武器輸出は世界各地の戦火に油をそそぐこと2014年07月19日 08時23分08秒

★今こそ世界の安定平和のために「武器」をなくす努力を アクセスランキング: 126位

 世界は破滅に向かっている。科学的社会主義を学んだ者としてもとても世界は今、人類は段階的に発展しているとは思えない。おそらく今のまま、各国、各陣営、民族、部族、宗教が互いにいがみ合い戦闘行為を繰り返していれば、全世界的局地戦争は大国をも巻き込んで、第三次世界大戦の様相を呈していくことだろう。
 そしてひとたび核兵器が使用されれば、その発射した国に向けてさらなる核兵器が撃ち込まれこの地球はもう再生不可能なほどのダメージを受けることは確実であろう。その先にあるのはまさに黙示録に描かれる地獄である。

 今こそ紛争は戦闘行為による解決、終息をはかるのではなく、交渉と対話とで、武力をもちいることなく終わりにしないとならない。そんなことは世界中、子供だってわかっている。戦闘では何一つ解決しない。しかし愚かな指導者たちはナショナリズムと男らしさにかられて自らの体面もありなかなか正しい決断が下させない。一度振り上げた拳は、自らではなかなか下ろせない。
 今こそ、世界の紛争には、武力を用いないと宣言している国、日本がその憲法精神で紛争国の仲立ちとなって、対話の場を設けて平和をももたらせるときが来たと考える。それこそが不戦の誓い、日本国憲法を持つ日本国の役割だと信ずる。

 ところが事態は真逆で、そうした戦争の時代に、武器使用も可能するという憲法解釈で、「積極的平和主義」と詭弁を弄して自ら戦闘行為に積極的に参加していこうという国策なのだから心底あきれ果てる。もし国民全体がそれを支持し望むのならともかくも選挙で国民に一度も問うこともなく、それを争点にもしていなかった選挙で得た一内閣一国会の判断で身勝手にも「変更」してしまうのだからこれはもうクーデーターである。そこまで勝手なことが許されるのか。またそれを問題としないマスコミ、世相が理解できない。好景気感が続けば何でも良しとされるのか。

 さらに由々しき事態は、日本もこれまで禁じられていた他国への武器輸出を解禁としたことだ。それは、軍需産業、大企業らを抱える財界、経団連の要請にこたえてのことだろうが、金儲けのためには何でも許されると考えるのか。
 「死の商人」という言葉があるが、兵器を売って儲け、その国の民が豊かになったとしてもその国民は死後裁きにあう。人は生きてくためには土下座でも何でもしよう。しかし他者、他国民を殺して、直接殺さなくても殺す道具を提供して金を得ることは人間として絶対に許されない。してはならないことではないか。そう信ずる。違うか。

 今回のマレーシア航空機撃墜の事件、どの勢力がそうした悲惨なテロをしでかしたかはともかく、一つだけ確かなのは撃墜を可能にした高性能の軍需兵器があったからだろう。そうした兵器を作り売って輸出して儲けている奴らがいるからだろう。その兵器さえなければ、ウクライナの紛争とはまったく関係のないオランダ人ら多数の外国の民間人は一瞬のうちに死ぬことはなかった。

 人は生きていくために、金のタメには何でもする。そしてそれは生存競争の世の中だから許されもしよう。しかし、紛争地帯に、紛争国に武器を輸出すること、また直接輸出しなくともなくとも兵器を作りそれで儲けようなどと考えることは絶対に許されない。それは人間のすべきことではない。まして平和憲法のある国がそんなことを目論むとは日本国民として恥ずかしい。

 今日19日は、ウチの隣り「米軍横田基地」にオスプレイが飛来すると予告されている。朝から基地周辺では監視、抗議活動が続いている。オスプレイが危険だということもあるが、それよりも戦争のための最悪の最新兵器が我家の上空を飛ぶことに苦痛と不安を抱えてる。
 今、自分はあの3.11が起こるまで原発を容認してきた原発周囲に住んでいた福島の住民のような気分でいる。

 世界は破滅に向かっている。しかし今ならまだ間に合う。安倍自公政権を倒して当たり前の人間社会がかなう憲法精神に則った政治を求めていく。これならまだダメダメ民主党政権のほうがマシだった。それとも貴方は金になるのならどんなことでも良しとしますか。人を殺しますか。殺し殺される覚悟はありますか。