ブログ書きたいこと多々あれど2020年11月04日 23時23分56秒

★またあれこれトラブル重なり落ち着いて書く時間がとれないのでスミマセン!!

 おかげさまで先日の「共謀コンサート」は無事かなりの盛況のうちに成し終えた。収益も予想外にあった。
 その報告もしたいのだけれど、老父の世話に加えて犬猫だけでなく自分の病院通いもあってともかく慌ただしく、その時間がゆっくりとれない。

 でも今朝は、久しぶりに朝寝坊出来、たっぷり眠ることができた。午前の仕事を済ませて、朝昼兼の飯を食べながらアメリカ大統領選の開票速報をずっと見ていた。
 残念というか、またもやというべきか、激戦州の票数の差からおそらくトランプ氏が再選されると予測・確信し、それからまた夕方まで横になった。

 ようやく先週末からの溜まった疲れは癒えた感じで、足底の痛みも耳鳴りなども今日はほとんど感じないのだが、また新たなトラブルが起きたようで、いまその対処法を相談する電話を待っている。
 天気も穏やかかつ晴れの日が続いて季節は快適である。が・・・

 米大統領選についても思うところ、書き記したいことは多々あるのだが、書きだすとまた長くなり夜も更ける。
 明日は朝一で歯医者の予約があり、その後は、人と会い受け渡しがあり、小田急線沿線へ出かけねばならない。まだ確定ではないが、たぶんそうなるだろう。
 ただ、父は夕方4時には介護施設から帰宅するので、果たして用事を済ませてその時間までに戻れるか予想もつかず、その用事自体気が進まずまさに憂鬱だが我が行かねばならない。

 まあ思い通りにならないのが人生だし、嫌なこと、面倒で辛いことも含めて生きているが故なのだから、ともかくそれから逃げずに向き合い生き続けていくしかない。
 世の中は、決して良くはならない。そして自分の人生もまた同様に。だが、これ以上さらに悪くならないよう、何とか努力していく。それならできるはずだ。日々ともかくやりすごし毎日を終えていく。つまり現状維持ならば、それはそれで良いことだろう。※先の大阪都構想の否決のように。

 そう、嫌でも我が老いも含めてどんどん何もかもできなく衰えていく。つまり悪化していく。ならば(予定通りに何一つできなくても)今日がともかく無事に終わるのならば、それだけで有難いと感謝せねばならない。
 ともかくまだ今日も生きているのならば。
 嫌でも死は向うからやってきて我の足を引っ張って連れていく。その日までどれだけ自分なりに、これ以上悪くならないよう頑張れるか、だ。

慌ただしい一週間を終えて2020年11月09日 09時23分06秒

砂川秋祭りで「砂川の空」を唄う館野公一
★ようやく腰据えて自分のことを

 昨日は、砂川秋祭りだった。
 我は、オープニングアクトで、盟友太田さんと「三密クラスターズ」で演る申し込みもしていたので、朝9時に集合とのことで8時過ぎ大慌てでギター背負って機材を籠に乗せて自転車で向かった。
 会場は立川市の砂川平和広場だ。今回で30回目となる恒例の秋の野外イベントである。言うまでもなくあの砂川闘争の舞台となった地区である。
 その報告もきちんとしたいが、実は帰り道、我家の近くのスーパーの前で自転車ごと転倒し左手肘や左足の膝に軽い怪我をしてしまった。
 そんな時間は遅くない。夜の7時頃であろうか。

 イベントを終えて立川駅北口まで太田さんと南北道路をえんえん歩き、駅前の安いとんかつチェーン店で定食を肴にアルコールを吞んだ。
 そんなペロペロになるほど飲酒しなかったはずなのだが、やはり酒に酔うと足もとがふらつくごとく帰路、自転車も右に左に定まらず走っていてもかなりバランスとるのに苦労してたらついに転倒である。歩道上で幸いだった。

 どうにもその状況ははっきり思い出せないが、誰か他の自転車に接触したのか。すぐ男の人に抱き起され近くにいた女の人も大丈夫ですか!と駆けつけてきた。
 ビッグAという24時間やってるコンビニ的スーパーの入り口のところで、我はそこに寄ろうとして車道から歩道に乗り上げたのかもしれない。
 ともかくそこの駐輪場に自転車は停めて籠から落ちた荷物などを拾い集め辺りを確認してまたフラフラしながらも家に戻った。
 いま、一夜明けて持って行った荷物を再確認したが、特に失くしたものや見つからないものはないようだ。ギターも無事であった。kヤイリの自分としてはかなり高い値のギターだったので、安堵した。
 ただ帰り道もヘンだと思ったのだが、そのギターを入れてあった背負っていたソフトケースのストラップが切れて外れてもう修復は難しい感じだ。つまり転んだ時、ギターにもヘンな負荷がかかり胸にまわしていたベルト部分が切れたらしい。

 怪我もあちこちの打ち身と擦り傷程度で、まだ節々がかなり痛むが後遺症が残る程ではないと思う。※以前にもやはりかなり吞んで友人宅からの帰り道、塀か何かにぶつかって左指を骨折した。いずれにせよ、毎度のことながら無事で幸い、有難いことだと今つくづく思う。
 これまでも酒に酔って高所から落ちて頭打ったりしたり何度も九死に一生を得てきたが、思えば全て酒がらみのことで、今回こそ真に深く反省した。後悔した。こんなことをしていたら無為に命を縮めるだけだと誓う。

 本当に愚かである。バカも極まりだ。実は先日も、先月の「共謀コンサート」でもウチから自転車で谷保かけこみ亭まで出向き、行きは秋空の元、至極快適だったものの帰り道はすごく時間かかりペダルこぐのも苦労し疲労困憊した。その晩は酒はほとんど吞まなかったが・・・。
 そのときも思ったが、何かを終えた後はやはり当然疲れているし、それからまた一仕事的に身体を使うのは無理がある。我はアスリートではないし、身体を鍛えたいわけでもないのだからできるだけ楽に早く移動できることを旨とせねばならない。
 ※また多摩地区は西に向かうにつれ緩やかに地盤が高くなっている故、京都でも同様、北ならぬ西に上るにつれて常に緩い登坂なのである。

 だからもう自転車では行かない、使わないと思ったはずだったが、秋祭りの会場が駅からも遠く交通機関もろくにない場所だったから自転車がいちばん早いと考えて、帰り道のコトを又しても失念してしかもアルコールまで吞んでしまったのだ。そしてまたもこの失態である。下手に頭打ったり、車道だったら命落としていてもおかしくない。

 毎度ながら思うが、神はこんな愚かでどうしようもない男をまたも見捨てず見守り大事に至らぬよう守ってくれたのだ。その神の深い愛、思いやりにただ感謝するしかない。
 そしてまたしても生き延びた命に対して、報いるようなことをしていかねばならぬと今強く感じている。

 ともかく昨日で、先月31日のコンサートからの慌ただしかった一週間は終わった。いや、勇造の民家ライブからか。後のイベントは、今月28日の回だけである。
 中山ラビさんからお知らせハガキも届いていて、癌克服!?のスターパインでのラビ組ライブもあるのだが、それは席数も少なく既に予約は満席だと思うから、連絡確認はするがたぶん行かないだろう。

 今年も残すは二か月足らずとなった。共謀コンサートもあと二回でいったん終える。まだ何も確定していないが、昨日のイベントで出会ったバンドによって今後の企画も湧いて来た。
 秋も深まり今も多忙かつ多事多難なのは変わりないが、今日は父が夕刻帰るまでは自分のことだけにようやく専念できる。まずは晴れたので溜まった父の洗濯ものと、窓や戸を開け放しての掃除と片付けである。

 穏やかな秋の日を浴びて今思う。生きているって素晴らしい。そう、まだ何とか無事我は生きている。
 すべてに感謝してがんばろう。ただただ有難い。まだ死んでない。生きている。

晴れの日が続く、コロナ感染拡大も続く2020年11月14日 21時16分31秒

★まず近況と思うところを

 雨や曇りの日がやたら多い今年2020年だったが、ようや11月に入って天気の良い爽やかな秋晴れの日が続くようになった。
 が、今週は一気に寒くなって、隣町八王子では最低気温が5~6度と報じられた。まだ何の冬支度もしていない我は、また寒暖差アレルギーが悪化して咳が止まらず往生した。発熱などはないものの風邪の初期症状で痰も絡み咳が収まらず苦しい日もあった。仕方なく体温めできるだけ早く寝るしかなかった。毎度のことなのでコロナではないと信じるが・・・

 ようやく昨日あたりから寒さも和らぎ、今日など日中はひなたにいると汗ばむほどで、朝晩は冷え込んでもともかく陽射しのあるのは有り難い、助かると陽の暖かさに感謝である。
 今朝がた、父を介護施設に送り出し、ようやく落ち着いて今心静かにパソコンに向かっている。とりあえず明後日の夕方までは、父のことはさておき自分のことに専念できる。
 が、今日は、それでどっと疲れが出て、午前は歯医者の予約診療を終えた後、昼過ぎに近くの家系ラーメン屋でたらふくライスと一緒にラーメン食べて、犬猫たちに餌やったりしてから少しだけ横になるつもりで布団に入ったら爆睡してしまい気がついたら外はもう暗かった。5時は過ぎていたか。約3時間半寝たことになる。
 寝ながらも忘れ物したようなあれこれ気になることが頭をよぎり、その都度今日は父は不在なのだから今は寝ていいいのだと思い直し、けっょくだらだらと午後は暗くなるまでひたすら眠り続けたのだ。無為に時間を費やしたとも思えなくはないがおかげでやっと体調は戻った。

 先だっての自転車での転倒したケガは、今も肘などは青痣になっていて押したり触るとまだかなり痛いが、身体節々の痛みはなくなりもうほとんど生活に支障はない。
 今回の件で、多々ご心配とお叱りも受けた。今さらながら情けなく反省中である。バカは死んでも(死に損なっても)直らないとは自分のことである。
 で、酒はもうやめたかというと、実は、咳が出ると、いちばん効くのは、ウイスキーなどのお湯割りで体自体を温めることなので、このところの寒さもあって酔っぱらうほどではないが、咳が出るたびアルコールはまた飲んでいる。熱くしたお湯割りを流し込めば咳は収まる。
 咳止めの薬こそ、中島らもの命を奪ったようにかなり危険なので、それよりは薄いお湯割りならば、という判断だ。
 いずれにせよ、外で呑んで自転車に乗ることはもう絶対しないと誓ったのでご容赦願いたい。家で一人で酩酊できる余裕も時間もない。
 ただそんなでまたブログ更新の間が空いたのは、急な寒さで体調悪く、父不在で寝られるときは咳止めにアルコール流し込んで早く寝てばかりいたからと告白する。
 ※アップする写真もまとめたが、けっきょく未だそれはできていない。

 さておき、父のことはともかく、アメリカ大統領選の結果と大阪維新の会の都構想の結果の類似と政府のGO Toキャンペーンの継続である。そのどれもトランプ的というか、身勝手な悪あがき、ある意味狂気の沙汰というしかない。終わりは既に見えているのに、あえてそれを認めず欲望のおもむくまま都合良く解釈してさらに状況を悪化させていく。
 政治家、というより政治に携わる者は、いつの間にかこんなに無責任になったのであろうか。誰もが自分たちの都合しか考えず民意など認めない。
 我は先にアメリカの大統領選はトランプ氏の再選だと予想して拙ブログに書いた。じっさいのところ開票半ばまで激戦州は圧倒的にトランプ氏の票が伸びていた。
 のちに郵便投票の票が出て来てバイデン氏優勢となったとされるが、確かにトランプ氏や日本国内も含めて支持者の人たちはいかさまや不正があったと思いたくなるし我もそう疑う気持ちはある。
 が、少なくとも政権与党側がするならともかく、全米で民主党が政権奪還のために大々的に不正操作がてぎるはずもなく、現時点ではその確証事例なども報じられていないのだから、やはりこの選挙結果は誰もが認めねばならないはずだ。大阪都構想も同様に。
 ところがトランプ陣営や大阪維新幹部たちは、それを認めず諦めず新たな妄動を続けている。接戦だからこそインチキ不正があったとか、ほぼ半数の人が賛成したのだから廃案になってもその民意をくみ取らないとならないという「詭弁」である。

 そして今また、コロナ感染拡大が連日都内も含めて新たな段階に入ってきている。各地で感染者数が過去最高となり東京でも連日300人越えが続いているし北海道でもかなり危険な状況となってしまっている。
 特に人口が少ない北海道での再流行は、政府のGoToトラベルが大きく関与していると誰もが想像できる。
 なのに政府は北海道をキャンペーンから外さないだけでなく、これからもこのキャンペーンは全国的に続けていくと明言している。それも利用は各自「皆さんの自己判断で」、という無責任ぶりである。
 けっきょくつまるところ全ては金なのだ。そこに金が動くから、金を求めて無責任な妄動を続けざる得ない。

 そもそも彼らは選挙で示された民意や道民、大阪府民、国民のことなどまったく大事におもわないし考えてもいない。※沖縄の民意だってそうだろう? 二階幹事長のご威光で誕生した菅政権は、彼のバックにある観光業界の顔色を窺うしかないし、トランプ氏もアメリカ大統領選挙の得票歴代二位の7000万票越えの力をかざして大統領の椅子に居座り続けるのである。

 何せよ、敗戦日本に民主主義をもたらしたアメリカの「自由と民主主義」なるものはどの程度のものか今回底がはっきり見えた。ならば、彼らが教えてくれた日本の民主主義、選挙なども自公や維新が示すように自らの為だけのもの、ご都合主義でもちっともおかしくない。
 非民主国家である中国や北朝鮮、ロシアが嗤っている。

まずは撮り溜めた画像から2020年11月15日 23時42分44秒

★自分が関わったライブの写真すら上げていない

 情けないことにあれこれ忙しいのと体調もすぐれなかったりで、ブログもなかなか更新できないだけでなく、「共謀コンサート」すら終えてもきちんと報告していない。
 書きかけのまま放擲してしまった記事も多々あるし、自分では後で書き足してその回は終わりにするつもりでいるが、ともかく時間がなく書けないまままたさらに時間は過ぎていく。
 アメリカ大統領選の結果についても書き記したいこと思っている。トランプ退陣で世界の終わりは少しだけ先に延びたか、だ。

 その他、このところ亡くなった方々、弘田三枝子や筒美京平たち、個人的に強い思い入れある人たちについてもしかと「追悼」したいと願いつつ、書きたいことは多々あれどそれについて書く時間的余裕がない。
 何一つきちんとできないまま時間だけは確実に過ぎて今年も残すは僅かとなった。ひと月半しかないではないか。まったく情けない。
 しかし冬が近づき、秋はまた家事あれこれ忙しい。庭先の落葉掃きだって放擲すればご近所さまは目が三角である。また市役所や警察に通報される。

 ともあれまずは、デジカメから画像だけはパソコンにやっと取り込めた。きちんと報告できていないのは、今夏の「ぼけまる生前葬」の後半からだが、次いで、9月の回の「共謀コンサート」、そして前回10月の回も画像上げていない。
 さらには、豊田勇造のミヤザワさん宅での畳の上での完全生ライブに、先日の砂川秋まつりまでたくさんある。

 というわけで、まずは先月27日の勇造ライブ@ミヤザワさん宅の1シーンから。和風古民家、個人宅というなかなかユニークな場での、まさにアットホームなライブであった。

「月刊・共謀コンサート」11月の回は、今月28日開催2020年11月16日 00時29分54秒

山口敦子 前回の登場シーンから
★詩人とフォークシンガーとのコラボ再演~お早めにご予約を!!

 昨今コロナ再感染拡大で、第三波とか騒がしいが、 政府はGoToキャンペーンも続けていくらしいし、来夏の東京オリンピックも現下の状況でもしっかり開催すると言ってるからまた再度の「緊急事態宣言」発出はないものとして、「共謀コンサート」、残り二回は予定通りに開催していく。
 で、今月、11月の回は、今年4月、自粛の嵐が吹き荒れ始めた最中、宣伝告知もろくにできなくて内々で開催した『詩とフォークソングの集い』の再演である。
 出演は詩人側は、宮尾節子、奥主榮。フォークシンガーは、太田三造、山口敦子他の予定だ。
 先だっての9月の回で、生配信で大変好評頂いた山口敦子再登場、とお馴染み吟遊フォークシンガー太田三造が詩人たちと対峙いたす。
言葉の達人と唄い手の御手合わせである。
 今回も感染防止第一の観点から、基本事前予約とお客様の定員を決めての方針で進めていく予定でいる。

 詳細などは近くまた当ブログでアップするが、客席数は少ないのとたぶん当日参加は満席で難しいと思うので、先着順に予約受け付けるのでお早めにご連絡頂きたい。
 開場開演はいつも通り、午後5時半~ 参加費も投げ銭制で変わりはない。

 なお、来月12月の最終回は、12/26日の開催で、出演は五十嵐正史とソウルブラザーズ、志万田さをり、元気いいぞう他元気どころ満載で今年一年を締めくくりたい。そう、コロナ退散願って。
 その回だけは開演時間は早くなると思うのでご確認ください。マスダの携帯090-8175-8479  もしくはかけこみ亭まで。こちらも予約受け付けます。

また山梨へ行ってきた2020年11月21日 22時44分16秒

ベルコと黒猫モコ
★コロナは続くよ どこまでも である。

 このところ連日コロナの新規感染者の増加更新が日々全国的に止まらない。東京では連日五百人越えである。これはさすがにマズイことなのは誰でも思う。
 言うまでもなく菅政権が安倍政権から引き継いだ愚策GoToキャンペーンなるものを、まだウィルスはちっとも収束していないのに全国的に始めてしまった故で、どう言い訳しようとも「気の緩み」、つまり感染防止策さえとれば移動も含めほぼ元通りの生活、経済活動をしてもかまわない、と政府がお墨付きを与えてしまったからに他ならない。
 何で拙速に経済を回そうと、しかも観光業を優先したかは、そこに菅政権誕生の功労者、影の総理二階幹事長の存在が大きいからだそうで、彼のバックには観光産業が付いているから何が何でもトラベルなのである。そう、この先どうなるのか誰もわからない、「神のみぞ知る」状況でもだ。

 さておき、実は、この数日、18日の水曜の夜から昨日金曜の昼まで山梨の最北、北杜市へ一人で行っていた。むろんウチの倉庫である古民家へ、だ。
 問題の老父を、いつもより一泊長く介護施設にあずかってもらい、水木金の二泊三日で行けたのだが、実質まるまる一中向うにいられたのは19日の木曜だけだ。
 じっさい隣の県とはいえ、その古民家のあるところは、峡北と呼ばれる県北部で長野県に近い八ヶ岳南麓である。しかも高速降りてから山道を30分昇る山里なので、高速に乗ってる時間は 1時間強だとしても、やはり移動には片道2時間はどんなに急いでもかかってしまう。
 一泊二日の日程だと、着いて荷物下ろして、近くの温泉に入って一晩寝たらすぐまた翌日、農協で野菜とか買って昼には向うを出ないとならない。いつもあまりに慌ただしく田舎へ行ってものんびりなんか常にできない。だから気も身体も休まらない。何かあたふた荷物を移動させているだけだ。
 今回は、中一日、向うにまるまるいられたので少しはのんびりできた、が、実はまたバカな判断から危うく事故るところであった。
 理由は、愛犬ベルコだけでなく猫たちも三匹連れて行き、しかも車内で猫たちが騒ぎケージ破ってうろつき出してしまい運転に集中できずパニック状態となり往生した。

 いつもは、動物は連れて行くとしても愛犬ベルコの他に、ケージに入れて三本脚のキジ子だけなのだが、今回は、キジ子の他に、黒猫モコとヘタレ大将という子猫ならぬ「中猫」も連れて行った。つまり犬1、猫3、ヒト1である。それが車に乗ってった。
 もっと他にも今ウチには猫たちがたくさんいるのだが、人に慣れて大人しいメンバーを厳選して、他のは餌をたくさん置いて留守番させてのことだ。
 で、今回キジ子は、車内に放して、中猫二匹はソフトケースのケージに入れて連れて行った。むろん二匹はニャーニャー大鳴きして中で騒いでいる。
 が、後部座席に置いてあったビニール製のケージからいつの間にか自分たちで咬み破いて穴をあけ車内に出てしまったのだ。※後で判明した。
 八王子インターから高速道に入り、次のPA、藤野まで来たら、足元に誰かがいる。ファスナーが緩くて出たのかと思ったが、二匹はもう車内で自由にうろつき、キジ子も含め皆で大騒ぎである。
 いったんどこかPAに停めて猫たち捕まえてケージに戻すことも考えたが、出たのが夕方7時過ぎだったことと、車内には本や荷物も多く猫たち全員捕まえるのも難しいと考えてともかく大急ぎで古民家に向かった。
 じっさい古民家に着いても、車内から猫たちを捕まえて閉じ込めておく二階の部屋に連れて行くのもまた一苦労であった。
 まあその晩は、猫たち広い部屋に放たれコーフンして主人が寝ている布団の上でも追いかけっこ、こちらはなかなか眠れずに閉口したが。
 
 翌日、向うでの用事を済ませて、さらに一泊して帰路へと。猫を入れようとケージを確認したらば、あちこち咬み破いて隙間ができてボロボロであることがわかった。どうしたものか。修繕もできないし時間もない。
 けっきょく、ともかく中猫二匹をそのケージに投げ込み車を走らせた。
が、すぐさま彼らは出てしまい、車にも慣れたからか、行きよりもさらにアクティブで、日中だったこともあって、運転席にまで三匹でやってくる。
 足元をうろつくのもいれば、キジ子は我の肩に乗ってニャーニャー鳴いてるし、モコはハンドルからボンネットによじ登ろうとけんめいである。
 危なくて運転に集中できない。その都度、周りをちょろちょろする猫たちを掴んでは後部座席に投げるが猫たちは懲りずに何度も運転手にまとわりついて来る。とうぜんハンドルもふらついてしまう。助手席の犬ベルコも心配顔である。
 気がつけば、後ろには工事用の大型トラックが急接近していてクラクション鳴らされ、慌てて路肩に停めたが、危うく事故るとこであった。

 それは高速内のことではなく、インターまで下りる山道のことだから、スピードは出ていなかったが、またしても我はいったい何をやっているのか!!と思わず自問した。またも命縮めるようなバカなことをしているではないか。
 けっきょく、昨日は朝から買い物などはできるだけしないで、できるだけ早く韮崎から高速に入って、キジ子を肩に乗せて、モコは膝に乗せて片手で押さえつけて、もう一匹の様子を伺いつつ片手ハンドルですっ飛ばし大急ぎで帰ってきた。
 昼過ぎウチに帰り、連れて行った猫たちをそれぞれの部屋に投げ入れてほんとうにホッとした。無事を痛感し缶ビール開けて、からからの喉を潤した。
 そして誓った。誰か他の同乗者がいて、猫たちの世話や様子見てくれるのならともかく、1人のときは、犬はともかく猫は連れて行かない。連れて行くとしても一匹だけ、それもしっかりしたケージに閉じ込めての話だ。こんなことで事故って命落とすのはバカらしいではないか。
 バカだから何度でもバカなことを繰り返す。ほんとうに危険なことは回避していかねばと先日も悔いたばかりなのに、だ。

 ※今回行かねばならない目的については別に書きます。

寒暖差アレルギーに苦しみつつ野沢菜を漬けていく2020年11月22日 08時30分05秒

★暑いんだか寒いんだか、咳と鼻水が止まらないが

 今日22日は、また気温が下がり例年通り晩秋~初冬のひんやりとした朝である。北風は今朝は吹いていない。今日も晴れて陽射しの温かさが心地良い。

 が、一昨日までは、生暖かい南風が吹き荒れて気温も高く、ともかく気持ちが悪かった。穏やかな小春日和というよりも春先3月頃、春一番のようなヘンな陽気であった。数日前はかなり冷え込んで5~6度しかなくこのまま一気に真冬となるか案じてたのに。
 その天気の不穏さに気持ちも何か落ち着かず、不安な気持ちを抱えつつ山梨へ行ってきた。まあ、向う山里でも冷え込むことはなく身体は楽であったが。

 今回出かけたのは、荷物の搬入よりも、向うの家の庭先にある植栽、青桐やケヤキの樹の伸びた枝葉のことが気にかかって、少しでもそれを「処理」せねばと急かされていたからだ。

 拙古民家のある山里は、ほぼ限界集落と言っていいほど、ほとんど人は住んでいない。行っても誰かニンゲンに遭うことはまずなく、お猿や鹿たちに出会うことのほうが多い。ご近所も住んでいるのは寡婦となられた老人だけでその姿も全然見かけない。唯一、家族のいる世帯はすぐ下の隣家だけである。
 しかし、前回、雨が降り続いていた10月に行ったとき、帰り際、高低差のあるすぐ下の、その隣家のオバサンが突然やってきた。
 我に、今夏伸びすぎて葉が生い茂っていた桐の樹とケヤキを指さし、落葉もすごいからこんなに丈を伸ばさずに切り詰めてくれ、落葉も困るが、危なくてしょうがないと苦情を言われた。何でも地区のどこそこでは樹が家に倒れてきて何百万も損害賠償したとか、一本切るのだって百万円したとか言う。

 確かに入り口のプレハブの物置脇に生えていた桐の木は成長が早く、このところなかなか訪れることなかったら、気がつけば丈も枝も伸びてその大きな葉で、玄関までも暗く覆い隠すほど成長していた。
 俗に俚諺に、娘が生まれたら桐の木を植えれば、その娘が嫁ぐときにその桐の木で箪笥ができると言うが、あながちそれも誇張ではないほど桐という木は成長がやたら早く、この一年ほどほったらかしにしていたらあっという間に巨大化していたのである。
 そして葉も大きく落ちて散れば辺りはチリチリの枯れ葉が散乱いっぱいとなる。確かに隣家ではかなり迷惑したことだろう。
 仕方なく脚立を立てて、小雨降る中、手の届く所だけ剪定ばさみと枝切り鋸で枝下ろしを試みた。ケヤキも切れと言われたが、高所でとても一人では危険すぎ作業は出来ないと自制した。

 だが、桐は切り出してみると木質がとても柔らかく存外苦労せずカンタンに切れることがわかった。当たり前のことだが、成長の早い木は柔らかく脆いのである。人も同様であろう。
 30分もしないうちに手の届く範囲の枝はほぼ全部切り落とすことができ、ほっとした。
 そうしてその切り落とし葉が付いたままの枝はそのまま物置の前に積み上げ投げ出したまま帰って来たのだが、やはり「その後」も気になっていた。
 隣家の苦情に少しでも誠意を示さないと田舎ではやがて「村八分」にされると聞くから近隣、特にご近所には気を使わねばならない。
 で、何とか今回犬猫たちも連れて、その続きの作業を目的に出かけた次第だ。

 が、行きの中央高速、山梨県内は、車窓から見る限り山々は紅葉、黄葉の真っ盛りであったが、我が山里はもう落葉は終わりに近く、庭先の桐もケヤキももう完全に葉は落として丸坊主であった。
 今さら枝だけとなった樹の枝下ろしを急いでする必要もないと考え、ともかくまだ山積みのままにしてあった、先に切り落とした桐の枝葉を片付けることにした。
 着いた日の翌日、午前はゆっくり農協や直売所で地場野菜買って、昼過ぎから庭の中で焚火をして枯れた雑草もろとも燃やせるものは枝も落葉もほぼ全部燃やし終えた。庭もスッキリ広くなった。
 隣家の人の姿もなかったし、こちらから出向くこともないと考え、火だけ消えたか確認してから夕方から一番近くの公営温泉に行き、焚火の煙臭い身体をよく洗って広い湯船に浸かりようやく気持ちも一段落ついた。

 そんなで手のかかる猫たちもいたから今回は何か落ち着かず、他のことは何もできずのんびりもできなかったが、直売所には幸い生の野沢菜が出ていて、かなりの量を買い込むことができた。
 これもタイミングであり、収穫期は晩秋の一時期だけのものだから時宜が合わないと山梨へ行っても買うことはできない。今回は高菜は出会わなかったが、かなり鮮度の良い野沢菜を計7束買うことができた。いつもの倍である。漬けこむブラ樽が足りないので昨日、近くのホームセンターで新たに買い足して来た。一把の束が5kだと思うから、樽二つで収まるはずだが、下洗いしたがまだ漬けこんでいないのでどうなることか。
 
 昨日からまた風は北風に変わりまた本来の寒さが戻って来た。おかげで寒暖差アレルギーが悪化して、咳と鼻水、そして咳のため喉も痛み痰がからみ風邪症状で苦しいが熱は例によってない。ともかく咳が止まらず息苦しいが何とか作業してやり過ごすつもりでいる。これはじっと寝ていても治りはしないいつものことだから。
 
 野沢菜は高菜のように手間がかからないから一週間ぐらいで食べられると思うので、今度の共謀コンサートに持参して皆にふるまえるかと思う。
 参加者にはおみやげとしても差しあげられると思うのでぜひお気軽にお越しください。11/28日、午後5時半から、谷保かけこみ亭。

山梨で2020年11月23日 12時54分03秒

★桐の木の枝を燃やす

 左にある伸びた木が桐の木。

11/28日、「共謀コンサート」詩人とフォークソングの回はまだ席あります!!2020年11月24日 22時01分46秒

★ご予約のうえご参加お待ちしております。

 谷保かけこみ亭での連続企画『月刊「共謀」コンサート』も今月の回をいれて残すところ2回となった。
 菅政権の愚策、消費喚起のために国民に責任丸投げのGoToキャンペーンでコロナの感染拡大が止まらず未だ多くの人たちが不安の渦中におられると思うが、消毒・換気、人数制限など最大限の予防策を徹底した上で、あと二回、コロナ禍中であるがこのコンサートを無事に終わらせたいと願う。
 まず今月は、詩人たちとフォークシンガーとのコラボ企画で、アグレッシヴに活動を続けている詩人お二方を迎えて実力派フォークシンガーとの「うたと詩(うた)」による対決でなく融合の集いである。
 このコロナ状況下、鋭敏な感覚で現実をみつめ言葉を紡いできた詩人と、うたに乗せて現実に向き合ってきたシンガーとの出会い、そこに新たなアフターコロナ時代の道筋が示せるか、ぜひご確認ください。

 ・開場・開演時間はいつもどおり午後5時半より
 ・参加費は「投げ銭制」も変わりませんので、コロナで生活逼迫されている方もお気軽にご来場ください。

 ★ただし、座席の間隔をとり、「密」になることを避けるべく客席数を減らしての開催ですので、予約者優先とします。事前にお申込み、席のご確認のうえでご来場お願いします。※当日でも入場可能の場合もありますが、まずはご確認ください。
 現時点ではまだ席数に余裕がありますが、お早めに!! マスダ 090-8175-8479

まずは、コロナ第3波の最中、11/28日を無事に終わらせてから、だ2020年11月26日 11時07分10秒

★コロナ感染拡大第3波の渦中に

 秋はともかく忙しい。まさに目が回る程だ。
 父不在の日でも早朝からの庭先、道路の落葉掃きでおちおち長く深く眠れないし、今頃になって先日の自転車での転倒の傷というか部位があちこち痛み出したのと件のアレルギーで咳も止まらず、満身創痍とはこのことか、という感じである。言葉の綾ではなくまさに睡眠不足でメマイがしている。
 が、できるときにすべきことを、つまり、やらなくてはならないことを一つでも少しでも進めていくしかない。でないとどんどんさらに溜まるばかりだ。

 今朝は久しぶりに朝からカラッと晴れたので、溜まった洗濯ものを懸命に洗っている。ウチのは昔ながらの二層式、しかも粉せっけんだからだからいまどきのそれのようにスイッチさえ入れれば後は干すだけというわけにはいかない。
 いちいち取り出しては脱水かけて、またさらにすすいで、最終的に再度脱水して干すという手順を繰り返す。洗うものが多いとそれを何度でも繰り返さねばならない。

 今日は夕刻、父が介護施設から戻る。すべてはそれまでの勝負で、明日は訪問診療も来るので終日在宅の日なのだが、施設に無理言って明日の夜から一泊早めに預かってもらうことにした。
 今も洗濯機廻しながら二階に上がってはこれを書き進めている。午前中にともかく干さないと明日施設に持っていく父の着るものがない。
 何であれ我が人生は常に後手後手で、季節のほうや老いのほうが先回りして慌ててそれに対処して何とか「とりあえず」間に合わしている。
 根本的に追いつきはしない。古本屋稼業ということもあってモノはどんどん溜まるしそれを処理・分別、出品する時間もろくにとれない。
 私的にやりたいことはいっぱいあるが、ともかく今この人生をかろうじて維持することだけで手いっぱい、精いっぱいなのだ。

 人並みのまっとうな人生、フツーの人生はどんどん先へ進んでいく。我はそれを見ながら今も必死に後を追っている。
 が、その距離はどんどん引き離される一方のような気がする。

 さておき、後手後手で思うのは、菅政権、政府のコロナ対策である。
今また第3波が押し寄せて、けっきょくGoToキャンペーンはそれぞれ一時中止としたり、繁華街などでの飲食店は各地で時短営業が要請されてしまった。
 まあ、今回、かけこみ亭でのコンサートには大きな影響はないと思うが、慎重な人はとうぜん足を運ぶのは躊躇うことであろう。出る側もまた然り。そう考えると憂鬱である。またも緊急事態宣言が出たらどうしたものか。

 しかし、これもまた当然のことであろう。感染が完全に終息してもいないのに、消費喚起策として国を挙げて旅行に行けとか店で飲食しろとかGoToキャンペーンで人心を煽るからである。結果人出が増す。そして全国でこれまでで最大の感染者数を日々更新する事態となる。
 政府は「三密」に加えて、換気や体温の計測、手洗い消毒などを徹底すれば移動しても問題ないといまだ言って、感染拡大は国民の気の緩み、からだと国民に責任を転嫁している。
 が、これこそ噴飯モノで、「気の緩み」は政府が音頭とって始めたこのGoToという愚策が引き起こしたからだし、何より問題なのは、コロナというのは無症状、軽症の人も多々いることを失念していることだ。
 つまり発熱など症状がないとして各地へ出かけお店て飲食している人たちの中にも確実にウィルス持った人はいるのである。結果として全国的にウィルスを国が拡散させてしまったからこんなに感染者数が増えたのだ。
 それを野党は批判するばかりで学術会議のことばかリ騒いで何もコロナ対策しなかった、とかコメントするバカの何と多いことよ。

 さておき・・・
 「肉屋を支持する豚」とか「卵を産まなくなった鶏」とかまるでイソップの喩え話のような事態があちこちで起きている。
 そうしたことについて書き記したいと思うが、ともかくいまは時間がなく、まずは28日を無事終えてからだ。

 いま、午後1時半過ぎ。何とか洗濯物は全部干し終えた。思ったよりも時間がかかってしまった。今日乾かなくても何とか明日一日あれば父が明日の夕方持って行く分は乾くだろう。

 コロナが続く限り、もうかつてのような音楽イベント、コンサートはもう不可能のような気がしてきたが、ともかく我が出来る限りのことはこれからも続けていく。
 それが音楽を手の内に入れた者の務めであろう。そう、音楽はどこにいたって出来るし存在するのだから。