近況報告・追記・エアコンを新しく買ったはなし等2022年05月29日 09時49分33秒

★いろいろ迷ったが、父の部屋のエアコンも買い替えて設置した。

 昨年来、ウチでは様々な電気機器も次々と壊れて、どうすべきか頭を痛めていた。
 我の長年使ってきたパソコンがクラッシュした件は記したが、居間のコタツも敷いていた電気カーペットが通電しなくなり、けっきょく掘りコタツを復活させて対応してこの冬は乗り切った。
 何より問題はこうした「季節ごとの機器」であり、父の部屋のエアコンも昨年秋口の頃だったか、通電はするものの冷風も温風も出なくなった。
 まあ、その部屋を増築したときが2011年で、そのとき設置した機器だったのだから、ちょうど10年目で壊れたわけで、とうぜん修理もできず部品もなく「処分・交換」するしかなかった。
 ただ予算のこともある。猫たちのことでいろいろ出費もかさみ毎月のカード支払いも膨大なものになっていたからだ。

 昨年の秋口、というか冬の初めに、吉祥寺の大型家電専門店でエアコン売り場を見てまわった。
 ただそのときは、予想していたよりも値段が高く、設置、交換にも時間がかかりそうで新規購入は断念した。
 その代わりに、暖房機売り場で、デロンギなどのオイル式室内空気暖房器具を見つけて、ウチにも同様の機械があったことを思い出した。
 さっそく帰ってから、かつて父母たちが使っていた裏の部屋を探してみたら、以前そこで使っていたデロンギのオイルヒーターがみつかり、幸いそれは問題なく使えたので、表の父の部屋に運び込み、それでこの冬の暖房はエアコンなしでも解決できた。※電気代はかかったけど、火は使わないので安心安全であった。

 しかし、暖房は解決してもこの夏の冷房である。床に据え置き型の冷風機、という冷風扇のような機械は先年拾ってきて、使えることは確認できたのだが、それだと猫たちもいる部屋なので、バカ猫が倒すことも予想された。すぐに壊れるだけでなくいろいろ危険である。
 我は古本屋という性質、性格上、基本的に何であれ中古品をまず考えてしまうのだが、エアコンだけは中古品というのはまず選択肢はない。
 ならば安いのは、ネット通販だと、Amazonはじめあちこちの通販サイトを見てみた。それで安く購入して、電気屋に取付工事を頼めば安くあがるのではないか。「エアコン設置」で検索していろんなサイトを覗いてみた。

 そしたらば、Amazonなどでも有名メーカーではないが、エアコンが設置料金込みで、4万円台後半~5万円台で出ていることがわかった。その部屋は四畳半の洋間なので、いちばん小さいサイズので間に合う。
 それならば、「新品」を買うことができる。取り付けもその販売業者が手配してくれるようだ。
 だが、その商品の購入者からのコメントを読んでみるとそれはかなり怪しい話だとわかってきた。
 エアコンというのは、新規に取り付ける場合もあるが、たいていは古い機種との交換となろう。その場合、取り付けは元より、以前の機器、つまり壁に付いている旧い機種を取り外したり、また外の室外機も含めそれらを処分する費用が必ずかかる。これは不燃ごみでは回収されない。

 どうやら、取り付け工事費込みでの格安販売業者は、その旧い機種の取り外し代と、その取り外した機器一式を引き取る「リサイクル代金」は別途に請求するらしく、それだけで2万5千円もかかったと購入者は憤って書いてある。う~む、である。それならそんな安くないではないか。
 そのコメントの中には、奇特にも町の大型家電に行って、きちんとリサイクル料金なども込みで確認してから購入したほうがぜったい安心だとご教示までしてあった。
 ならば、まずは、と近くのY電気に行ってきた。そして現物を見て、サイズを確認してから、翌日そこで新規購入の手続きをしてきた。
 というのは、応対した店員が説明も含めて丁寧、親切だったことと、取り外し代金、リサイクル料金も全部込みで総額6万ちょっとの格安機種があったことなど、ネットよりも確かに安全安心と思えたことからだ。※リサイクル料金も市の定額であったし保証も5年付いているので安心である。

 そして取付業者が、指定した日の定時に来た。購入した機種を持ち込んで、予定通りに僅か一時間で、旧い機種をスピーディに取り外して、新しいのを取り付けて、さらに外の古い室外機も含め取り外した旧い機種は一式持ち帰ってくれた。
 その手際のよい職人仕事に、まさに見惚れてしまった。※ただ、室外機へのパイプが予定より長く必要となったので追加代金として5千円+消費税が請求されてしまったけれど。

 ともあれ新しいエアコンは快適で、父も猫たちも皆涼しくこの夏を過ごせるものと安堵している。この問題はこれで一件落着である。

 壊れたメガネも先日新しく作り直したし、いろいろ出費はかさんでも不自由、不便な状態に甘んじて、あれこれ対応に頭悩ます時間がもったいないわけで、ようやくこれでひとまず懸案のこと、我と我が家の難題課題はひとまず過ぎ去ったと思える。まずはそのことを報告したい。いろいろご心配おかけしました。
 ただ、これから父のことやまた新たな苦難の時が訪れることは覚悟している。しかし、その時はそのときであり、差し出される杯は苦くとも今はそれを感謝して飲み干す覚悟はできている。

 そしてこれからのについて。「過去」のことはこれで報告し終えた。やっとほぼすべてが元に戻った気がしている。
 これからのこと、について、抱負や希望も含めて遅くとも明日中には書き記したい。