腰痛事情2014年夏2014年07月25日 06時59分47秒

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 ギックリ腰発症から4日目。ようやく昨日あたりから掴まらずとも一人で立ってごく近所までは歩けるようにはなった。が、腰に痛みという爆弾を抱えているので、おそるおそるゆっくりへっぴり腰、前屈みで慎重によたよた歩くしかない。その姿はまさに老人のそれである。
 バカ犬が引っ張ると大変だが、犬たちの散歩もごく軽く町内は行けるようになった。

 この数日安静にしてひたすら寝て、汗かいてはシップを貼り換え患部を冷やすことに専念していた。おかげで一時のような体の向きを変えたりクシャミなどするとその都度叫ぶほどの激痛は弱くなった。が、最初の部位の痛みが減った分だけ、痛みが腰から背中全体に拡散されたようで、腰から上、背中側が常に鈍く重く痛く、息をするのも苦しいほどだ。あたかも重たい荷物を担いでいるような気分である。

 まあ、回復期はいつもこうしたもので、再度腰に過度の負担をかけないよう慎重にリハビリを兼ねて動いていかねばならない。と、ここまで書いたら同じ姿勢していたせいか腰に激痛が走る。続きはまた後で。


 と、ここまで書いて朝の犬たちの散歩に出た。そしたら痛みがひどく何度もへなへなと腰から崩れ落ち道路にしゃがみ込む有様だった。痛くて歩くことすらできやしない。苦悶のあまりへたり込んでいると近所や通りかかった人が心配して声かけるほどであった。犬たちも心配そうにご主人の醜態を見守るばかりである。
 青息吐息で汗びっしょりかいて何とか家に戻りシャワー浴びてまた背中一面にシップを母に貼ってもらった。

 実は昨晩はだいぶ楽になってきたので、油断してシップは貼らずに寝たのだった。それに昨日は一日、親たちがデイサービスで不在だったこともあり何度もバドを抱きかかえて外に連れ出したりしていた。けっきょく先に自ら書いたようにまた治り際に無理をした。
 そしたらてきめんにまた「振り出しに戻る」結果となった。痛みはまた発症初日とまったく同じで、とても自ら立って移動すら難しい。少し距離を歩くと痛みのあまりその場に思わず崩れ落ちしゃがみ込む羽目となる。咳をするのさえ一苦労、その都度、苦悶の呻き声を上げている。これが恒常化していたら障害の度合いは何級であろうか。

 昨日の感じでは、これなら土曜日の詩朗読のイベント、何も中止にすることはなかったと考えて早計だったかと後悔もしていた。しかし、今の状態ではとんでもない。明日、イベント当日が来ても準備どころかベッドからも出られないかもしれない。今にして、やはりすぐに即断し延期して良かったと思える。

 幸いこれから8月3日まで、まだ一週間はある。無理せずにじっくり治して当日本番に臨みたい。幸い参加者、出演者、協力者も26日よりは増えそうだ。ならばこの痛みに耐え、痛みの向こうには良いことが待っていると信じてがんばりたい。すべては神の思し召し、計らいなのだと今はこのギックリ腰にも感謝している。

 しかし、この「魔女の一撃」、体験したことのない方は、虫歯治療の経験のない人と同じくそれだけで恵まれた人生だと進言しておく。何度経験しても慣れることは絶対ない。時にこの猛暑の最中、最悪である。冬ならコルセットで抑える手も可能なのだから。