腰まで雪まみれ、バカは叫ぶ「休め!」2014年02月16日 15時11分03秒

この雪搔きを一人でやりました。
★家の前の道の雪搔きで全身疲労困憊、休むしかない。   ランキング: 137位   

 今日、日曜は朝から強い陽射しで暖かく晴れて、ようやく雪は一気に溶けだした。外は一日中じょろじょろとあちこちから水の滴る、流れる音がしている。

 朝は残った雪がかちんかちんに凍っていたが、昨日のうちに無理して家の前だけでも道は全部雪搔きしておいたので、新聞配達の人らは楽だったと思う。でもおかげで、今、腕は筋肉痛で固まり、また腰は痛み再発、全身中が風邪の引きはじめのような感じで倦怠感がものすごい。頭まで鈍く痛い。
 昨日も午後から断続的に雪搔きしては、腰痛をなだめるために横になり仮眠、また起きてから夕方からがんばって家の前の雪は全部掻き退けた。というのは、隣近所の家の前は家族総出で早くも雪は道の端に積まれアスファルトが見えていて、ウチの前だけが手つかずでかなりの厚みで雪がそのままだった。となると、車が来てもウチの前で通れずユーターンすることとなってしまう。

 これがマンションやアパート住まいの方と違う、一戸建ての家の面倒な点で、植栽があれば秋には落ち葉の始末、伸びた植木の手入れなど共に、こうして雪がたくさん積もれば家の前だけはそこの家人がどかさねばならない。むろんこれほどの雪だし、ウチもご近所も高齢化した家が多いのだから自然融雪を待っても赦されるとは思う。が、隣が先に雪搔きして綺麗に雪がなくなって車も通れるようになっているのに、ウチの前だけ雪は積もったまま手つかずということはやはり隣近所の手前みっともない。雪が積もると以前は老親たちががんばって作業したが、歩くのもやっと、生きてるだけで精いっぱいという今、自分がやるしかないのである。
 

 けっきょく、前回に引き続いての大雪で、もうその後始末だけで疲労困憊、他のことは何もできずに寝込んでしまった。天気のこととはいえ、とんだ予定外、想定外の事態となった。雪の始末にずいぶん時間とられた。しかし、ウチのほうはまだ良い。先ほど、その山梨県北杜市の山里、ウチの古民家のお隣の家の方に電話したら、今だ完全に雪の中に閉じ込められたままだとのことであった。
 その方は、一人暮らしの高齢の女性、十数軒しかない集落で道を挟んだ隣にお住まいで、昨年、縁あってその地と関わるようになってから懇意にして頂いている。彼女の話だと大雪で道路が埋まり、市に除雪を電話して頼んだが、他の地区からもいっせいに要請がありとても手がなく行けないと断られ、新聞他郵便などの配達も雪で道が不通となったため誰も来れない。幸い停電にはなっていないので、テレビ見ながら缶詰など食べながら雪が溶けるのを気長に待っているとのことだった。

 幸い、ウチの古民家もまだ雪に埋もれつつも「健在」とのことであった。が、今度の火曜日、水曜日にかけてまたも山梨県の天気予報では雪のマークが付いている。それまでにどれだけ屋根の雪が自然に溶けかだが、ともかく何としても現地に行って雪搔きをと考えた。しかし、今も中央道は、高井戸から飯田まで全線不通のままだし、向うに行けたとしてもお隣の話では前の道さえも雪で埋まって人も車も通れやしない。春が来て暖かくなって雪が溶けるのを待つしかないのだ。

 逆に、無理して行って高速道路の中で渋滞に巻き込まれたり事故に遭うのももっとバカらしい。また、行けたとして向うで朝起きたら今回のような大雪となってしまったら、もう麓の町までも出られなくなる。その家には調味料やカップ麺が数個あるぐらいで何一つ食べ物も保存してない。たぶん水も凍って出ない。そこに閉じ込められたらと考えるとぞっとする。
 まあいずれにせよ、そうして雪で閉じ込められた過疎地区が早く陸の孤島から「解放」されるのを願う。やがてはその地で暮らすとしたら大雪時の対策も地区で真剣に立てなければと思う。
 さあ、気をとりなおして頑張らねば。今、腰もだが、両腕が特に痛くマヒしている。重たい雪をスコップですくい線路に投げたからだ。その他、体の節々が痛いが休んでばかりいられない。
 それにしても思うのは、世の中にはソチオリンピックだけがニュースだ、事件だと騒ぐ関心ある人ばかりではないことをNHK、マスコミは知るべきである。