苦難の時は過ぎ去りゆく2022年01月24日 11時41分14秒

★と、信じたい、願いたいが・・・

 先にも書いたが、今年は正月元旦から不測の事態が起きたり、年が明けても相変わらず我の多事多難状況は続いている。
 一難去ってまた一難、という言葉があるけれど、一難去ったらまた一難どころか、二難、三難とまた新たに面倒な事態が次々と起こる。
 まず何から書いたら良いものか、書きたいことや思うことは多々あるけれど、まず現況からカンタンに記していく。

 またブログ更新が空いたのは、そんなわけで超多忙だったこともあるけれど、実は、右手の中指が、細菌が入って炎症起こしてパンパンに腫れてしまい、痛くて痺れていてとても動かせず、キーボードが打てなかったのだ。

 数日前、20日の日だったと思うが、父が在宅のとき、彼の使っている部分入れ歯が不具合を起こして我が彼の口の中に手を入れて取り外そうとした。
 そしたらば、よく状況は思い出せないのだが、部分入れ歯の他の歯にひっかける針金状の金属のワイヤー、スプリングがへんな具合に飛び出していて、棘のように我の右手の中指に刺さってしまった。細さは一ミリもないだろう。
 慌てて抜いたものの、ごく小さい傷穴でも血が出て、念のためすぐさま水で洗い、いちおう消毒液はつけておいた。ごく小さい傷だから大したことはないと思った。
 ところがそれからが想定外で、翌日になったらその指が腫れてきて部位は、中指第一関節のすぐ下の穴なのに、その中指自体が他の指の1.5倍ほどにまで太くなってしまった。痛いだけでなく指先は痺れたような感じもする。むろんそんな状況だから曲げることもかなわない。
 我は、もともと迂闊な性格だから、細かい切り傷や擦り傷、猫たちによる引っかき傷などは日常茶飯事で、ふらついて転ぶことも含めて体中どこかしらか血が出てない日がない日がないほど小さな傷には慣れていた。多少その時は痛くても数日すればすぐに回復に向かう。
 だからこのままにしておいても数日すればじき収まるだろうと安易に考えていた。

 が、父の口内黴菌は強力なのか腫れは収まるどころか、さらに膨れてきた感じもするし、ともかく痛くて右手は使えず、中指1本動かないだけで、戸の開け閉めにも力が入らず、生活にも困難をきたす。つい親しい女友達にそのことをこぼした。
 そしたらば、破傷風から敗血症の怖れがあるし、感染症は怖いからともかくまず近くの病院に行って診てもらえと進言されて、またのこのコロナ感染拡大状況下、こんな程度のことで病院をわずらわすのは気乗りしなかったが、一昨日の土曜日の午前、近くのTS会が運営する大病院に行ってきた。
 予想通りコロナ患者向けの発熱外来などすごい人出だったものの、わりと待たされずに一時間そこらで診てもらえた。
 医師は、膿は出ていないから切開の必要はないだろうと、抗生物質の錠剤を一週間出してもらい、6日後にまた再診ということになった。

 というわけで、そのオーグメンチンという錠剤を朝晩ともかく二錠づつ飲み続けていたら、しだいに腫れも痛みも軽くなってきて、今もまだ右手は完全に握りしめることはできないものの、ほぼ普通に使えるようにはなってきた。
 たぶん、そのままにして自然治癒を期待していては、さらに長引いたかと思う。いや、今回のような悪化は初めてのことだから、もしかしたらこの小さな刺し傷が原因で命を落としていたかもしれない。
 改めて、ごく小さな傷でも黴菌が入ると事態は悪化することもあるのだと今回学び得た。まあ、我も体調悪く体力的にも落ちていたのかとも思うが。
 医者からもらった薬を日に三度、二錠づつ飲み続けて、ようやく腫れや痛みはひき、こうしてブログ再開に至ったしだい。
 自然治癒力を過信して、病院に行かないでいたらきっともっと長引いて事態は悪化していたことは間違いない。皆さまも小さな切り傷、刺し傷でも甘く見ないことをおススメしておく。

 それと・・・報告は遅くなったが、正月元旦から動けなくなっていた三本足の猫、「50万円猫」キジ子だが、レザー治療とサプリメントが効いたのか、何とかほぼ元通りに動けるようになった。
 一時期は、残っている脚の付け根、関節が痛むらしく、ベッドのうえでほとんど動けなくなっていて、触ってもギャーギャー鳴いて痛がっていたのだから、これは良いことに間違いない。何はともあれ回復してきて有難い。まあ、また数万円かかってきているが。
 で、今回の表題にあるように、苦難の時は過ぎ去りて、とか、過ぎ去りゆく、と書こうと考えていた。

 しかし、昨日の夕方、父の通っている介護施設の一つから着信があって、今朝方詳しく確認したところ、なんとコロナ患者がそこの利用者と職員から出てしまったので、当面二週間は閉鎖するから、利用はできないとのこと。
 ここは前回、第何波のときだか忘れたが、やはり職員に感染者が出て、利用できないこともあって二度目である。
 となると、父をその間、いったいどうしたものか。今通っている別施設は通常通りだとしても火曜から木曜、金曜まで三泊は、ずっと家にいることになってしまう。
 そうなると、我の体力は続かないし精神的にもストレスで限界となろう。
 まさに一難去ったとしてもまたまた次の災難がやってくるのである。