今のこと、これからのこと、来年のこと~③2020年12月03日 08時10分42秒

キジ子(左)と、その妹や弟、姪っ子たち
★家のこと、猫たちのこと

 我が家の秋のいちばんの問題事である、庭のイチョウとケヤキの対盆の落葉騒動だが、この数日は、風もなく穏やかな日が続いているので落葉は一時であるが小康状態である。
 いずれにせよ、まだケヤキすら高い枝に朽ちた葉が付いているし、イチョウはやっと散り始めた段階だから、これから北風が吹き荒れれば終日落葉掃きに昼夜問わず追われることになる。ご近所さまの罵声を浴びながら。

 さて、ゴミ屋敷と化した家のこともだが、迂闊にも大量に増えてしまった今家にいる猫たちの件も報告しないとならない。
 そして、今も毎月動物病院に借金を払い続けている、大ケガした三本脚の猫50万円の「キジ子」のことも、だ。
 50万円、というのは、治療費の総額のことで、多くの友人知人方からいろいろご支援頂き、おかげさまで何とか年内に完済できる目途もついた。
 キジ子についてはまた稿を改め、最終的完済時にご報告したいと考えているが、ともかく今年は猫に追われ猫にあけくれた。それもこれも全て自分のネグレクトが引き起こしたことだ。

 「多頭飼育崩壊」という言葉があると先日ニュースで知った。どこそこの夫婦の家で、飼っていた猫たちが増えすぎて、動物愛護のボランティアの人たちがその家に踏み込んで、動物虐待の疑いで警察へも通報し百匹以上の、痩せ衰えた糞尿まみれの猫たちを「救出」したと報じられていた。
 詳しくはわからないが、その猫好きの夫婦は、避妊手術など受けさせないで室内で飼い続けていたら、どんどん猫たちは増え続けてしまい、ついに家の中は死骸も含めて惨憺たる有様と化したようだ。※その夫婦は事態が世に知られると猫たちは保健所に連れて行かれると思い込み、ひたすら家の中で飼い続けたがついに増えすぎて「飼育崩壊」してしまったのだ。
 実は、ウチもその傾向があり、昨年来からだが、我の多忙と自堕落、つまり生活全般ネグレクトしてしまっていたため、飼い猫が次々子供を産んでしまい、実はいまも十数匹飼う羽目となってしまっている。
 ウチは昔から犬猫たくさん飼ってきたが、こんなに猫が増えたことは始めてた。

 むろん、奇特な女友人を通して飼主を捜してかなり貰い手も見つかった。が二匹いる母猫、つまり雌猫を避妊手術しなかったため、またそれが今年も子猫を次々産んでしまい、結果として室内に閉じ込めている猫は、キジ子も含めて8匹、さらに自由に猫ドアから出入りしている猫も数えれば総数は十匹を超えるタイヘンな事態になってしまったのだ。
 
 そんなで、猫たちの世話、トイレの掃除と餌やりにあけくれ、餌代など、猫たちの経費だって毎月何万円もかかっている。そこにキジ子の支払いも加わりほんとうに金策に頭痛めた。コロナ特定給費金も父と我の20万円、右から左に猫たちに消えてしまった。

 が、先だって、母が生きていた頃からいる、全てのオリジンである黒猫は避妊手術を終えたし、あとはその猫の娘であり、近くキジ子の母である黒猫を避妊すれば、とりあえずは打ち止め、となる予定だ。

 そう、そもそも今年は我はともかく忙しかった。父の介護に加えて、毎月の「共謀コンサート」を始めてしまったから、どうしてもまずそちらを優先してしまい、自分の私生活、つまり家のことは自室から庭先までも一切後回し、ほったらかしで、家は、内外まさにゴミ屋敷と化してしまった。
 我は母の死後よりその傾向はあったのだが、結局それはいっこうに改まらず、いや、今年こそさらに悪化してしまっていたと今にして気づく。 
 例年ならば、毎年クリスマス恒例、拙宅での「クリスマス謝恩ライブパーティ」を催すはずなのだが、今年はコロナ未だ収束どころか感染拡大中ということと、そんな有様なので、とても開催はできない。
 いや、コロナが収まっていたとしても、また場所づくりに太田さんや槙さんや友人知人総動員で大騒ぎすることになっただろうから、中止の言い訳として今年は正直、コロナ様々という気でいる。まったく情けなく恥ずかしい。
 ようやくこのところやっと少しだが時間もでき、少しは落ち着いて腰据えて溜まりに溜まった古本の片付けなど始めているが、今もそんなで広かった部屋は足の踏み場がないのだ。

 12月に入り、庭先はこれから落葉シーズン真っ盛りで朝晩落葉掃きに追われている。が、それよりも下の居間を早く片付けて、父のためにコタツを出さないと父が帰宅しても寒くて肺炎起こしてしまう。
 この週末はともかくスペースをつくりコタツ設置こそ最優先なのだ。何しろストーブは危険で使えないから暖房はコタツだけが頼りなのだから。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://masdart.asablo.jp/blog/2020/12/03/9322935/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。