緊急報告!!2022年07月22日 10時05分36秒

★父は、奇跡的にコロナ病棟に入院。我は濃厚接触者として自宅待機に。

 先の件に関して、手短に状況だけ記します。

 けっきょく、20日の水曜夜に、父は滞在していた介護施設で発熱と咳が出はじめ、夜、そこで抗原検査したところ、コロナ陽性だと判明し、すぐさま救急隊を要請し、我もそこに向かいました。
 で、救急隊は到着後、入院先、つまりコロナ患者を受け容れてくれる病院にあちこち電話してくれたのですが、爆発的感染状況下、どこも満床で一時間以上遠くの病院まで電話してくれたもののみつからず、けっきょくその施設も職員がその晩は一人しかいないため、我は、車出して父を自宅に引取り連れ帰ることにしました。

 昨日午前中は、かかりつけ病院から医師がウチまで往診してくれて、いちおうの診察と咳止め薬とか出してはくれたのですが、他に何も処置はされず、ともかく入院先がみつかるまで自宅で我が介護するということになりました。
 が、父は午後からしだいに容態は悪化してきて、病院が貸し出してくれた指先で酸素の血中濃度を測る機械で、酸素を測定すると90もなく、しだいにそれは落ちてきて息も荒く意識もなくなってきました。
 このままではもうやばい、為すすべもなく母の時と同じく我はここで父をも死なすのかと悲痛な思いでいたところ、病院から電話があり、立川のかかりつけ総合病院に空きが出たので入院できると連絡がありました。
 即その場でお願いして、109に電話し、救急車要請しました。が、込み合っているとのことで一時間またされ、ようやく救急隊が到着して意識朦朧、口を大きく開けて荒い息をしている父を三人がかりで部屋から運び出しストレッチャーに載せて搬送していきました。心から安堵しただただ神に感謝いたしました。

 一日に、過去最大の都では三万人を超す新規感染者出た日に、父が近くの病院に入院できたのはまさに奇跡だと思います。が、同時にそのぶん、自宅で適切な医療が受けられずに死んでいた人たちもいたかもしれません。有難く思う反面、何とも心苦しく申し訳なくも思います。
 ともかくわかったことは、発熱と呼吸困難を伴うコロナという病気は、とても自宅では、まして介護する側が一人とかでは絶対対応することはできないということです。
 「自宅療養」などまやかしであり、適切なベッド数を確保してこなかった医療体制側、つまり政府の国民の命と健康を守ることへの対応不足、「棄民」政策のツケが何度でも繰り返すこのコロナ危機の根本原因なのだと断じます。

 そして私自身は、いまはまだ何も症状は出ていないのですが、濃厚接触者である以前に、準陽性者だとみなされて、PCR検査を受けたいと先ほどかかりつけ病院に電話したところ、もう検査予約はいっぱいなのとキットも足りないから、自宅でじっと待機して発熱などの症状が出たらば検査するから、ということになりました。
 まずは今日入れて一週間、何も症状が出なければ無罪放免となるわけですが、果てしてどうなることか。ともかく今は、電車も乗ってはならないし基本外出禁止を要請されました。

 そんなこんな父も含めてこの先どうなるかわかりませんし、ブログも更新できなくなるかもしれませんが、どうかご理解ご了承願います。
 また状況に動きがあり、ブログ書けるような状況の時は逐次更新していきますので。
 皆様もご自愛ください。

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