東奔西走の一日~青梅から青山まで2017年11月12日 23時12分57秒

鈴木翁二、
★求められてこそ人生だと。

 我としてはめったにない慌ただしい一日だった。こんな日もある。
 今日は、昼過ぎから出て、まず青梅のライブハウス、W・サルーンでのアラブの行商人的シンガーのトーク&ライブ公演が3時からあり、それが終わらないうちに、5時過ぎの上り電車に乗り、我街の駅を素通りして都心方面へ。吉祥寺から渋谷へ出、さらに銀座線で表参道で降り青山のビリケンギャラリーという店に行ってきた。

 my師匠、鈴木翁二さんのライブイベントがあり、毎度のことながら一昨日夜、突然のメールが届き、復刊マンガ本の発売記念のイベントがあり上京するとの連絡。今回は携帯もつなからず、状況がよくわからないまま今日7時半までに、ハーモニカホルダーを持って来いとの「指令」であった。
 先だって彼が来られたのは、別の新刊の発売記念のイベントで6月の頭だったか。まだ健在だったのみ亭のやっちゃんに頼み込んで、急きょ店でライブさせてもらったのだ。
 そのときは、今回の話など全く出ず寝耳に水という感じだったが、若い時に出会い、我を今に導いてくれた恩師と仰ぐ人からの連絡ならば、有難く常にどんなときでも応じなければならない。

 当初の今日の予定は、最愛の水野美里店長から誘われたアラブの楽器ウードなども駆使する異色シンガー相沢さんのライブをゆっくり楽しむ予定だったのが、翁二さんの予定が後から入り、けっきょく青梅には残念ながら長くのんびりといられなかった。
 が、反戦と平和を訴える、良い真面目なシンガーと今回知り合うことができ、来年のどこかで、かけこみ亭界隈でも「共謀」コンサートの一環として、お招きする段取りができたことは良かった。
 
 そして我が鈴木翁二さんも、予想外にしっかりした本格的ライブであって、突然知らされ呼ばれたわけだが、多少でもお役に立てたこととそのライブの席に参加できてとても嬉しく有難いと思った。じっさい今回は、彼自らのギターを自宅から店に送って臨んだライブであり、いつもより乗りとテンションが高く、声も前回より大きく出ていて嬉しい驚きであり大いに感心させられた。

 実は、昨日は父をショートステイに送り出したらどっと疲れが出て、体調崩して午後から晩飯も食べずにひたすら寝込んでしまっていた。頭痛もし腰痛やら体中がだるくてしんどかったが、風邪的症状はなく、下痢もしたので前回の「不調」がまた出たのかと不安であった。
 果たして今日は青梅と都心青山とのWライブに行けるかと、あれこれ考えながらひたすら悪夢にうなされ眠り続けていた。幸い、今朝になったら不調は収まり、気力も戻っていた。

 それでも東奔西走というべきか、東京の西から東へギターや機材も抱えて移動するとそれだけでまた疲労困憊、翁二さんのライブ後に、彼のファンの方たちとの打ち上げもあったのだが、店の前までご一緒したものの、これでアルコールが入るとまた意識失い大変な失態を起こすと本能が告げていたので辞去して、表参道から原宿まで歩いて新宿周りで帰ってきた。

 今日は行きも帰りも特快に乗れて連絡が良く、神が味方してくれた思いがした。青梅の美里店長にも11/23のチラシを手渡し、店に置かせてもらえたし、キツキツの進行だったけど、ライブイベント開始直前には、会場のギャラリーにも辿りつけたし、二つの良いライブに参加出来、まあ、かなりへたばったけれど、上々の一日となったかと思う。大変でも満足している。そう、こんな一日もあるのだ。求められてこそ人生だとつくづく思う。

 今はともかく疲れた。画像とかはまた後々アップさせていくつもりだ。

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