残暑の銀座で師匠と会った話 ― 2012年08月24日 23時32分39秒
★高田渡の詩集復刊なう。
もういいかげんうんざりする残暑だが、今日は詩の師匠、有馬敲さんが所用で奥方を伴い一泊の予定で京都より出てこられたので銀座まで会いに出向いた。
明日のサマークリスマスの準備で忙しくても師匠から呼び出されたら何をさておき駆けつけねばならない。何しろ御年八十歳の老人がこの猛烈な残暑のさなか京都から来られたのだ。不肖の弟子としてはお小言を覚悟でかけつけた。
用件は、なかなか果たせない有馬さんに関する本執筆の遅れの言い訳にご機嫌伺いに行ったわけだが、いくつか情報交換と今後についても話すことができた。ようやくだが、先の新潟での詩朗読フォークライブの写真や音源なども手渡すことができた。あれが6月の頭だったのだから実に三か月近くたっての「決算」である。でも愚図な自分としてはこれでも早いほうだと開き直る。
出たばかりの復刊された、高田渡が若いころ自費出版した「個人的理由」という詩集をさっそく見せてもらった。有馬さんがその本の解説を書いている。自分もそれにほんの少しだけ関わったのでお役に立ててうれしい。ちょっと高いけれど(¥2500)なかなか立派な本で、元の本にはなかった写真なども載っていて読みごたえある。これはファン必携だと思った。
それと秋10月に岡大介が関西でやる有馬さんとのライブについても話した。場所は神戸になるかもしれない。日程が確定したらお知らせしたい。
まあ何はともかく一応明日配布するパンフは版下を作って先ほど近くの本屋でコピーしてきた。1枚5円でも2000円以上かかって時間もずいぶんとられた。サマークリスマスの開始は夕方だからまだ明日午後まで時間がある。これを仕分けしてページ順に組んで綴じて完成である。一応30人分30部作ることにした。ウチのレーザプリンタで打ち出した表紙も入れるとA判16ページにもなってしまった。
毎日くそ暑いし忙しいしやるべきことはなかなか捗らないが気分は悪くない。しかしそろそろお金にならないことにうつつを抜かしてばかりいられない。秋からは商売のほう本気で立て直す。お金にならないことばかりこれからもやるだろうが、お金にならないのが当たり前だと考えずにその中でもシビアに、真剣にお金に少しでもしていかないとならない。お金にならならない=貧乏というのはそれが当たり前なのではなく結果にすぎない。最初からお金にならない、食えないのが当たり前だと思ってしまえば確実に貧乏のままだ。そろそろ食えるようになりたいし少しでも食えるようにならないと先には暗澹たる悲惨な老後しかない。
自分は金もないだけでなく妻もない子もない年金もないのだからまさにないない尽くしであり、世間の皆さんのように悠々自適の老後なんて絶対にこない。自業自得とはいえだからこそこれからいかにうまく立ち回るかだろう。あるのはガラクタと本やレコードの山。そして身一つ。頼るその身を律して生きていかねばならない。
もういいかげんうんざりする残暑だが、今日は詩の師匠、有馬敲さんが所用で奥方を伴い一泊の予定で京都より出てこられたので銀座まで会いに出向いた。
明日のサマークリスマスの準備で忙しくても師匠から呼び出されたら何をさておき駆けつけねばならない。何しろ御年八十歳の老人がこの猛烈な残暑のさなか京都から来られたのだ。不肖の弟子としてはお小言を覚悟でかけつけた。
用件は、なかなか果たせない有馬さんに関する本執筆の遅れの言い訳にご機嫌伺いに行ったわけだが、いくつか情報交換と今後についても話すことができた。ようやくだが、先の新潟での詩朗読フォークライブの写真や音源なども手渡すことができた。あれが6月の頭だったのだから実に三か月近くたっての「決算」である。でも愚図な自分としてはこれでも早いほうだと開き直る。
出たばかりの復刊された、高田渡が若いころ自費出版した「個人的理由」という詩集をさっそく見せてもらった。有馬さんがその本の解説を書いている。自分もそれにほんの少しだけ関わったのでお役に立ててうれしい。ちょっと高いけれど(¥2500)なかなか立派な本で、元の本にはなかった写真なども載っていて読みごたえある。これはファン必携だと思った。
それと秋10月に岡大介が関西でやる有馬さんとのライブについても話した。場所は神戸になるかもしれない。日程が確定したらお知らせしたい。
まあ何はともかく一応明日配布するパンフは版下を作って先ほど近くの本屋でコピーしてきた。1枚5円でも2000円以上かかって時間もずいぶんとられた。サマークリスマスの開始は夕方だからまだ明日午後まで時間がある。これを仕分けしてページ順に組んで綴じて完成である。一応30人分30部作ることにした。ウチのレーザプリンタで打ち出した表紙も入れるとA判16ページにもなってしまった。
毎日くそ暑いし忙しいしやるべきことはなかなか捗らないが気分は悪くない。しかしそろそろお金にならないことにうつつを抜かしてばかりいられない。秋からは商売のほう本気で立て直す。お金にならないことばかりこれからもやるだろうが、お金にならないのが当たり前だと考えずにその中でもシビアに、真剣にお金に少しでもしていかないとならない。お金にならならない=貧乏というのはそれが当たり前なのではなく結果にすぎない。最初からお金にならない、食えないのが当たり前だと思ってしまえば確実に貧乏のままだ。そろそろ食えるようになりたいし少しでも食えるようにならないと先には暗澹たる悲惨な老後しかない。
自分は金もないだけでなく妻もない子もない年金もないのだからまさにないない尽くしであり、世間の皆さんのように悠々自適の老後なんて絶対にこない。自業自得とはいえだからこそこれからいかにうまく立ち回るかだろう。あるのはガラクタと本やレコードの山。そして身一つ。頼るその身を律して生きていかねばならない。
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