役者は舞台の上で、ミュージシャンはステージで2021年01月08日 11時16分19秒

★南正人のある意味、幸福な死

 自分とは接点のなかった方だが、むろん大昔からよく存じている。今も昔も敬愛していた。
 偉大な、唯一無二の存在感のシンガーが、昨日7日、横浜サムズアップのステージで倒れ、そのまま搬送先で死が確認されたと報じられた。
 南正人、ナミさん、と誰もに愛され慕われ尊敬された、フォークソング創成記から活躍してきたシンガーが亡くなられた。

 昔から役者は、舞台の上で死ねたら、本望と言われるが、シンガー、ミュージシャンならステージの上で死ぬるのが本望であろう。ファンの前で、ファンたちに囲まれてあの世へと旅立った。
 知る限り日本人ではこんなシンガーはいなかった。まさに若き日から世界を旅した人らしいある意味、幸福な死ではなかろうか。
 彼らしい最高の死に方だと我は思える。

 76歳。今の時代なら早すぎる死とも言えなくはないが、あれだけ自由勝手に生きてきた人なのだから、それもまた仕方ないかと思える。そう、まさに生涯ヒッピーであった。
 また一人、かけがえのないシンガーが消えていく。淋しいとか、哀しいとか一言で言えない気持ちでいる。
 
 合掌。そして彼に神の恵みを。