夏の終わりに2011年08月19日 12時15分17秒

★一気に涼しくなった。ここからだ。

 久々に外は雨。滝のように強い雨が断続的に降っている。
水の匂いが鼻を打つ。湿った空気を腹一杯に吸い込んだ。

 旅の疲れなのか精神的なものなのか、猛暑のせいもあって、気持ちも気力も萎えてやや鬱屈していた。自分がしていることが意味あることなのか自問したりしていた。外の世界と同じく心もカラカラに乾いていた。

 この雨を境に一気に涼しくなり気温も10度以上下がった。もはや裸どころか半袖、短パンでいるとうすら寒いほどだ。
 この涼しさはしばらく続くと天気予報は言っている。また残暑もぶり返す日もあるだろうが、もうこれで今年の夏は終わったという思いがする。

 さあ、これから、心機一転、気持ちを戻してやっていきたい。ここから、これからだと思いを新たにした。
 家のほうも片づけて、早く客人を呼べるようにしていきたい。

京都のライブスポットRAGでの有馬敲さん・前2011年08月19日 23時17分04秒

★金が動く声と言葉の中で考えたことなどを綴る。

 8月7日の津市河芸の海岸、海辺のライブ小屋「ええかげん」での恒例のフォークイベントええかげん夏祭りを終えて一夜明けてのこと。

 8日の月曜日である。その日も朝早くから強い陽射しで暑かった。

 今年のええかげん祭りは一日限りのイベントであったから、翌日の予定は何もない。東京に帰ろうと思えば、新幹線を使えば遅くともその日の夕方には家に帰ってこれる。
 しかし自分の生活の柄は、ここのところいかに安く交通費と宿代を浮かすかであったから、頭にあったのは8日の晩の夜行の高速バスで帰ることで、それなら往復しても交通費は1万円に満たないですむ。
 となると、月曜日、夜までどこで過ごすかだ。出発前からずっと迷い考えていた。

 実はその8日は京都で、詩人の有馬敲さんがゲストとして登場する朗読?のイベントが木屋町通りのライブハウスであって、ずいぶん前よりご当人からお知らせは受けていた。が、そのためだけに行けるとは考えてもいなかった。
 しかし、今回まったく偶然に三重県津市で7日にそのええかげん祭りがあって、有馬さんの出るライブはその翌日である。先に東京での詩人会議の集いで知り合った評論家の田中モジローさんからもそれには誘われていた。
 津と京都では近くはないが、関西圏でもあるし、どうせ月曜日は夜行バスまでたっふり時間はある。津や名古屋から帰りのバスに乗るのも京都から乗るのも時間的にも金額的にもさほど大差はない。
 モジローさんもええかげん祭りには来てくれたし、京都までついでに足を伸ばすか旅行直前まで迷ったが、有馬さんにも会わねばと、その朗読ライブに行くためだけに京都へと向った。

 昼頃、来た時と同じく名鉄で津に出て一応電話で予約していた三重交通の京都行き高速バスのチケットを買った。片道2500円。電車ならばもっと安く行けるはずだが、知らない土地で乗換えとか考えただけでしんどくて乗れば京都まで連れていって楽できるバスにしたのだ。むろん前述のモモさんを前から知っていたら一緒に電車で行ったはずだったが。

 発車は午後2時。すこし時間があったのでバス乗り場の前のラーメン屋に入り定食を食べた。中に入ったら冷房がギンギンに入っていて今夏こんな寒いほど冷えている店は久しく、ああ関西だなあとカンドーした。
 津駅前発京都駅八条口行きの高速バスは乗客は3人ほど。ガラガラであった。腹も満たされこともあり思う存分足を伸ばしてすぐにまどろんでしまった。バスは何箇所か停まったはずだが途中の景色はほとんど覚えていない。短時間だったが今回の旅で初めてぐっすり眠れた。