2/29日の「月刊・共謀」コンサート、出演者変更と参加出演者「募る」お願い。2020年02月25日 22時18分43秒

★みんな新型ウィルスが悪いのだ!!

 2月も終わりに近づき、季節はもう春に移ろいだ感がある。ウチの遅咲きの梅の老木も今年は、今満開となった。その木の下に植えてある蕗も、今フキノトウがいつしか大きく伸びてきている。
 季節は間違いなく春へと、今年もまた新たな季節がやってきた。

 が、日々新たな感染者の報告が相次ぐ、この新型コロナウイルスの全国的流行で、政府の指針として、拡大感染を避けるべく、電車などの人混みを避けるのはもちろんのこと、一定の時間、同じ場所で多くの人間と近い距離で向き合うことを国民はまず自粛すべきという見解が出ている。
 確かにその通りだと思う。これ以上感染者が増えたらばこの国はますますガタガタになり、震災からの復興以前に、新たなダメージを受けてしまう。が、ではその自粛すべきことは何かと考えたとき、屋形船での宴会もだが、屋内のライブイベントがまず該当してくる。
 その感染の機会と怖れられるコンサートを、この2月末日29日、我は谷保かけこみ亭で企画している。さてどうしたものかと連日頭を抱えている。
 来られる観客もこの情勢では当然少ないかもしれないし、それ以前に、出られる側からも諸事情でキャンセル、辞退が相次いでいる。

 まず、3月末の回、高坂一潮追悼の「共謀」コンサートでは、ゲストとしてお招きする予定だった故人の奥さんが来られなくなった。今、感染者が道内で相次いでいる北海道、札幌在住の方なので、まさにこの感染猛威の渦中であり、確かに今回の移動は自粛されたほうが賢明だと我も得心する。
 そして今日、その2月の回、今週の土曜日29日に開催予定の「月刊・共謀」コンサートでは、西島寛二さんが諸ご事情から出演ご辞退となった。むろんそこにこの新型ウィルスの流行が大きく影響している。大事をとってということだ。
 そんなでこの状況の中、コンサートそのものを、中止する選択も頭をよぎったが、我も他の出演者も当日に向けて準備してきたし、ともかく今年一年間、全12回、毎月開催していくと我は公言した手前、初回を終えてすぐ頓挫するわけにもいかない。
 たとえ、観客、参加者がどれほど少なかったとしても、こんな状況だからこそ、自粛はせず、いつも通りに開催していこうと思う。
 そこに「観客の自己責任」は求めない。あくまでも自己責任で来てくださいなんて、まさに慇懃無礼な物言いではないか。

 はっきり言う。感染するときは、人はどこにいたって感染する。無菌室の中でたった一人で生活していれば感染の可能性は皆無だろうが、そうでない限り、人は絶対近くのコンビニやスーパーまで外出するだろうし、人と「濃厚接触」もするだろう。あんなマスクで多少は防げるかもしれないが絶対安全ということはありえない。
 むろん感染防止への細心の注意は必要だし怠ってはならないが、一切外出はせず人混みを避けるのも人それぞれであり、あまり過敏にならなくても良いのではないか。このウイルス、ペストのように致死にすぐ至るものでは全然ないのだから。むろん持病や家族に病人を抱えている方は当然強く自衛を怠ってはならないのは言うまでもない。

 ともかく「場」をそこに開いて開けておこう。たとえ一人でもお客が参加してくれれば、その人に向けて、最善最良の音楽を提供したい。
 そんなで、出演者枠が空いている。どなたでもぜひ当日、「新型ウィルスを吹き飛ばせ!」という意気込みで飛び入り的にご参加を、今さらながら強く呼びかけたい。
 
 音楽の力を我は信じている。こんなウィルスと世相に負けるものか。

唄い、語らえる場が常に「そこに」あるように2020年02月28日 07時45分46秒

配布できなくなった今回のチラシ
★明日、予定通り「月刊・共謀」コンサート開催決行します。たとえ参加者一人でも心からお待ちしてます!!!

 今、2/28日の朝である。明るく晴れたが外はかなり冷えこんだ。今、思うことを手短かに記す。
 いったい何が起きているのか。これからどうなるのか。
 拡大感染し続ける新型コロナウィルスに翻弄されているこの国、日本社会のこれからと、自らの抱えているコンサートのこと諸々この数日、どうしたものか、何ができるのか、どうすべきかあれこれ考えてしまい夜もおちおち眠れなかった。
 
 今回二回目となる、今年は毎月開催予定の「月刊・共謀」コンサート、お客として「参加者」が少ないことは当然予想されたし、不参加の旨の連絡も既に何人から届いた。
 しかし、出る側、出演者側からも辞退・キャンセルが相次いで、それはそこに当然ながらのご事情もあるわけだけど、ならば果たして今回この状況の最中に決行すべきか迷い自問し続けた。
 それは政府の自粛要請があったからでも、それを受けてというわけではない。来る側、お客は当然のこと、出る側までももし不安を心配を抱えているとしたら、主催側としては「中止」したほうが誰にとっても最良、良心的ではないのか。

 が、今もその気持ちは残るが、チケットを事前に売っての人気コンサートではないからこそ、何も中止にする理由はないと思い直した。
 何しろ満席で込み合って感染リスクが高まるなんてことは毎度のことありえない客の入りなのだからそもそもこのウィルスをことさら怖れる理由は特にないはずであろう。
 世間に倣って自ら「中止」という選択よりもこのご時世にあえて「開催」することに意義があると信じたい。
 誰もが全国の小中学生のように、政府の要請を受け唯唯諾諾とじっとひたすら家にこもって大人しくしている理由はないのである。

 むろん保菌者、感染者でなくても出歩き人ごみに行けば、感染拡大のリスクは広がることは間違いないが、それでは経済活動のみならず文化活動も含め全ての人間の営みが停滞して結果として失われてしまう。
 じっさい、どこそこの老舗旅館は、中国からの観光客が激減してしまったが故、早くも破産申請したという記事がネットで流れていた。
 政府はこの1~2週間が、感染拡大を阻止できる山場だと喧伝しているが、いずれにせよ、その期間で感染増加もこの自粛ムードが収まることはありえない。
 日本人というのは、ひとたびある流れができると常にずっとそれに流されその「時流」に乗り遅れることを嫌う。
 おそらく政府はまた先の五輪誘致のときと同様に、少しでもこのウイルス騒動の拡大が峠を越せば、早くも「終息宣言」を出して、「日本は安全」だと安倍晋三自らがIOCに乗り込んでまた嘘八百並べ立てることだろう。が、クイーンエリザベス号で醜態を世界に曝してしまつたこの国の言葉をいったいどの国が信じるのか。トランプだって疑うだろう。

 東京オリンピックはもはやまず開催不可能だと断言する。春の大型連休の頃までに、このコロナウィルス騒動が終息して、経済活動も全世界的に再開、回復していたら開催もできようが、コトは日本国内だけではない。
 おそらく全世界的に、今年2020年という年は、世界史に大きく刻まれる好景気から大不況への転機の年となろう。誰にとってもますます大変な生き辛い社会が到来する。
 
 そんな状況だからこそ、「うた」は必要だし、共に会い集い、語らえる場が求められているのではないか。「共生」という言葉が昨今ことさらあちこちで唱えられている。でもそれは、ネット中で、何かを発信して互いに、いいね!をつけ合うことではないはずだ。
 ともかく同じ場に集い、共に同じ時を共有し、そして語らい認め合うこと。それこそが「共生」だと我は考える。

 そしてこんな状況だからこそ、そのための「場」が求められている。
 我は、店側が開催不可能とならない限り、この「人が人であるために」「月刊・共謀」コンサートをたった一人でも続けていく。そう、来る人は必ず来てくれると信じて。そこに「場所」を開けておこう。
 ★明日も「飛び入り」枠たっぷりありますのでどなたでも当日でも「飛び入り」歓迎いたします!※ここに上げた今回のフライヤーに載っている、西島寛二氏と稲垣剛治さんは、今回は出演されません。また、次々回、3月度の高坂一潮追悼の回では、高坂絵理子さんも参加されません。その他、出演者に当日変更があるかもしれませんのでご容赦・確認お願いします。

 どうか、明日もご来場を心よりお待ちしております。そして願わくば、明後日、3/1日、国分寺ギーでの、太田三造&山口敦子、そして我マスダ三人でのコンサートにも一人でもお客様が来ますように。ただ祈るしかない。

 am8:40記す

共謀コンサート第2回目、大成功!2020年02月29日 23時56分36秒

★おかげさまで自信と確信を得た。

 今さっき帰って来た。今日、2月29日、第二回目の、かけこみ亭での「護憲と反戦平和のための共謀コンサート~人が人であるために」、は、ともかく無事終えられた。まずその報告を。

 我、マスダは、コンサートの企画は、2010年の、両国フォークロアセンター40周年記念コンサートの前から関わってることを思うと、早や10年以上になる。
 が、今回こそ、開催そのものを当日まで、悩み自問し迷ったことはなかった。理由は、新型コロナウイルス拡大感染に対しての政府と多くの国民自らの「自粛」要請、それを受けた風潮に対してのことだ。
 不要不急の外出と人混みは避けることという要請を受け観客側が来ないのは当然のこととして、出る側からも辞退が相次ぎ、果たして、そうした情勢でコンサートはやるべきか、できるのかと、悩み迷っていた。

 ほんとうにこんなに気持ちが落ち着かなかったのは初めてのことだ。ともかく漠然とした不安、先の見えない、つまりこれからどうなるか、どうすべきかはっきりしない、先が見えないことは初めてだった。
 客が来るかどうか以前、出る側すらも果たしてそれを望のか、我は確信持てなかった。ほんとうに開催すべきなのだろうか。この切迫する喫緊のご時世に。果たしてお客は一人でも来てくれるのか。

 幸いにして、店の常連客も含めて決して多くはないけれど、しっかり観客もそれなりに集まり、コンサートは成立し通常通りに盛り上がった。
 いや、じっさい演奏は、その誰もが渾身の、最良最善のものを見せてくれたと思う。迷いに迷ったが、開催して、そして観客も来られて無事に終えられて良かった。そして「投げ銭」も有難いことに観客の少なさの割には過分に頂けた。ほんとうに有難いことだ。今回も「飛び入り」シンガーが突如現れしっかり唄ってくれた。万事において大成功だと思えた。

 そして今思う。ああ、やっぱり開催決行して良かった。中止しないで良かった。もし、こんな情勢だから、と安倍晋三の言いなりになるかどうかはともかく、今回は、観客も出演者も少ないから「中止」としますと告知していたらその判断を我は生涯悔やんだことだろう。

 誰も来ないと思えても、ともかく場をつくり開けておくこと。これからの情勢、この日本社会はこのウィルス不況と感染騒動でさらに大変な、誰もが困窮する状況となっていくことだろう。明るい話題は何一つないし先が見えない。
 だからこそ、かけこみ亭という、常に昼夜問わず開いている場があり、そこに行けば、うたと音楽がある、という「信頼」を崩してはならないのである。
 これからも毎月末の土曜、たまに日曜のときもあるかもしれないが、「月刊・共謀」コンサート、必ず開催していく。それは間違いなく正しい、我が今できることなのだ。その確信と自信を今回、2月の回で得ることができた。
 今回の参加者・関係者と諸事情で来られなかった方も含めて全てにただ深く感謝したい。そのうえで神に感謝!!である。

 ※のちほど画像で報告します。
私的なことですが、今日3/1日は国分寺のライブカフェ「ギー」で、太田三造・山口敦子、そして我マスダの三人でのライブコンサートがある

 我も山口さんも連日連夜の連投となるが、頑張りたい。ぜひ、こちらもお時間ある方はご来場お願いしたい。お客様が1人でも来て頂ければ・・・