国防軍に入ろう2013年07月17日 19時56分39秒

★参院選を棄権する若者たちよ、徴兵で国防軍兵士になる覚悟を

♪皆さん方の中に
  国防軍に入りたい人はいませんよね
  戦争に行きたい人はいませんよね
  だから、徴兵で兵隊集めます

  国防軍に入ろう   入ろう 入ろう
  国防軍に入ると軍隊は地獄
  若者たちはみんな戦争にとられ
  祖国のために花と散る

 
 と、上記は高田渡の「自衛隊に入ろう」の替え歌であるが(さらに元歌は米国のうた「組合に入ろう」だそうだ)、近づく参院選投票日の結果、与党自公が圧勝し、衆参とも絶対安定多数を得てしまえば、憲法改定も公約にある「国防軍」も現実味を帯びてくる。

 「自衛隊に入ろう」は、自分たちは絶対入ることはない、入らなくてもよいということを前提に、憲法違反の軍隊組織を外から批判、揶揄したものであった。が、憲法が変えられ、自衛隊が国防軍として正式に軍隊として認められると、今度は常に兵隊が必要となる。志願兵だけでは、有事に際して対応できない。第一兵士の数が絶対的に足りない。常日頃から組織的に訓練された兵士を抱えてこそ強い本物の軍隊なのは言うまでもない。

 そのためには徴兵制を施行し、兵士を確保する必要がある。例えば韓国のようにある年齢になると国民の義務として軍隊に入れられ戦闘訓練と集団教育を科せられる。その義務に応じない者は、「非国民」として、逮捕拘禁罰せられる。戦前の皇国日本もそうであった。徴兵は平時でも常に行われなくてはならない。
 安倍首相の言う「日本を取り戻す」とは、こうした戦前の日本のことであり、「日本が動き出した」とはそうした戦前の日本へ回帰し始めたという自負に他ならない。

 オレ、マス坊はもう爺だし、子供も孫もいないから徴兵にとられることもその子孫もない。徴兵の対象はまず主に団塊の世代ジュニアたち、それ以降だろう。当事者ではないから自分ごとではない。しかし、そうした時代が来ること、戦争が良いことだとはどうしても思えない。かつての戦争から鑑みれば有事の際にはオレなどは真っ先に逮捕拘禁されるだろう。

 改憲後、集団的自衛権も行使できるようになれば、どこそこの国がせめてこなくとも、ひとたびアメリカがまたイランでもシリアでも中国でもロシアでも北朝鮮でもどこかの国と戦争を始めたとき日本も一緒に参戦しなければならない。そのとき、国防軍兵士として、多くの若者たちが現地に駆り出される。死なずに無事に帰ってきて戦争が終われば幸いだがその保証はどこにもない。
 戦争とはどんなものか。モンスターハンティングのような机上のモニターの中だけでスッキリ終わるものではない。自らが相手を殺し自らも殺される、血で血をぬぐう狂気の争いなのである。そうした時代が近づいている。

 たとえそれが紛争解決のため、国際貢献、領土保全のためだとしても人が人を殺して勝ち得た平和には正当性はない。血と火薬の臭いのする正義はイカサマである。力で手に入れた平和は力でいつまた覆されるかは9.11以降の世界の流れ、そして今も続くパレスチナ紛争を見ればわかるはずだ。

 そうした国防軍という軍隊へ、若者たちが徴兵される時代がくることは良い、正しいあり方と信ずる者たちは自民党、維新の会に投票すれば良い。ただし、そんなの関係ねー、どうでも良いと、今回の選挙にも棄権する若者たちは国防軍という軍隊に入れられて自らの判断の是非を深く考えてみることだ。その挙句戦場へ送られて戦死してしまえば後悔のしようもないはずだが。

 日本国憲法には、「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇または武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」と第9条の①に明記されている。安倍首相は、この部分、9条を特に変えねばならぬと言っている。

 つまり、彼は国際平和という名目のためには武力による威嚇または武力の行使、戦争も辞さないということだ。よほど戦争、戦闘行為が好き、戦争がしたいとみえる。ならば戦争が平和への手段だと信ずる者は、暴力や体罰という力による手段もまた認めることである。オレはそれは絶対に認めない。何故なら言葉や文字を持たない動物ならともかく、人と人とが暴力、武力で互いに威嚇し争い殺し合うのならそれはもはや文明人、人間ではないと信ずるからだ。

 もちろん世界には道理が通じない理不尽な独裁国家が今もある。しかし、彼らの挑発や威嚇に武力で応じていてはその低いレベルに自らも堕ちることだ。まして戦争好きの米国と共に海外での戦争に参加していけば日本と日本人は世界で孤立していく。資源もなく少子高齢化、人口減社会の日本が生きていく道は軍事大国、戦争国家ではない。
 日本国憲法に則った永世中立の、アニメやIT、和食文化を発する文化国家しかこの国の生きる道はないと信ずる。

 平和憲法でしか日本は世界の信頼を得られない。人だってそう、コトにおいてすぐに暴力をふるったり、力で制圧しようと大声で相手を威嚇する人は他者から信頼されますか。