詩人とミュージシャンとの間に① ― 2012年06月04日 16時37分05秒
★大まかな報告記を記していく
新潟から帰ってきて一夜明けた。今、翌月曜の夕方。
足が笑う、という言葉があるが、ウチから新潟まで行きに332キロ、向こうで向こうでガソリン入れて帰りに329キロ、往復で650数キロ走り続け、その間ずっとアクセルを踏み続けた右足の膝はもうガクガクである。その他、何もしていないのに同じ格好をしていただけで、腰や肩は凝り固まって痛い。体の節々がだるく痛い。でも気分はすっきり爽快である。行って良かった、終わって良かったと今心は満足している。
昨晩は、枕元のスタンドの明りもつけたままあっと言う間に眠りに落ちた。泥のように深く眠り気がついたら朝だった。今日月曜は、母の血液検査で立川へ連れて行く用事があり、午前はそれで潰れたが、昼食にそうめん茹でて食べさせてから、親たちはデイサービスに行ったので午後少しだけまた昼寝しようとベッドに衣服のまま横になった。そしてまた再び深く眠ってしまい夕方に起きたというわけだ。
これから何回かに分けて今回の新潟行のことをまずは文章で報告していきたい。お付き合い下さい。
今回の新潟の旅、旅と言うほどの長さもなく、たった一泊二日間であり、それも土曜日の朝出て、その日に肝要のイベントがあって、一晩泊って翌日はもう昼には帰路についたのだからごく簡単なものであった。それでも大いに気分転換になったし、この程度の長さで助かったと思っている。
というのは、自分にとってどこへでも行くこと、旅という類のことは癒しでも休養でも全くなく、真逆の苦行のようなものであり、ともかく現地ではのんびりできずあれこれ動き回って忙しく、夜は夜で呑んで騒いで深夜まで起きて、それでいて朝は早朝から起こされたり起きねばならず、期間が長くなるほど疲労は蓄積してくる。まるで疲れ果てに行くようなものなのだ。
特に前回の新潟公演旅行は思い返しても辛かった。残してきた老犬のことで気が休まらないこともあったが、そもそも行く日の前の晩もほぼ徹夜状態で、向こうでも初日は多くの皆は先に眠ったのにずっと明け方まで話して起きていて、寝たかと思うと朝6時過ぎ起こされ近くの日帰り温泉施設に連れられて行き、二日目は、もう頭痛がひどく起きていられず開場時間までの間、その公演施設の倉庫にもぐりこんで仮眠をとってなんとか体力回復できた。そしてその晩、主催者の家で布団敷いて頂きようやくぐっすり短時間だけれど深く眠れた。
幸いそのときは行き帰りも車は人様の運転で自分はただ座って道中バカ話をしているだけで良かったのでじっさいのところ体力的なことは何一つしなかったのに、戻ってから一週間は疲労感が残っていた。いや、それはもっと長く続いたのかもしれない。
今回は、行った当日にすぐイベントがあったことも勢いとして良かったし、睡眠不足は相変わらずとなっても一泊で向こうを発てたのも良かった。これがもう一泊あったらさらに疲労は蓄積して疲れのあまり帰り道の関越道で居眠り運転を起こしていたに違いない。有馬さんの教えであるが、ともかく無理はせずに一つのことに絞ってあれもこれもと詰め込むことはすべきではない。できるだけ要件だけ済ませたらば早く帰るに尽きると今回は痛感した。
さて、まだそんなどうでもいいことばかり書いて、肝心の有馬敲さんと新潟のシンガーたちとのコンサートについて何もふれていない。そのコンサートもいろんな意味で面白く、刺激を受けて考えさせられること大であったが、今回の収穫としてもう一つあった。
それは、コンサート会場に近い地元福井地区にある旧庄屋、佐藤家というわらぶき屋根の巨大な古民家に泊まれたことで、憧れだった農家の囲炉裏を囲んで食事もでき、大広間で寝て二日目の午前はそこで有馬さんとのんびり雑談もできたことだ。自分にとって望外というか、予期せぬ歓びであり、まさか本当の古い民家に宿泊できるとは思ってもいなかった。そこのこともきちんと報告しておきたい。また、ぜひ関心有る方は東京からご一緒してその佐藤家にお連れしたいと考えている。文化財級の築250年の農家に気軽に宿泊できる機会などまずこの辺ではありえない。内部の様子などもおいおい別ブログのほうでアップさせたい。
その他、詩と音楽の違いではなく、詩人とミュージシャンとの違いということについてもいろいろ考えされ気づくところ大きかった。自分にとっては詩も音楽も表現行為において全く差はなく違いも感じないのだが、それぞれの観客、聴き手は大きく異なる。その違いはいったいどこにあるのか答えはまだみつからないが、考えてみたいと思う。
今はいろいろ刺激を受けて、また今夏に向けて一つ一つきんとさせて頑張りたいと決意を新たにしている。まずは今月10日、ウチで催す手作り味噌作りパーティ、どなたでも気軽にご参加を。遊びに来てください。新潟のお土産も出します。
新潟から帰ってきて一夜明けた。今、翌月曜の夕方。
足が笑う、という言葉があるが、ウチから新潟まで行きに332キロ、向こうで向こうでガソリン入れて帰りに329キロ、往復で650数キロ走り続け、その間ずっとアクセルを踏み続けた右足の膝はもうガクガクである。その他、何もしていないのに同じ格好をしていただけで、腰や肩は凝り固まって痛い。体の節々がだるく痛い。でも気分はすっきり爽快である。行って良かった、終わって良かったと今心は満足している。
昨晩は、枕元のスタンドの明りもつけたままあっと言う間に眠りに落ちた。泥のように深く眠り気がついたら朝だった。今日月曜は、母の血液検査で立川へ連れて行く用事があり、午前はそれで潰れたが、昼食にそうめん茹でて食べさせてから、親たちはデイサービスに行ったので午後少しだけまた昼寝しようとベッドに衣服のまま横になった。そしてまた再び深く眠ってしまい夕方に起きたというわけだ。
これから何回かに分けて今回の新潟行のことをまずは文章で報告していきたい。お付き合い下さい。
今回の新潟の旅、旅と言うほどの長さもなく、たった一泊二日間であり、それも土曜日の朝出て、その日に肝要のイベントがあって、一晩泊って翌日はもう昼には帰路についたのだからごく簡単なものであった。それでも大いに気分転換になったし、この程度の長さで助かったと思っている。
というのは、自分にとってどこへでも行くこと、旅という類のことは癒しでも休養でも全くなく、真逆の苦行のようなものであり、ともかく現地ではのんびりできずあれこれ動き回って忙しく、夜は夜で呑んで騒いで深夜まで起きて、それでいて朝は早朝から起こされたり起きねばならず、期間が長くなるほど疲労は蓄積してくる。まるで疲れ果てに行くようなものなのだ。
特に前回の新潟公演旅行は思い返しても辛かった。残してきた老犬のことで気が休まらないこともあったが、そもそも行く日の前の晩もほぼ徹夜状態で、向こうでも初日は多くの皆は先に眠ったのにずっと明け方まで話して起きていて、寝たかと思うと朝6時過ぎ起こされ近くの日帰り温泉施設に連れられて行き、二日目は、もう頭痛がひどく起きていられず開場時間までの間、その公演施設の倉庫にもぐりこんで仮眠をとってなんとか体力回復できた。そしてその晩、主催者の家で布団敷いて頂きようやくぐっすり短時間だけれど深く眠れた。
幸いそのときは行き帰りも車は人様の運転で自分はただ座って道中バカ話をしているだけで良かったのでじっさいのところ体力的なことは何一つしなかったのに、戻ってから一週間は疲労感が残っていた。いや、それはもっと長く続いたのかもしれない。
今回は、行った当日にすぐイベントがあったことも勢いとして良かったし、睡眠不足は相変わらずとなっても一泊で向こうを発てたのも良かった。これがもう一泊あったらさらに疲労は蓄積して疲れのあまり帰り道の関越道で居眠り運転を起こしていたに違いない。有馬さんの教えであるが、ともかく無理はせずに一つのことに絞ってあれもこれもと詰め込むことはすべきではない。できるだけ要件だけ済ませたらば早く帰るに尽きると今回は痛感した。
さて、まだそんなどうでもいいことばかり書いて、肝心の有馬敲さんと新潟のシンガーたちとのコンサートについて何もふれていない。そのコンサートもいろんな意味で面白く、刺激を受けて考えさせられること大であったが、今回の収穫としてもう一つあった。
それは、コンサート会場に近い地元福井地区にある旧庄屋、佐藤家というわらぶき屋根の巨大な古民家に泊まれたことで、憧れだった農家の囲炉裏を囲んで食事もでき、大広間で寝て二日目の午前はそこで有馬さんとのんびり雑談もできたことだ。自分にとって望外というか、予期せぬ歓びであり、まさか本当の古い民家に宿泊できるとは思ってもいなかった。そこのこともきちんと報告しておきたい。また、ぜひ関心有る方は東京からご一緒してその佐藤家にお連れしたいと考えている。文化財級の築250年の農家に気軽に宿泊できる機会などまずこの辺ではありえない。内部の様子などもおいおい別ブログのほうでアップさせたい。
その他、詩と音楽の違いではなく、詩人とミュージシャンとの違いということについてもいろいろ考えされ気づくところ大きかった。自分にとっては詩も音楽も表現行為において全く差はなく違いも感じないのだが、それぞれの観客、聴き手は大きく異なる。その違いはいったいどこにあるのか答えはまだみつからないが、考えてみたいと思う。
今はいろいろ刺激を受けて、また今夏に向けて一つ一つきんとさせて頑張りたいと決意を新たにしている。まずは今月10日、ウチで催す手作り味噌作りパーティ、どなたでも気軽にご参加を。遊びに来てください。新潟のお土産も出します。
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