有馬敲の創作わらべ歌のうた2014年11月06日 16時30分31秒

★今さらながらの「ぼくのしるし」              

 また天気が悪い。季節はずれの台風が来ているせいか生暖かい風が吹きやや蒸し暑い。
 というわけで(何が?)、11月30日の詩人有馬敲(ありまたかし)とフォークシンガーたちとの詩朗読とフォークソングの夕べ、そのコンサートの準備が進んでいる。
 LIVEの宣伝と予約受付と各出演ミュージシャンとの打ち合わせ、調整などで慌ただしいが、実はその合間をぬって今、我マス坊もギターとうたの練習をちまちま続けている。そのワケを書く。

 まだどうなるかわからないが、どうやら当日数曲でも出て演るはめになりそうなのだ。正直、気が重いしそれは許されるのかそもそも企画主催者が出るとは僭越ではないかとの思いも強い。
 今回のイベントは、『詩人有馬敲の詩とうたの世界』と銘打って催す以上、彼の詩にメロディ=曲がついたものを広くご披露したいと考えた。むろん岡大介には既に、そうしたアルバムもあるので彼はそこから演ってもらえれば良いわけだが、他のシンガーもそれぞれ各自、有馬詩の曲を唄ってもらうことになっている。そしてできれば「新曲」をとお願いしている。
 そうした流れの中で、彼の過去のうたも今回少しでもご披露できたらと考え準備と練習を進めている。渡氏のそれは誰もが知っているわけであるが、もう半世紀近くも前に、故岩井宏さんが音頭をとって企画した「ぼくのしるし」というアルバムがある。

 これは有馬さんが当時まだ幼かった彼のお子さんたちのために、マザーグースならぬファザーグース的に、創作童謡の詩集を出した。その中の詩にURCの名プロデューサーでもあったバンジョー弾きの岩井氏が仲間のミュージャンたちに呼びかけ彼らが個々に曲をつけて唄いご自宅でテープレコーダーで録音したものだ。1970年に、URCからLPレコードとして発売された。そしてあのエーベックスが一切合切URCの版権を手に入れCD化して再発したとき2003年?に、一度だけCDとして世に再び出たが、現在は入手困難で、中古のそれがAmazonでも高値で出品されている。

 我もまたLPでは持ってなくて、CD化されたときに一度入手しこの家のどこかにあるはずなのだが、探してもまだ見つからず今回は有馬御大から送られてきたすごく古いカセットテープから起こして曲を確認した。
そしてその中から数曲でも今回のライブで、森の音楽隊みほこんに唄って頂こうと考えた。
 有難いことに彼女もOKしてくれたのだが、そもそもギターやバンジョーで演奏、収録されている曲なので、コード拾ったり、ときにはギターの伴奏も付けなくてはならない。音合わせや練習の行きがかり上、みほこん隊長から、マスダも出るべきだと強いお達しがあり、上官命令なので従うことになった次第だ。
 これらのうたを今回のライブで演奏することには有馬御大も喜んでくれているようだし彼の意向とコンサートの趣旨にもかなう。なかなか練習もできていないし拙い出来(マス坊は)となるかもしれないが、もともとがアマチュアシンガーたちが集いそれぞれが勝手に曲をつけて勝手に唄ったものなのでどうかご理解ご容赦頂きたい。

 予定しているのは、とうぜん「ぼくのしるし」※岩井バージョン、それにパラーズがうたった「昔ばなし」、さらには「うたれたしか」他数曲だ。
 果たしてどうなることやらあれこれ考えると夜眠れなくなるときもあるが、その時点でのベストが示せるようがんばるしかない。

 人生とはこうして自らも願わぬ思わぬ方向に進んでいく。それもまた面白いし仕方ない。受け入れて行こう。

 聖書にもこうある。
 『なんぢ若かりし時は、自ら帯して欲する処を歩めり、
 されど老いては手を伸べて他の人に帯せられ、
 汝の欲せぬ処につれゆかれん』※ヨハネ伝第21章