これからのこと、当面のこと2016年02月21日 10時31分14秒

★大変な時代に誰もが大変だが       アクセスランキング: 118位

 日曜の朝である。昨夜の強い雨もやみ、朝方はまだ曇って道も濡れていたが、今陽射しも出て晴れて来た。気温もそんなに低くないし今日はかっこうのデモ日和、集会にぴったりの日になるに違いない。
 
 この数日、ちょっと思い悩むことがあって、考えても意味のない選択を迫られていた。やりたいことは多々あり、それ以上にやるべきことは山積して焦り苛立つ気持ちにすらなるが、ともかく一日一日今できることを少しでも進めていくしかない。
 先だってのマルビナ・レイノルズの件も多くの方々からご教示、情報のあるところを教わった。個々に御礼の返答はまだしていないが有難く思う。近く、その「報告」もいたしたい。
 が、まずは今日は、国会周辺での沖縄連帯の集会へ出向く。
 何人かかつて一緒にこうした集会に参加してくれた友人知人にも連絡したのだが、5人メールして、5人とも今日はそれぞれご都合悪いとのことで、一人でもならばこそその人たちの分まで行ってこようと奮起している。
 皆、仕事が急に入ったり、介護など家庭の事情で、こうした集会、デモ行進などの行動に参加したくても、参加の予定であっても行けないのだ。それはしかたない。
 我も安保法が成立したあの9月以降、19日行動は、毎月必ず行きたいと心に誓ったのだが、いかんせん母の癌治療のため病院通いの日と何故かいつも重なったりして行こうにもなかなかかなわない。

 じっさい、我々の世代はある意味いちばん時間がない。自らの日々の生活も抱え、維持しつつ老親たちの介護も同時にしないとならない。まあ、ヒマで安閑とした、のんびりゆったりの悠々自適の老後など来る人は稀であろうし、もしそんな日が来たとしてもこのご時世、自らの幸福や楽しみだけ大事にして身勝手に生きていくなんてゆるされないと我は思う。
 世界のどこかに、あちこちに貧困や差別、戦争、自然破壊があるのを知りながら、自分とはカンケイないとすましていられるとしたらその人は間違いなく死後裁きにあうと信ずるし聖書曰く、そんな人は神の国に入れない。
 誰もが大変だが、もし少しでも時間あらば、他者のため、社会のため、国家のため(自公政権や閣僚たちのためではなく)、地球のために時間や労力を、もし余分な金があれば資力を割くべきであろう。

 誰もが大変なのだ。まず今を生きていくだけで精いっぱいなのだ。しかしそれは、金があれば解決できるという問題でもない。Amazonには何万点ものアイテムが常に並んでいる。そこで売っていない、扱っていない商品を探すほうが難しいほどだ。
 しかし、一番この世に必要で足りないものはAmazonでは扱っていない。もしリストに載せたとしても常に品切れ中となろう。

 拙ブログの読者は当然おわかりのことと思う。それは「愛」である。思いやりと言ってもいい。自己へのそれは動物だって持っている。他者への、それも見返りを求めない無償の愛。それこそが愛であり、本当に大事な大切なものだ。

 とあるタレント出身の自民党の政治家が、日本もアメリカの属州になれば、拉致問題も起きなかったし周辺国との紛争など今ある政治問題は全て解決できると大胆な「夢」を語っていた。
 ある意味画期的な、素晴らしいビジョンだと思わなくもない。最終的には国家さえ失くしてしまえば国家間の紛争は当然なくなる。しかし、彼が言っているのはどうやら、ヤクザで言うところの巨大な組の傘下に入ればそこで出世もできるし守ってももらえると言うのとどう違うのだろうか。※日本はもう安保条約により既に傘下に入っている。さらにその先の話として、独立国日本を解散してハワイのように超大国アメリカの一州に自らなろうというビジョンなのである。

 彼には愛がない。そんな夢には志もないどころかまず日本と日本人に対する愛が欠けている。そんな売国奴が政治家をやっている。愛国者の皆さんが集う日本会議の面々はこの男をどう思うのだろうか。
 もしもそのアメリカでアメリカ人が同様のこと、つまり他国の支配下になるのも選択肢として夢を語ったとしたらどんな目に遭うだろうか。愛国者かつキリスト信者でもあると胸を張る共和党のトランプ氏に一喝してもらいたい。バカ野郎!と。右であれ、左であれ国家に誇りと愛を持てない者はこの国から去れである。自民党は腐りきっているが、こんな男を議員として加えるのは論外中の論外、直ちに除名すべきだと我も思う。
 
 さておき、もう少ししたら家を出る。戻ったら今日のことを報告したい。