父を今年一年、どこまで生かしておけるか2022年01月16日 21時06分52秒

★我の夢や希望はさておき

 年明け早々、いろいろ不測の事態が続いて、まさに多事多難な2022年の幕開けである。
 猫たちのことはまた後ほど報告するとして、死へのカウントダウンが始まった我が父のことを包み隠さず書かねばならない。
 一昨日、14日の金曜日のこと、その日は終日在宅の日であったが、夕方の昼寝のあと、晩飯を食べさせるため起こしたら、微熱があった。
 37,2度とかそんなもので、風邪などでの発熱というほどではない。念のために葛根湯を飲ませて、夕飯後には下がるだろうと軽く考えていた。
 が、その後も熱は下がることなく、8度超せば、解熱剤を呑まそうと思ったが、そこまでは上がらない。
 ただ、当人はぼうっとしていて、夕飯はまあまあ食べられたものの、さて、自室のベッドに寝かしつけようとしてもコタツから立ち上がれない。
 いつもなら自分で何とか立とうとして、こちらも手を貸して引っ張り上げるのだが、ぜんぜん動けない。
 仕方なく我が抱きかかえて元大男をうんしょと必死で持ち上げて、何とかトイレにまず連れて行ったが、その後もまたトイレから自ら歩いて出てこない。
 いつもは手すりに掴まってゆっくりでも自ら歩けるのに、その晩は出てくるどころかそこから動いてくれない。また手を引いてともかくベッドのある自室の前まで連れてきて、紙おむつや着替えを用意するため、玄関わきのその部屋の前で待つよう立たせていたら、どしんと音がして倒れたようで、駆けつけたら玄関の土間に崩れ落ちるよう仰向けに倒れ込んでいた。
 抱き起こし土間から引き上げて立たせたが、どうやら倒れる前に少し吐いたようで、床や衣服を濡らしていた。
 それから