まだできること、すべきことがあるのならば2021年09月28日 07時26分51秒

★状況は何も変わっていないけれど

 彼岸過ぎて、季節もようやく夏から秋に変わり、朝晩はめっきり肌寒いほど涼しくなってきた。
 失踪した猫が帰ってこない状況は相変わらずなのだが、ようやく気持ちは戻ったというか、踏ん切りがついた。切り替わった。

 まだ、できることとやるべきことがある。そのための時間も(多くはないが)まだある。ならば、ともかく一つ一つ、一日一日きちんとしっかり生きていこうと思った。そう、できることはそれしかない。
 どんなに大変でもやるべきこと、すべきことがあるのは有難い。そうして一日一日何とか乗り切っていけばこの人生も終わる。いや、終えられるだろう。
 公的なことというか、我の対社会的な活動は、来月10日開催の「共謀コンサート」と、それの12月の最終回だけで、ともかく年内のその二つのイベントをなし終えたら、もうそうした企画活動は当面終わりにしようと今は考えている。

 迫りくる父の死を間近に、準備というか、今一度真剣に、成すべきことを検討しなければならないし、「遺産」などはないが、煩雑な死後の手続きなども今まだ生きているうちに変更できることは済ませておいたほうが良いだろうと考えたからだ。
 いろいろご心配おかけしたが、もう今回の危機は乗り越えられそうだ。猫は帰ってくるときは帰ってくるだろうし、帰らないのならば、それもまた意味と理由があるのだろう。
 昨今、自分がつくったうたの文句ではないけれど、愚かさを抱えて生きていく、愚かさと向き合い生きていこうと今更ながら誓った。そう、バカだから、バカだからこそ、だ。
 結局できることはそれしかない。愚かでだらしなく不器用だからこそ、拙を守ることだ。
 ※陶淵明『守拙帰園田』。

 慌ただしさと心労でこのブログもずいぶん更新できずその間隔が空いてしまったが、順位はうんと下がってはいないのは、アクセス数だけは、あまり減っていないことなんだろうと好意的に思いたい。
 コメントなどは皆無でも、つまりそれだけ誰かさんたちが我が窮状を気にかけてたまには覗きに来てくれているのだと考えてこれからもできるだけ書き続けていきたい。
 まだできること、すべきことだと考えて。いろんなことを今更ながらだが、きちんとしていこう。
 ご心配おかけしました。ともかく皆さん有難うございました!!!