慌ただしかった週末を終えて2017年12月17日 22時48分03秒

★年内は腰据えて片付けと掃除に専念していく

 昨日は寒さも緩みわりと暖かったが、今日は晴れても風が冷たく道行く人は誰もがポケットに手を突っ込み背中丸め足早に歩くほどまた寒い一日となった。

 先にも書いたが、我は今、風邪気味どころか風邪は進行中で、今も鼻水垂らし咳き込みながらこれを記している。そんな状態で、この土日は、出かける要件が重なり、体調的にはかなりしんどかった。
 が、ともかくその用事を無事に終えたので、今は気分的にはずいぶんすっきり楽になった。後は年内、23日に、かけこみ亭で館野公一さんの企画イベントがあり、それを記録しに行く以外は特に出かける案件は何もない。
 大晦日も父はショートステイでお泊りさせてしまうので、今年はかけこみ亭で年越しの集いに参加できるかと思える。また、ぼけまる氏に、嫌でも年越しそばを食べさせられるわけだが、今はまたそれも楽しみである。かけこみ亭があと何年続き、我もあと何年生きて大晦日に顔出せるのだろうか。

 昔は自分も若く体力もあったからだと思うが、大晦日はまず西荻のみ亭で岡大介らの年越しライブに顔出し、それから零時過ぎてからかけこみ亭に移動し、またさらに、いったん家に戻ってから、近くの神社に初詣でに行き、さらに犬を連れて青梅線で御岳まで行って、麓から御岳神社まで深夜雪の残る凍った道を登って、夜明けを迎えたりもした。
 そして朝を迎えて家に戻り少し眠ってから、地元の拝島大師と日吉神社にも行ったと思うのだから何というアンビリバボーかつ無謀な大晦日~元旦であったことか!
 今は、半病人のような体調が常態である者として、二日続けて電車に乗って人と会うことだってものすごく大変な体力を使い果たすような非常時なのだから。

 まず昨日16日は、かつて共に「ぶらいあんず」で我の音楽活動を支えてくれた唄うバイオリン弾き、みほこんが、企画した喫茶店ライブが、三鷹の『記憶の岸辺カフェ』であったからだ。義弟がやってるというその店は近く閉店になるとのことで、連絡を受けたことと、来年2/24日(土)、かけこみ亭で開催決定している、彼女も出演の第三回目となる『共謀コンサート』のチラシなども持ってく用事があり、前夜大慌てで簡易版のそれを作成し※前回画像載せたもの、それを持って夕方4時にはそのお店に着けるよう大慌てで家を出たのだった。もうそのときから咳止め薬吞んで、たくさん着込んで鼻水垂らしながらであった。

 そのライブは、二部構成で、二人の男性シンガーを迎えてそれぞれゲストが終えてから彼女のライブが続き、ときに一緒に、うたにバイオリンで加わるというアットホームなものだった。
 第一部は青木ケン、二部は藤本すすむというお二人であった。我は寡聞にしてそのお二人とは面識なく、彼女の紹介するところだと毎年夏開催している「憲法フォークジャンボリー」で知り合ったとのことであった。お二人ともしっかりしたうたとギターテクもある気骨あるシンガーであった。
 ただ申し訳ないことに一部の間は、我は寒気がし熱もあったか、ぼーとしてしまい、咳を堪えるのが精いっぱいという有様で体調はかなりしんどかった。

 が、二部開始までの一時間の休憩タイムに、この日やはりみほこんからの知らせで参加していた旧知の友、藤しんいちろう氏がいたので、二人で近くの中華料理店に行き、ギョーザをつまみに焼酎のお湯割りを二杯飲んだらだいぶ身体は暖まり意識もしっかりして元気になってようやくライブそのものに専念できるようになれた。
 そして二部の、藤本すすむ氏は、反戦・護憲的なことをテーマにしたうたを唄う方だったのと、立川の、西国立に住んでいるという「ご近所さん」であったことも重なり、2/24日の「共謀」コンサートに急きょ参加してもらえるようお願いし快諾を得ることができた。
 まあ、それだけでも体調悪いのに無理して来たことの「収穫」であったかと思う。久々のみほこんのうたと演奏もたっぷり観れて参加出来たことはとても良かった。

 その喫茶店ライブ自体は午後9時頃には終わり、皆はどこかで打ち上げに行くとのことだったが、我はもう体力的にも限界に近付いたことと、翌日もまた出かける用事が朝からあったので辞去していち早く駅へと向かった。
 が、たぶん熱でもあったからだろう。三鷹駅で中央線のホームに下りてもどちらが立川方面なのか電車が来てもまったく判別できなくて、未知の初めて利用する駅でもなのに、強い不安に襲われどっち方向の電車に乗るべきか迷ってしまった。まあ、立川駅に降りたらようやく「記憶」が戻り、無事に青梅線にも乗れ家に帰れたが。

 そして翌日17日、つまり今日だが、立川での午前10時から主日のミサに出、駅近くで豚骨ラーメンを食べ、今夏新しくできた中古楽器店で、Normanというカナダのメーカーのアコスティックギターの新古品を試走させてらい時間潰した。
 スブルースの無垢材にラッカー塗装だけの良いギターだったが、我が持っているシーガルのほうが実質音なりは上で、この土日は8%引きのフェアをやってたが、やや心動かされもしたが、金欠かつ経済的極限状況にある我にはとてもそんなものに費やす余裕などあるはずもない。申し訳ないが冷やかしただけでそのまま国立までてくてく歩いて行った。

 今日は2時から月一恒例の一ツ橋大の前での「反戦辻つじ流し」があり、拡声機材は我が持っているのをこのところ用いてるので、持参して向かったのである。とても唄える体調ではなかったので、ギターなどは持って行かず、2/24のチラシを配布してもらう目的もあった。
 が、晴れていたがともかく北風が強く寒い。荷物はさほどではないが、歩いているうちに昨日の疲れも出てきて足が重くなり一橋大着いたときは青息吐息であった。一駅でもやはり電車に乗れば良かった。

 そんな寒く強風の日で、行き交う人も足早で反応は悪いかと思ったが、今回は、先日の共謀ライブにも来てくれたお笑い系?シンガー、元気でるぞうさんも参加に来てくれて彼のパフォーマンスで大いに盛り上がりカンパまで頂けた。やはり大衆の耳目を引くということこそまず第一なのだと今さらながら思い知った。
 一時間ほどで、月一「行動」は終わり、館野さんと今後のことについて簡単な打ち合わせも出来、我は皆より早く家路を急いだ。

 留守番させられ怒りまくりの犬たちをなだめて散歩してデイサービスから戻った父を出迎えればもう夕方である。もう疲れ果てへとへとであった。やはり体調悪いのに連日の外出はもう限界、無理できないと自戒した。
 父を着替えさせお茶だけ飲ませて、我も父も晩飯まで少しだけ横になり仮眠とって、晩飯軽く食べさせこれを記した次第。夕方の昼寝から起こしたら父はまた朝だか夜だかわからなくなって混乱していたが。

 これで今年の主だった対人的所用案件はほぼ終わってほっとしているというのが今の心境だ。さあ、頑張って腰据えて携帯を探さないと。