人生が動き出した感あり・続き2024年09月25日 23時30分58秒

★漏水騒動は、意外に簡単に解決した。が・・・・

 我が家は、公道に面して、前と後ろの棟を時間差で建てて、連結した建物なのだが、水道の止水栓もそれぞれ別になっている。
 二つの止水栓をそれぞれ閉めて、どちらの棟で漏水が起きているのかを確認してみた。
 すると、裏の方の栓を閉めれば、表側の棟では水漏れしていないことがわかった。水道のメーターのパイロットのコマは回らない。
 となると裏側のどこかで、地中も含めて漏れていることとなる。
 で、また再度トイレから風呂場、流しなど裏側の棟の中の水回りをすべてくまなく調べてみた。むろん、いったん水は停めてである。

 そしたらば、裏の棟一階のキッチンの流しのレバーが原因のように思えてきた。
 裏の棟は、一階、二階ともワンルームのような作りで、それぞれガス台、水道、トイレがあり、小さいキッチンも付いている。
 親たちが生きていた頃は、その部屋は、彼らの寝室だったのだが、いまは、一階はフロア全体が、完全に猫部屋と化して何匹もの猫たちがそこで暮らしている。我は、そこに餌を運ぶのが日課なのだ。
 そこのキッチンの水道の蛇口は、昔ながらの廻して捻るノブ式ではなく、簡便な上げ下げだけですぐ水が出るレバー式の新型のものであった。
 水を元栓から停めているので確認できなかったが、それが上がってた気がした。※確かレバーを上げると水が出る仕組みだったと覚える。
 ともかくそれがもう二度と動かないように、ガムテープでぐるぐる巻いて固定して、また庭に出て検針メーターを確認した。止水栓を開いてもパイロットは回っていない。
 それからしばらく時間おいて何度も確認してみたが、もう漏水は起きていない。ということは、その一階裏の部屋のキッチンの流しから、ずっと水が出ていたのだ、流れてる水はそのままシンクに落ちてるから、床とか水浸しにはならない。
 漏水騒動の原発箇所は、そこであった。では何故にレバーが動いたのか。原因というか、犯人は、猫であろう。その部屋には猫しかいないのだから、レバーを動かしたのは猫しかいない。我はもう何年もそのキッチンは使っていいのだから。

 で、その漏水した水道代、使用料は、通知の紙を確認したら、なんとなんと、約18万5千円とあった。
 二か月ごとの支払いとしても18万5千円!!!!!!!!!!!!!! まさにアンビリバボー である。

 水道局に電話して、まず水漏れ自体は、原因がわかり解決したことを伝えて、とてもそんな金額では払えないと伝えた。何とか料金減免処置はないものか、と。
 対応した局員の話だと、地中などでの漏水の場合は、その工事対応した業者が作業を終えた後で、申請書類を出せば、いくらか減免はあるとのこと。
 しかし、今回は、家屋の中でのことなので、業者にも頼んでいないし、全てこちら側の過失なのだから、減免は無理だと言う。まあ、それも通りだ。抗っても仕方ないか。
 けっきょく分割払いにしてもらうことにして、7月から4回だかに分けて、届いた振込用紙で支払うことに合意した。既にもう一回目の4万弱は金かき集めて支払った。

 しかし、いったいいつから水は流れ出ていたのだろう。毎日、短時間でもその裏の猫部屋に入っていたのだから、流し台は奥のほうにあるとしてもずっと水が出ている音に我はどうして気がつかなかったのか、自問しても答えにならない。
 実は、先のパソコンのモニター交換も原因は、猫であった。今だから明かすと、猫がモニターのディスプレイ画面にマーキングの尿をかけたのが壊れた原因だった。
 百害あって一利なし、という言葉があるが、猫の利はいくらかあるとして百害とは言わないまでも、いったいどれだけ猫たちの為に被害金額がかさむのであろうか。嘆息するしかなかった。