至ることは必定で、いかに風邪をひかせないか、インフルエンザも含めて常に気を使ってきた。
 幸いこの数年、風邪らしい風邪もひかず、誤嚥性の肺炎にも至らず、幸いにして身体は健康で、入院することもない故、百歳近くになってもまだ生きているわけで、ここで、この寒い季節、息子が風邪ひいてうつすわけには絶対にいかない。
 まあ、先のことはわからないし、デイサービスで父自ら風邪ひいて帰宅することもあるわけで、そのときはそのときであるが、出来る限りの「予防」は新型肺炎でならずともすべきであろう。

 その中国発の新型肺炎、コロナウィルスが世界中で猛威をふるっている。横浜港に停泊している大型クルーズ船内では、これ以上の国内感染が広がらないよう今も何千人もの乗客が各個室に閉じ込められたまま、ただ船内で待機を命じられている。
 そうした「水際対策」の是非はともかく、人にとって一番辛いことは何かを思うとき、「今」はともかくやはり、この「先」が見えないことではないだろうか。

 いつまで、こうした状態、先が見えない「今」が続くのかわからずに「閉じ込められた」状態にある、というのは、人間にとって真に耐え難いことだと想像に難くない。
 あのカルロス・ゴーン被告も、それに耐えきれずに、先々の裁判のあり方、行く末に強い不安を感じて逃亡してしまったわけだし、閉じ込められていなくても、先のこと、進展も含めていったいどうなるのか「見えない」という状態こそ、人を苦しめること最上位に位置するものと考える。

 北朝鮮に拉致された人々のご家族の方々の心痛は筆舌に尽くしがたいものがあることは誰だって想像できよう。先だっても高齢の親御さんの一人が、拉致された娘との再会を果たせず亡くなられたという報があったが、日本政府、安倍政権はいったいこれまで何をやってきたのか。
 アメリカに交渉頼みで、自らは動きもせず、何一つ進展なく時間だけが過ぎていく。そして待ち続ける家族は老いて亡くなっていく。
 震災復興五輪だか知らないが、東京オリンピックで浮かれて、各国から観光客を呼び込み、それで景気浮揚を図るとか、そんな姑息なことばかり考える以前に、まずは安倍晋三自身が直接北朝鮮に乗り込み、首脳対談を果たして、一人でも帰国できるよう働きかけ自ら動くのが政治の在り方ではないのか。
 どんな条件をつけられようとも、コトは人命なのである。そして人の命は限りあるのである。北のやった拉致行為の是非はもう今さら論うこと以前に、人道問題として、ともかく一日も早い帰国がかなうよう、本気で安倍政権は動け。でないとただ長期であっただけで、実体のない景気回復以外に何一つ成果を上げなかった政権として、後世に記されることだろう。

 繰り返す。何が一番辛いって、先が見えないことなのである。いつまでこの状態が続くのか、だ。
 我は、幸い今はやっと、「先」のこと、予定も立って「見えてきた」。

Dのコードが押さえられない! 軽い脳梗塞かも2020年02月15日 11時57分15秒

★これが老い、老化ということなのか・・・

 この週末、木、金と父が在宅だったこともあってあれこれ慌ただしく、ブログ更新できなかった。
 しかも昨日の晩は、その父に咳と鼻水も出始めたので、ついに風邪ひかせたか‼ と焦ったが、葛根湯を飲ませて暖かくして寝かしつけたら幸い今朝は熱はなく風邪の初期症状は収まってたので、ともかくショートステイに送り出した。このまま大事に至らず春を迎えられたらとただただ祈るだけだ。

 つい先日の厳しい冷え込みから一転して、この数日みょうに暖かくて身体がうまく対応できていない。父もだが、我もまた鼻水が出て、何か風邪っぽい感じだが、これは件の寒暖差アレルギーなのか、何なのかともかく季節の変わり目はどうにも体調管理が難しい。

 さておき、今月末の、谷保かけこみ亭での「月刊・共謀」コンサートまで二週間と迫って来た。またさらにその翌日には国分寺ギ―での我も出るライブもある。
 かけこみ亭でのコンサートの準備もあるけれど、自分もまた練習しないとならない。下手だからこそ、人よりも何倍もギター弾いて唄い込まないと、またまた失態を繰り返すだけとなろう。
 が、どうしたことか、一昨日あたりから、左手が痺れて鈍く痛く力が入らず、コードが巧く押さえられない。

 普段からろくに練習していないから指先が柔らかくなって、痛くて弦が押さえられないということは常のことだ。
 が、今回はそうではなく、ともかく指自体が動かないのである。特に非左手の人差し指、中指、薬指が痺れた感じで力が入らず動かせない。
 それでもバレーコードならば何とか押さえられそうだが、高音弦三本を細かく押さえるDのコードは、特に指がまったくそのカタチに動かない。麻痺したような感じすらする。

 我は元々は左利きだったようで、それを親が矯正して今では箸も文字を書くのも基本は、右手で何でもやっている。それで、ギターもレフトハンド用ではなく普通のギターを弾いているのだが、瓶の蓋を開ける時とか力が入るのは、ほんらいの利き手の左手のほうだった。
 それでずっと拙くともギターを何とか弾いて来たわけだが、何年か前にも一回、左腕が痺れて痛くなってうまく動かないことがあった。そのときは、自然にいつしか回復して事なきを得た。原因も理由もわからないが、また今回も、特に指先が動かない。いや、左手自体何か力が入らない。痺れている感じがする。何か無理したのか。心当たりは何もないのだけれど。

 もしかしたら軽い脳梗塞のようなもので、それが起きたのかとも案ずる。ただ、このまま動かせないとギターも何もできないわけで、今はともかく必死にマッサージして、左手を握ったり開いたりして痛くても無理して動かしてはギターが弾けるよう必死で務めている。ただ、中でもDのコードが、その指のカタチに曲がらず動かせずやはりどうにも押さえられない。

 先だっては、虫歯でない前歯が、特に固いものを食べていたわけではないのに、食事中に突然欠けて一部が剥落してしまった。過活動膀胱での尿失禁もだが、恥ずかしい話、ほんとうに情けなくただ恥ずかしい。そしてこの脳梗塞?での左手の不随である。先の左足の足底筋膜炎もやっと収まったというところなのに。身体のあちこちにガタが来ている。これが老いること、老いていくということなのだろうか。まだ60代前半なのに。先が思いやられる。

 父の粗相や失態を叱ったり咎めたり嗤うことはできない。我が父よりもはるかに速いスピードで、息子の老化は進んでいる。今さら若い頃には戻れやしないが、何とかこの老化による機能低下を遅らせる事はできないものか。

 ・・・・というわけで、父不在の間に、自らに不具合あろうとも自らを叱咤して今月末決行の案件に向けて準備を進めていこう。
 ともかく今できることを少しでもやっていく。

ご心配おかけたしたが、2020年02月19日 23時07分35秒

★もう大丈夫だ・・・と思いたい

 自分もだが、今、この日本社会も新型ウィルスの影響で大きく揺れ動いている。対応を誤れば、安倍政権だけでなくこの日本という国家自体存亡の危機にあるとさえ言えるのではないか。
 消費税増税に加えてコロナウィルスの大流行で世界全体が景気減速というだけでなく、この日本社会の在り方すべてが限界へ、加速度的に破滅へと向かっている。
 ケチがついた東京オリンピックさえも無事開催は難しいのではないか。人心は冷え切り未だ浮かれまくっているのは、政権の意向を受けたNHKなど既成のメディアだけであろう。

 そんな最中、思うところは多々あるが、何しろ指がよく動かないし、処理能力は落ちているところにやるべき雑事は溜まる一方で、自分も、自分が関わるイベントを目前に控えて、こんなんでやっていけるのか、と深夜などつい暗澹たる気分に、焦りに似た不安と苛立ちに襲われていた。

 おまけにこの4、5年使っている、今もこれを打ち込んでいるパソコン、ウインドウズ8.1のが、容量がいっぱいになってきたからか、ともかく遅くてフリーズばかりしている。注文本の送り状などの印刷もなかなかできないことが多い。
 その都度、何度もアクセスし直したり再起動したり、時間とられてイライラする。実は、最新のOS、10の入ったパソコンも先年手に入れてはある。が、ともかく忙しくてそれをセットアップして、そちらに移行することが出来ていない。それにセンネンするための時間が作れない。

 ともかくまずは3月頭の、国分寺ギーでのライブを終えてから、全てまた考え直すことにして、今は、今月末2月29日の「月刊・共謀」コンサートに専念することだ。
 そう、人もパソコンも長く使っているともろもろ不具合が出てくるのである。パソコンは最新型に買い替えたり、リカバリすればまた初期設定に戻せるが、ニンゲンはそうできないことが不幸なのか良いことなのか。まあ、肉体は魂の入れ物だと考えるならば・・・

 幸い、左手の不随は脳梗塞ではなく寒さぶり返したせいでリウマチのような症状が出たのだと思うようにして(そうしたご指摘受けた)、頭痛もふらつきも毎度のこと続いているが、左手は少しづつ動くようにひたすらマッサージしながら楽観的にやっていくことにした。あと一週間ある。何とかなるだろうと。

 もろもろ正直なところ、ただ、まいったなあ、としか言いようがない。
 が、ご心配ばかりおかけして情けなく思うが、いまは、じょじょに少しづつ「回復」している。この身体も状況も。ただ、今回の件で、このところの我の関わる全てがまた「停滞」してしまったことは否めない。
 が、何であれ、思い通りにならないのが人生であるわけで、良いことも悪いことも「不測」の事態は、いつでも起こるのだと覚悟するしかない。
 課題というか、問われているのは、そのとき、それにどれだけきちんと、逃げずに向き合えるか、そのことだけが問われている。そう、ならばそのときどき、できることを精いっぱいやるしかない。

 上を向いて、溜息つかずにやっていくことだ。そう、先日偶然つけたテレビ、徹子の部屋で、ゲストの美輪明宏さんが語っていた。
敬愛する方の言葉だからではなく、まったくその通りである。今の人は携帯片手に下ばかり見て歩いている。

太田三造&館野公一、東中野じみへんで2/26日2020年02月23日 23時41分43秒

★館野&太田三造の共演再演、2月26日(水)、じみへんで。

 喫緊のお知らせとなってしまったが、先に1/12日の、かけこみ亭での館野公一企画「語り歌の継承」でゲストとして共演した太田三造とのライブが、場を東中野じみへんに移して再演される。今回は、太田のライブに館野がゲストとして登場する。
 新型コロナウイルスの拡大感染が心配される昨今だが、ぜひぜひお時間のある方は、このライブ、そして今月末のかけこみ亭での「月刊・共謀」コンサートにもお気軽にご参加お願いしたい。

★2月26日(水)@東中野じみへん
太田三造、館野公一。7:15pm、投げ銭
じみへん 中央線東中野駅東口徒歩2分 TEL090-9242-6183
https://cafejimihen.jimdofree.com/
館野さんが先に歌います。太田さんは8時ころから。

続々イベント自粛、中止の流れの中で2020年02月24日 18時20分12秒

★非常時!である。ああ困った。自衛・ご自愛の上、どうかライブにお越しください!

 まだマスコミも政府も事態を深刻にとらえていないようだが、この新型コロナウィルスの世界的流行、これはまさに国家的、いや地球規模での世界的大事件、大災害である。
 今まで、日本では、震災などの突発的大災害には度々遭遇してきたが、今回の件は、じわじわと日本全国いたるところで発症、蔓延していくという、これまで我々が経験したことのないまさに未曽有の事態であり、今もだが、対応対策が後手後手でまったく追いついていない。

 感染源がわからない患者が連日次々全国で発表されているということは、その陰には何倍、何十倍ものまだ未確認の感染者がいることも推測されるわけで、もはや入国者に対しての水際対策よりも感染者と疑わしき病人は、一刻も早く検査し、判明すれば即刻隔離入院できる体制が求められている。
 が、政府の対応は遅く、熱が出てもしばらく様子見て、重症化したらまず保健所等に連絡して指示をあおげと、のんびりしたことを言っている。そしてそこから検査していたのでは、さらなる感染も含めて全てが遅く、「手遅れ」であることは誰だって想像がつく。

 そして政府は、人が大勢集まるイベントに関して、自粛・中止とは、はっきり要請はしないまでも、国民には不要不急の外出は控えるように、と含みを持たせ、あくまでも各自治体、主催者の自己判断、自己責任に丸投げしている。
 そんなだから、感染者は日増しに拡大して、この天皇誕生日の連休も行楽地のみならず都心の繁華街すら人出が少ないと先ほどテレビでは報じていた。
 
 先日、ライブハウスを経営している方とお話する機会があったのだが、やはりこの新型ウィルスの流行で、はっきり客数は落ちているとのことであった。
 確かに狭い地下空間のような場所で、音楽であろうとなからろうと数時間大勢の人と同時に過ごすということは、間違いなく感染のリスクの中に身を置くということであり、未だ終息傾向の目途もまったく見えていない現在、人はよほどの強い要求や理由がない限り、そうした人が大勢集まる場には出向かない。その気持ちはよく理解できる。

 が、イベントを開催する側とすれば、それだからといって、「中止」するということは、宣伝や準備をしてきたことの損失だけでなく、店の経営、運営に関わる者や出演者の経済的問題等、まさにそれぞれ皆の死活問題に直結して来る。
 それは、観客側だけの意識の問題でもなく、出る側もまた同様にその危険の中に身を置くわけなのだから、やはり自ら体調に不安を覚える方、家族に病人等おられる方は、そのライブに出ること自体に躊躇いを覚える人も出て来る。

 今回、3月の回の「月刊・共謀」でのコンサートには、北海道札幌から、ゲストとしてお呼びする方が既に早くから決まって期待していたのだが、本日午前に、出演辞退するとの連絡が届いた。
 持病も抱えているとのこととウィルスが猛威をふるっている最中の北海道からである。今日までならば、宿、飛行機ともキャンセル料がかからない期限とのことで申し訳ないが、と恐縮されていた。
 確かに今、急速に感染者が増加していると報じられている北海道からであるから、この先々のことを考えると賢明な判断かもしれない。じっさい、飛行機の本数も制限されるとの報もあるようだ。
 あと一か月先の時点で、果たしてどれほどこの新型ウィルス騒動が終息、あるいは拡大しているかは、神のみぞ知ることで、現況を見る限り、収まっていることはまずありえないだろう。ならば仕方あるまい。

 世の中はどんどん悪くなっていくし、予測のつかない思い通りにならないことばかり起こるが、(だからこそ)ともかく「その中」で「今」できることをやっていくしかない。
 そう、もうどこへも「避難」できる場所はない。フクシマからできるだけ遠くの地に移住した人たちも大勢いたが。今回はそうはいかない。この国で、この場所で、今できることをやっていく。
 
 神様!!この国をお守りください。