我が人生、最高(気温)の夏2018年07月23日 21時56分29秒

★近隣青梅で都内初の40℃越えの日に

 我は今齢60で、八月の半ばが誕生日の夏生まれだから、もう60回も日本の夏を体験していることになる。※フランスに夏の間中いたこともあるので、正しくは60回ではないが。
 それにしても今年の夏程暑い夏はちょっと記憶にない。むろん暑い日は毎年必ずあるわけだが、こんなに連日耐え難い猛暑が続くのは我が人生を振り返っても思い出せない。まさに記録的異常な猛暑である。
 予報ではこの週明けが暑さのピークだと言ってた通り、今日の大暑、まさに暦通りに熊谷では、日本観測史上、国内では最高記録となる41.1度を記録した。

 そしてウチの近隣、我が西多摩でも山沿いの青梅市でも、東京初の40.8度という40度越えの記録達成である。ウチの外に吊るしてある直射日光の当たらない温度計でも限りなく40度に近かったのだからさもありなんである。
 都内でも今日は39度だったそうで、もはや高温注意報に留まらないこれはもはや自然災害といってもよいのではないか。日中は連日、熱射病で救急搬送される人なのか、救急車のサイレンがあちこちから聞こえていた。
 雨もこのところずっと降らないし、ともかく晴れて強い陽射しの猛暑日が続き、それが長いから夜になってももわんとした熱帯夜でちっとも涼しくならない。日本全国各地で記録的猛暑の真夏日が続いている。

 まあ、これもまた当然のことで、人類は増え続けて都市部に集中し温暖化はさらに進んでいくばかりだから、今後はどこもかしこも夏は40度~というのが常態になることだろう。
 それでも人は生きていけなくはないが、暑さに弱い高齢者や冷房設備が手薄な貧困層、病弱な者は淘汰されてしまうだろう。これもまた人類の進歩と発展の行きつく先だと考えるべきなのか。
 ともかくこう暑いと野外作業は何もできないし、電気代を思えばあまり冷房を効かすこともできないからただただ家の中でじっと息をひそめて過ごすより手はない。
 そして何もしなくても疲れるし寝苦しいから体調もすぐれず誰もがへたばっている。この暑さに解決策はない。そしてこれも我々の文明が招いた起こるべき予想された異常事態なのである。
 人類にこの先、未来はあるのか、ひたすら破滅に向かっているだけだと考えてしまうのは我だけだろうか。

 さておき、この暑さ、老いも若きも冷房、クーラーがないことにはとても乗り切ることはできない。原発や火力発電をおもうとき、できるだけ電気は使いたくないと考えるが、それで我慢して命縮めるのも愚かなことであろう。まして我が家は暑さに弱い老人や犬猫もいるのだから、もう電気代のことは考えず冷房を入れっぱなしにしている。

 が、実は、我マス坊の寝室には、クーラーはなく、小さい扇風機があるだけで、昼寝も含めて、眠るのはもう汗みずくで一苦労している。
 クーラーのある部屋に布団運んで寝ていた夏もあるのだが、今はモノが一杯で、手足伸ばして眠るスペースもない。
 そもそもウチはヘンな構造で、新館と旧館を二階に分けて建ててくっつけた構造で、表側の旧館は、壁は土壁のところにクーラーも入れたので常に涼しい。
 が、裏側の、新館側は、暑さのこもる新建材のところに、今父が寝ている一階部には先年クーラーを取り付けたものの、我の自室である二階には、今も冷房家電は扇風機しかない。以前はその部屋でパソコン作業していたら、あまりの暑さにパソコンがクラッシュしてしまったこともある。
 今は、パソコンやAV、オーディオ類は全部冷房のある旧館の部屋に置き、今も少しは涼しいそちらの片隅でこれを記している。
 それでもこの暑さでは、このところ家での我は、ほぼ全裸、もしくはパンツ一枚で過ごしている。眠るときもシャワーで水浴びて、身体を冷やしてからほぼ素っ裸で、何もかけず、覚悟して冷房もない部屋のベッドに横たわる。
 窓開けても風も入らないから少しはうとうとしても汗かいてすぐに起きてしまい熟睡などできないのは言うまでもない。少し寝ては起きて水を飲んで冷水浴びて、また寝直すということを繰り返していた。
 が、このところは、冷房無しで、扇風機だけでも30度の部屋で眠るコツを発見した。もし、同様の苦境にある方はぜひお試しいただきたい。

 まずほぼ全裸で、もしくは全裸に近い状態にして、ベッドに何もかけずに横になる。扇風機の風が顔から下半身まで吹き渡るよう首振りにセットする。
 そして、普通サイズのタオル、バスタオルほど大きくなくてかまわないので、いわゆる手ぬぐいサイズのタオルを水でしっかり濡らしてくる。
 それを広げて、首元から腹まで濡れたままのものを素肌に密着させる。これだけで、扇風機の風で体温は奪われ、とてもひんやりして涼しくなる。
 そしてそのまま間違いなく寝入ることができる。が、数時間するとタオルは乾くので、暑さで目覚めるかもしれないが、扇風機だけより確実に涼しくて熟睡できる。
 ただこれは今のように熱い猛暑の熱帯夜とか日中だけのことであって、室温が30度以下のときは今度は風邪ひくか心筋梗塞等起こすかもしれない。
 しかしこの方法を用いれば、こんな記録的猛暑の寝苦しい夜であろうと冷房無しでも熟睡できる。誰にでもと、おススメはしないが、同じような環境に苦しむ方にはカンタンにできてお金もかからない凌ぎ方なので御知らしておく。

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