春は物憂くだるいものだが ― 2013年03月09日 16時53分11秒
★と言うわけで現況報告と3.11を前に思うことども
北のほうはともかく、関東は3月に入ってから日ごとに気温が上がり続け、昨日など昼間は20度以上もあって、春を通り越して初夏の陽気となった。ウチの庭の梅も一気に満開となってしまった。
吹く風には甘く花の香りが漂い待望の春到来ではあるが、こう急に暑くなると何だか気持ち悪いし、まだ体がこの気温についていかずだるく疲れてしまう。どうしてこう季節は極端から極端に変わっていくのか。
まあ朝もコートやジャケットもいらないし手袋など冬の格好をしないで済むのは有り難いが急に暑くなっても足がむずむずするは、体のあちこちが痒いようで不快でならない。暖かさもほどほどが良い。今日など庭で作業していると汗まみれとなった。暑いとそれだけで疲れてしまう。これは自分だけか。
さて、実は今日も都心で懇意にしている関西在住のミュージシャンのライブがあり、カレンダーには印をつけていたのが、結局行かなかった。明日の集会も視野に入れたこともあるが、やはりもうできるだけ節約しないとならないこともある。
ライブに行くとチャージが仮に2千円だとしてもその同額かそれ以上店で呑んだりしてしまうし、往復の交通費も含めると一夜出かけると最低5千円は常に使ってしまう。一万円は越さないまでもその後に打ち上げ、二次会までだらだら付き合うと7千円ぐらいすぐ消えてしまう。
年金生活の、子供も巣立ち悠々自適の人ならばそのぐらいの金額は週末のライブ観覧は趣味としても大したことではないだろう。が、今も生活に追われてろくに収入の乏しい者としては、毎週末ごとにライブなど顔出せない。特に今は、いろいろ買い物で散財してこれからも支払いと返済が待っている。できるだけ支出は押さえないと立ち行かなくなってしまう。
そんなでまた次の機会があると自らをなだめてまた先延ばしにしたのである。今月はあと一回ライブにいけるかどうか。今年は緊縮財政の年となった。
さて、世相について少し思ったことなど記す。
昨年暮れの総選挙による政権再交代、自公政権復活、そして安倍首相再登場から、経済の世界は一気に好転しはじめた。円安も進み、株価は上昇を続けついに1万2千円台を回復した。マスコミはもう景気が回復したかのような騒ぎである。
一方、TPPは交渉に参加、原発は再稼動、さらに推進と選挙中ははっきり公約に掲げずあいまいにしてきたことを当然のごとく堂々と「推進」し始めた。マス坊は自民党が政権奪還すればむろんのこと原発はなくならないこともTPPに参加することも確実だと見通していたから別に驚きも呆れもしない。ただ、農協をはじめ農業関係者で自民党を信じていた人たちは裏切られた思いでいることだろう。
しかし支持者に対しての「公約違反」だと以前の民主党の所属議員のように内輪もめにならないのが実に自民党らしい。つまり元から議員も支持者の多くもわかりきっての選挙向けのTPP交渉参加反対、原発慎重論なのである。それを大人の政党だと評価する新聞もあったが、要するに「古い日本型政治」であり「旧い日本を取り戻した」ことに他ならない。
何にしろ現実の話、アベノミクスだか何のおかげか知らないが景気は回復し始めているようだ。しかしふと思う。もし歴史は繰り返すならばこの先になにが待っているのか。
1929年のウォール街の株の暴落に端を発した1930年代の世界的大恐慌による大不況。日本は、「満蒙は日本の生命線」としそれを満州事変と上海事変という軍事的手段で大陸に積極的に進出し、満州国を建国し景気回復をはかった。ときの高橋蔵相は巨額の戦争公債を消化するため日銀の公債引受発行制度を創始、金利を引き下げ日銀保証準備発行制度を拡大した。これは莫大な政府資金の散布と低金利政策によって景気回復を図るものであり、そして軍需を中心とするインフレ効果で日本は世界に先駆けて大恐慌の不況から脱したのだ、と日本史の本にある。その結果、当時戦争に反対していた人たちも景気が良くなったのだから軍部の独走も看過容認する世相が形成されたらしい。
自分は思うのだが、おそらくそのときの人たちも何か漠然とした不安は思いつつも景気回復により時の政府の経済政策を歓迎し無謀な戦争に突き進んだ為政者を支持したのではないか。そしてその先に何が待っていたのかは言うまでもない。
今、自公政権を評価し、とりあえず景気が回復するなら何でも良しとするという雰囲気が漂っている。原発再稼動もTPPもまあ良いではないかと。しかし、歴史に学ぶならばその先にあるのは間違いなく「破滅」である。それは先の大戦の惨禍の比ではないかもしれない。憲法改定と原発推進、そして日本も核兵器保有は一本の線上にあるのだから。
今またこの国にも国家主義と愛国心、国粋主義が高まっている。長引く不況の後の無定見な金融政策に拠る好景気の到来、そしてその先に何が来るのか。その不安と予感にこのところ苛まれている。
しかし、当時に比べれば今はまだ発言の場が残されている。2年目の3.11を前に今こそ新たに声を上げねばと思うのだ。のちのち後悔しないためにも。
北のほうはともかく、関東は3月に入ってから日ごとに気温が上がり続け、昨日など昼間は20度以上もあって、春を通り越して初夏の陽気となった。ウチの庭の梅も一気に満開となってしまった。
吹く風には甘く花の香りが漂い待望の春到来ではあるが、こう急に暑くなると何だか気持ち悪いし、まだ体がこの気温についていかずだるく疲れてしまう。どうしてこう季節は極端から極端に変わっていくのか。
まあ朝もコートやジャケットもいらないし手袋など冬の格好をしないで済むのは有り難いが急に暑くなっても足がむずむずするは、体のあちこちが痒いようで不快でならない。暖かさもほどほどが良い。今日など庭で作業していると汗まみれとなった。暑いとそれだけで疲れてしまう。これは自分だけか。
さて、実は今日も都心で懇意にしている関西在住のミュージシャンのライブがあり、カレンダーには印をつけていたのが、結局行かなかった。明日の集会も視野に入れたこともあるが、やはりもうできるだけ節約しないとならないこともある。
ライブに行くとチャージが仮に2千円だとしてもその同額かそれ以上店で呑んだりしてしまうし、往復の交通費も含めると一夜出かけると最低5千円は常に使ってしまう。一万円は越さないまでもその後に打ち上げ、二次会までだらだら付き合うと7千円ぐらいすぐ消えてしまう。
年金生活の、子供も巣立ち悠々自適の人ならばそのぐらいの金額は週末のライブ観覧は趣味としても大したことではないだろう。が、今も生活に追われてろくに収入の乏しい者としては、毎週末ごとにライブなど顔出せない。特に今は、いろいろ買い物で散財してこれからも支払いと返済が待っている。できるだけ支出は押さえないと立ち行かなくなってしまう。
そんなでまた次の機会があると自らをなだめてまた先延ばしにしたのである。今月はあと一回ライブにいけるかどうか。今年は緊縮財政の年となった。
さて、世相について少し思ったことなど記す。
昨年暮れの総選挙による政権再交代、自公政権復活、そして安倍首相再登場から、経済の世界は一気に好転しはじめた。円安も進み、株価は上昇を続けついに1万2千円台を回復した。マスコミはもう景気が回復したかのような騒ぎである。
一方、TPPは交渉に参加、原発は再稼動、さらに推進と選挙中ははっきり公約に掲げずあいまいにしてきたことを当然のごとく堂々と「推進」し始めた。マス坊は自民党が政権奪還すればむろんのこと原発はなくならないこともTPPに参加することも確実だと見通していたから別に驚きも呆れもしない。ただ、農協をはじめ農業関係者で自民党を信じていた人たちは裏切られた思いでいることだろう。
しかし支持者に対しての「公約違反」だと以前の民主党の所属議員のように内輪もめにならないのが実に自民党らしい。つまり元から議員も支持者の多くもわかりきっての選挙向けのTPP交渉参加反対、原発慎重論なのである。それを大人の政党だと評価する新聞もあったが、要するに「古い日本型政治」であり「旧い日本を取り戻した」ことに他ならない。
何にしろ現実の話、アベノミクスだか何のおかげか知らないが景気は回復し始めているようだ。しかしふと思う。もし歴史は繰り返すならばこの先になにが待っているのか。
1929年のウォール街の株の暴落に端を発した1930年代の世界的大恐慌による大不況。日本は、「満蒙は日本の生命線」としそれを満州事変と上海事変という軍事的手段で大陸に積極的に進出し、満州国を建国し景気回復をはかった。ときの高橋蔵相は巨額の戦争公債を消化するため日銀の公債引受発行制度を創始、金利を引き下げ日銀保証準備発行制度を拡大した。これは莫大な政府資金の散布と低金利政策によって景気回復を図るものであり、そして軍需を中心とするインフレ効果で日本は世界に先駆けて大恐慌の不況から脱したのだ、と日本史の本にある。その結果、当時戦争に反対していた人たちも景気が良くなったのだから軍部の独走も看過容認する世相が形成されたらしい。
自分は思うのだが、おそらくそのときの人たちも何か漠然とした不安は思いつつも景気回復により時の政府の経済政策を歓迎し無謀な戦争に突き進んだ為政者を支持したのではないか。そしてその先に何が待っていたのかは言うまでもない。
今、自公政権を評価し、とりあえず景気が回復するなら何でも良しとするという雰囲気が漂っている。原発再稼動もTPPもまあ良いではないかと。しかし、歴史に学ぶならばその先にあるのは間違いなく「破滅」である。それは先の大戦の惨禍の比ではないかもしれない。憲法改定と原発推進、そして日本も核兵器保有は一本の線上にあるのだから。
今またこの国にも国家主義と愛国心、国粋主義が高まっている。長引く不況の後の無定見な金融政策に拠る好景気の到来、そしてその先に何が来るのか。その不安と予感にこのところ苛まれている。
しかし、当時に比べれば今はまだ発言の場が残されている。2年目の3.11を前に今こそ新たに声を上げねばと思うのだ。のちのち後悔しないためにも。
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