久しぶりのコンサートを終えて2022年04月04日 08時29分27秒

★護憲と平和への闘いは、ここからなのだと。

 また今日も冷たい雨が降り続く。満開の桜を散らす、花腐し(はなくさし)、の雨ではあるが、正しくは、今はまだ菜種梅雨と言うべきか。
 昨日の、谷保かけこみ亭でのウクライナ市民と連帯支援のコンサート、、約6時間にも及ぶ長丁場、ともかく無事に終わった。
 まずそのことをご報告いたしたい。ご参加された方はもちろんのこと、いろいろご支援、ご協力頂いた方々にもまず感謝、御礼申したい。

 本当に、やれやれ、である。今は、終わって心からほっとしている。昨夜は爆睡した。
 三か月ぶりのコンサートの企画、間が空いたからではなく、今まででいちばん大変だった。当日に至るまで気苦労でまさに心労で疲れ果てた。
 実は前日の朝になって、一人の方が突如不参加を申し出てきて、その「説得」に午前中を費やした。そもそもこちらの連絡が遅れたことが原因であり、細かな行き違い、考え方の相違などもあり、「気が萎えた」からと、前日になって「キャンセルしたい」のは、本当に困った。
 こちらはタイムスケジュールも組み立てていたし、チラシには大きく名前も載せていたので、どうしたものか頭痛めた。ならば全てが崩れてしまいまた組み直さなくてはならなくなる。

 これまでやってきたコンサートは、「共謀コンサート」と銘打っても、こちらが基本として演者側にオーファーし、それに応えての出演だから、双方が完全に了解してその関係が結ばれていた。
 が、今回のコンサートは、それとは違い、あくまでも出演者の自由意思でのことで、出演料などは交通費も出ないのである。ならば、出たくない、と言ってきたとしてもそれを止めることはできやしない。できるのは説得ぐらいである。
 幸い、平身低頭でひたすら出演をお願いして、出られる時間帯も調整して了解・納得頂けて事なきとなり、当日は素晴らしい熱い歌声をしかと聴かせてくれた。有難いことである。
 そんなこともあって準備がさらに遅れて前夜も3時間ほどしか寝てなく、ふらふらでコンサートの途中で倒れるかもと大きな不安を抱えて臨んだコンサートだった。
 が、他に一人だけ連絡もなしに現れない出演予定者がいただけで、本番が始まれば、出られた皆さん全員が、客席の方々と「戦争反対!」の熱い思いと、平和を願う、鎮魂の祈りの気持ちで連帯し、大きなトラブルもなく全体として素晴らしいコンサートと成った。

 おかげさまでチャリティの浄財も予想を超える額が集まった。できるだけ早く難民支援のNGOを通して役立てるように手配し、また報告します。

 とりあえず、まずその報告だけいたしました。当日の画像などは、近くまたアップしていきます。