久々に都心を車で走って西新井大師へ2013年03月30日 21時50分40秒

花の寺、今これからが盛りであった。
★西新井大師に初めて参詣した。

 今日はそんなわけで、女友達に請われて足立区西新井まで車で出向いた。さすがに疲れたし腰も痛いが、明日の「無頼庵映画塾」の準備も何もしていないのですぐに寝るわけにはいかない。
 明日はどうやら参加者少ないかもしれないが、多かろうが少なかろうが人を迎え入れるのは同じことで、部屋を片付けたり料理を仕込まないとならないのである。頑張らねば。

 生まれて初めて足立区西新井という街に行った。西新井大師で知られているが自分にとっては地の果てという感覚である。まあ、この辺りに住んでいる人たちにすれば、東京の西のはずれ、奥多摩こそ人外魔境の地の果てだと思っているだろうが。
 痔分は根本的に、出不精というべきか、用事がなければ都心に出ることなど絶対しないし、車だって目的なきドライブなど考えたこともない。用件があり仕方なく出る羽目となる。
 だから東京でも真逆に位置する荒川を越えた先などへまさか車で行くとは考えたこともなかった。だが、友人の頼みなら仕方ない。今日は朝9時から車の中を片づけて、まず引き腹亜学校のある大泉学園へ向かった。彼女とは、西武線柳沢駅前で待ち合わせた。

 で、まず大泉の中学校から段ボール箱を積み込んで、谷原から環八、さらには環七に出て、ひたすら東に向かって、新たな赴任先の中学がある西新井へ向かったのだ。
 以外だったのは、ウチから西新井までは、メーターを見る限りわずか55キロしか走っていない。帰りもウチに戻って確認すると、今日の走行距離は総計110キロで、何だ、そんな少ししか走っていない、つまりそれほど遠くはないことに驚かされた。まして都内に入ってから、大泉から西新井まではあっと言う間だった。
 
 そんなことに驚いたのは、このところ新潟にライブツアーでよく行くことがあって、時間的にはさほど変わらずとも、片道300キロぐらいは常に走っていたので、東京都内がそんなに近いというか、狭いことを忘れ、その距離感覚が狂っていたのだ。ただ時間的には、かなりとられた。信号のない高速道路を時速100キロで走るのと信号で常に止まってちんたら一般道を走るのの違いである。満タンにして出たガソリンも全量の四分の一しか使っていない。運転する身としては都内の方が車が多く道もよくわからず疲れたが。

 もう昼過ぎには西新井の中学に大泉からの荷物は下ろして、用件は終わった。時間もあったので、西新井大師の参道のパーキングに車停めて、二人で大師を参詣して参道の店屋に入って食事してお土産なども買い求めた。
 その後、2時に、向こうを出て、中野坂上の女友達の家に残りの荷物を下ろしてお茶飲んで少し休んでからまた青梅街道で帰った。しかし、信号ごとに必ず停まらされ、ともかく時間がかかって4時前に別れたのにウチに戻れたのは、夕方6時近くとなった。中野から2時間もかかったことになる。改めて自分は都心から離れた田舎に住んでいることにうんざりさせられた。

 ともあれ、西新井は大師も含めてなかなか落ち着いた趣のある良い街だった。大師様も柴又の帝釈天に似てはいるが、あんなに派手さはなく、かといって寂れてもなく、ほどほどの頃合の小体な観光地という雰囲気は好感がもてた。また願わくば折々訪れてみたい。特に「花の寺」として有名だそうだ。

 明日のこともあり、正直今日は気が乗らなかったが、見知らぬ土地に行って良い気分転換となった、もっと遠いところ、大移動かと覚悟したが都内に入ったらすぐ近くて全然そんなことはなかった。辛かったのは中野からの帰り道だけで、青梅街道にはホント辟易、うんざりである。まあ、そんな遠い西のハズレに住んでいる自分がいけないのであるが。

 もう今晩は疲れて起きていられない。明日うんと早く起きてそれから「映画塾」の準備がんばろう。どうかまた一人でも多くのお客様が来てくれるよう祈りながら寝るとして。

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