コンサートは、無事に終わりました。が・・・2023年12月14日 11時00分45秒

★コンサート自体は、素晴らしいステージ満載の大成功。

 自分はいつだって最低最悪のダメ人間だから、何一つきちんとできやしない、と自認している。が、だからこそ、きちんとしたい、人並みになりたいと誰よりも願っている。
 例えて謂えば、昔のアニメ、『妖怪人間ベム』たちが、常に、「早く人間になりた~い」と叫んでいるが如く、「早く真っ当になりたい、きちんとしたい」と心より願っている。
 今回の久々のコンサート、やろうと決意したのは、かなり以前のことで、確か夏前の頃だったかと思う。
 それでも12月の開催としたのは、そのために十分な時間をとって万全の準備と体制で臨みたいと考えたからで、半年ぐらい時間あれば、きっと滞りなく成功、盛況させられるに違いないと予想した。
 が、やはり本番当日は、またまたダメで、いつも以上に崩れてしまった。出演者の方々は素晴らしかった。問題は、自分の仕切りと自らの出来である。
 今回のコンサート、あちこちで 戦禍の止まない混乱混迷の極致に今ある世界情勢をうけて、反戦と平和のために、市井の歌い手たちが何ができるかとまず自らに問い、同じ思いを抱く旧知の仲間たちに参加を呼び掛けた。
 「うた」を通して、その思いをどう届けるか。そのためにはともかく「場」がなくてはならないし、我の仕事は、そのための場を作ることだと信じて。
 むろん我自らも、拙くとも今いちばん唄いたいうたを、思いを込めてぞんぶんに唄いたいと願ったからだ。
 が、終えて思ったのは、ただ深く悔いる気持ちと毎度ながらの自分の至らなさ、非力さのみだった。どうしてこうなんだろう、時間はたっぷりあったのに。何一つ思い通りにできなかった。