新年会無事終了す2017年01月29日 22時43分20秒

★ほんの少しでも人生が動いた。

 本日の無頼庵新年会、盛況のうちに先ほど無事に終わった。6人という来客は、今の我が対応できるに適切であり、もっと少ないのも淋しかったかもしれず、ああ、良くしたものだなあと有難く思った。
 じっさい、一応場所も作り準備もするからには、2~3名ではその甲斐もない。かといって、10名以上だったり、よく知らない人も多いとすれば我の処理能力を超えていただろう。
 今日は旧知の、気を遣わずとも許される方ばかりだったので、楽であった。しかも活動の場はバラバラで初対面同士の方もいたはずだが、幸いうまく話も弾み、場は和らぎ盛り上がった。
 今、ほっとして安堵の溜息をついている。
 
 先にも書いたが、この数日、破綻してしまった我が人生を再構築、再起動すべく、まずはこの新年会からと自ら企画したわけだが、ともかく場所づくりだって大変で、まさに苦心惨憺であった。
 この一年、溜まりに溜まった紙ゴミ類を分別処理していく作業は、精神的にも苦痛でもあって、母との日々を思い返しては感慨にふけり遅々として進まず、日にちが迫ってきてどうしたものか頭痛めた。
 さらに、また一昨日から前回のときと同じくメマイや吐き気など体調不良も起きて自分でもどうしてしまったのかと不安にもなった。
 どうやら、久方ぶりの拙宅でのイベントという企画自体が、今の我にはプレッシャーや重荷、強い不安に感じて、それがアレルギー症状のように体調に影響及ぶのだと思えてきた。

 ウチに人が来ること、人と会うのが嫌なのではない。かつては毎月でもやっていたことだ。が、一年も間が空いてしまい、人を受け入れる空間をまず作る事や、一度に多くの人と会うこと自体が苦痛に思えて、臆してそれが可能か、怖れと不安に襲われてしまい、体調を崩したようだ。
 不登校の頃、休み明けに学校に行かねばと思い、行こうとする段階になると、熱が出たり、吐いたりするように。

 しかしともかく今日は無事終えられた。それは来られた方々が皆真摯で真面目なやさしい方たちだったからで、おかげでこちらも気を使わずに助かったし、まずは今年第1回のイベントを終えられたことで我も自信もついた。じっさい今日は、場所づくりだけで精いっぱいで、出す料理など何も考えることもできず計画も準備すらしていなかったのだ。そう、まだ心ここにあらずであったのだ。

 結局、片付けのほうは根本解決、つまり分別処理作業は一つ一つやっていたら本日29日には間に合わないのは確実となって、仕方なくまた箱に詰め直して別な部屋へ移動させて急場をしのいだ。ちっとも解決も何もしていないが、今日の予定を終えられたことで、やっと我が人生は再び動き出した気がしている。
 そう、まだほんの少しだが、今日を終えたことで少しは自信もついた。そしてテーブルを囲んで人が集える空間も何とか作れた。
 この場所を維持しつつ、無理せずに無頼庵で人が集うことをやっていこう。
 やっと今晩こそ枕高くして眠れるかと思う。その夢に母が現れるなら今こそ会うのが楽しみだ。もう何も怖れないし迷い惑わない。

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