2/27日反戦歌コンサート簡易チラシ2016年01月19日 12時41分20秒

★とりあえずまず2月27日の「反戦歌コンサート」のチラシから作りました。

それぞれがそれぞれの場でそれぞれ声上げていけば2016年01月19日 20時26分02秒

★年初の19日行動の日に思う             アクセスランキング: 97位

 陽射しは強く暖かくもうそれは春のそれなのだが、凍った雪の上を吹き渡る風は半端でないほど冷たく寒い。
 大した雪ではないが、一度積もるほどの雪が降ると氷点下の日が続き日陰ではカチンカチンに凍った雪が溶けずにいつまでも残っている。
暖冬だと騒いで、このまま大して寒くならずに春が来るかと思っていたら、やはり冬は冬らしく雪が降って本格的に寒くなった。
 雪の中、スノーブーツならぬ雨用長靴で歩き回っていたら、足の指先が霜焼けになったらしく痒く痛い。が、この寒さを乗り切れば春はすぐそこまで来ていると我慢するしかない。

 今日は19日。あの戦争法成立の日、日本の平和主義の終わった日、そして「戦前」の始まった日、いや、これから始まる?日として2015年9月19日を絶対に忘れない、アメリカと一緒になっての戦争阻止するため、自公の暴挙をこれからも糾弾していくためにも毎月その19日には必ず国会周辺に集うと我々は誓った日である。

 その国会前で知り合い、このところ親しくお付き合いして頂いている方からもメールで、今回はどうするかと確認された。本来ならば何が何でもまたギター抱えて国会前に行く予定であったが、抗がん剤投与のため入院している母のこともあってずっと返事を濁していた。

 今日昼過ぎ、車で立川の病院へ、母の病室を短時間だが覗いてきた。朝から点滴で投与されている抗がん剤に対し、特に拒絶反応もまだ何も出てなく、気分が悪くなるようなことはないと母は言っていた。
 だから、母のことは心配ないと考えて夕刻からともかく都心に出ようかとも迷いもした。が、様態急変のときの連絡先は我であるし万が一のことを考えてしまい今回の19日行動参加は断念した。代わりに2月27日の反戦歌コンサート、中川五郎氏をメインにしたそのライブのチラシだけは簡単なものをまず作った。
 そして日和ったぶん今日は行けなかった国会前についてあれこれ考えた。

 じっさいのところ、常に毎月19日は国会は開かれているわけでもないし、19日行動だからといって国会前に出向かなければならないわけでもない。また国会前に今回の我の如く諸般の事情でいつも行けるわけでないことも多々ある。
 ならば、19日であろうとなかろうと、国会前に出向かなくとも、あるいは集会の先導者がいないとか、集会自体立案されていないとしてもそれは関係ないのではないか。
 つまり、戦争法反対、廃止への強い思いがあるならば、人それぞれが、それぞれの場でそれぞれ様々な活動を繰り広げていけば良いだけの話で、何も必ず国会前へ、誰かが音頭とったから行こう、行かねばならぬと義務化すべきではない。

 それよりも「運動」を長続きさせて確かな成果を上げるためにも一日一か所に集中するよりも思いある人たちがそれぞれ各自で、あちこち自分たちの場で、できるときにできることをやっていけば良いのだと。
 廃止を求める署名集めも大事だし、我の場合は、うたを通してコンサートを企画しより多くの人たちに参院選こそ正念場なのだと呼びかけていきたい。

 闘いは短期決戦では終わらない。末永く根気強く諦めず長期的展望でやっていかないことには巨大権力の前にすぐ立ち消えとなる。そのためにもできるだけ自由闊達に、誰か犠牲や強制されるのではなく、皆が無理なく、できれば面白さや楽しみさえ加味して続けていかないと運動は長続きしない。

 一度決まってしまってしまったもの、出来てしまったものは仕方ない、長いものに巻かれろ、というのが人間の本性だとは思わないが、日本人の特性ならば、だからこそ諦めずに粘り強く根気強く無理なく楽しく面白くやるようにするしかないではないか。
 日本人は何でもマジメに真剣に考えて根詰めて、挙句に脱落しそうな者、日和そうな者を強く責めたり厳しく批判したり糾弾してしまう。多くの運動はそうして内部から自壊していった。
 その轍を繰り返さぬよう、思いあらば人それぞれがそれぞれの場でそれぞれのやり方で声上げていけば良いのである。

 すべてはもっと緩やかに、だが、したたかに、そしてだからこそ確実に、だと思う。