これまでのこと、これからへの思い⑦2024年02月05日 18時37分31秒

★まとめ追記
 
 ちょっとまたいろいろゴタゴタしていて、体調ももう一つで、無理せず時間ある時は横になって身体を休めていた。前回で終わりにするつもりが書き足せなかった。申し訳ない。

 外は、久しぶりの本格的な雪が降っている。積もるとは思うが、かなり湿気ある雪だから、溶けるのもまた早いと予想している。
 ただ、明日の朝は、凍ってかなり歩くのも運転するのも大変だと思う。今、室温も低いが、ウチはいまコタツやストーブなど暖房類は一切なく、猫たちの部屋には、エアコンが入って温かいが、ニンゲンはひたすら着込んで、いまパソコンに向かってる。足が冷たい。ともかく夜は早めに寝るしかない。

 自らの脳のおかしさについては、あれこれ書いてきた。それは生来のものだし、それこそが自分が自分であること、我らしさなのだから、治らない、矯すことのできないものならば、そのことを認識して何とかうまく生きて行くしかない。
 しかし、それとどう関係あるのかないのかわからないが、昨年あたりから我の記憶はやたら衰えてしまい、いま一番の悩みは、記憶が続かないことなのである。
 あれこれやるべきことや必要な買い物などもあり、常に慌ただしく多動状態の我だが、何か必要なものを取りに出入りすると、必ずその目的を忘れて室内に戻ってはまた取りに外に出たり行ったり来たりしている。
 鳥は、数歩あるくととすぐに忘れてしまうときくが、まさにそんな感じで、いったい今自分は何をしてるのか、何しに庭先に出たのかすぐさま忘れてしまう。
 家に入って、いま、必要なものを取りに外に出たことを思い出しまた外に出てやり直す。
 よく昔から、オバサン、お婆さんともなると、物忘れがひどくなってきて、「あら~やだ、アタシ、今何をしようとしたのかしら」と騒ぐ様子が揶揄されていたが、まさにそんな状態で、自分でも今なにをしようとしていたのかすぐに思い出せない。

 我は昔から常に迂闊な、考えなしの人間だから、基本はバカだけど、つい最近までそんなことはなかった。これは父の介護で、一昨年の夏、父からのコロナ感染後のことであり、ブレインフォグというのだろうか、関係あるのかもしれないが、ともかく記憶が続かない。
 それとも70歳近くとなってきて、呆けてきたり、早期のアルツハイマーのようなものなのかもしれないが、何が困るといって自らの記憶中断である。
 むろん自分が誰であるかとか、昔のことはきちんとはっきり覚えている。ただ、喫緊の、今そこまでの記憶が続かないから、何度でも何度でも探し物だけでなく行動も繰り返すことになる。
 近くのホームセンターに行っても、買い物して戻ったのはいいが、肝心の目的のものを買い忘れてまた出向くことになる。いったい何を買うために行ったのか、その記憶がそこに行くと消えてしまっている。
 そして日々そうした無為な繰り返しで疲れ果ていく。

 で、仕方なく、小さいメモ帳を持ち歩いて、週の予定だけでなく朝から今日の日程、やるべきこと、買うものなど思いつくまま常に書き記していくようにした。
 が、例によって、その手帳自体をどこかに紛失してしまうこともままあって、今使ってるやつの前のも室内のどこかで失くしてしまい、みつからないのはこれで三冊目である。仕方なくまた新たのにしたら先日つい前のそれが出てきた。
 しかし、その前の二冊はまだ不明で、外に持ち歩いて落とすとは思いたくないから、家の中のどこかにあると考えたいが、未だみつからない。それには歌に仕上げようとして書き付けた詞など記してあるので、見つからないと本当に困る。どうしてこうなのか。

 けっきょく、財布や通帳などでもどこかに置くと、どこに置いたかまず絶対思い出せず、探し回り、またまたみつからなくなるから、我はいま、ケイタイも手帳も財布もほぼ一切合切を、小さな手提げバックにいれて常に持ち歩くようにしている。寝るときも枕元に置いて。

 晩年の永井荷風も、常にそうして全財産を持ち歩いていたと伝えられるが、彼の気持ちもわからなくない。
 まあ、そんな彼もその鞄自体を紛失してしまい、幸い善き人が通帳から大金の入ってた鞄を届けてくれたから損害がなかったということが新聞記事にもなったらしいが。
 我もまたどこかにその大事なバック自体を置き忘れぬよう、大いに気をつけねば。

 ともかくもうこれ以上、何も失なわない、奪われない、すべてをできるだけきんちと管理していこうと日々誓い直している。何であれ、これ以上又探し回って大騒ぎ繰り返したくない。その思いだけは忘れはしない。
 もう一回だけ続きます。

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