丸山ワクチンについて学び考えたこと・続きの続き2011年06月10日 00時00分35秒

★人は何故がんになるのか、そもそも癌とは何なのか。

 癌は体中あらゆるところにできるし多種多様だとは誰だって知っている。そして未だ完治根絶することも予防することもできない難病である。
だが、そもそも癌とは病気なのだろうか。他の病気は全て外部からウィルスなど病原体が入って発症する。が、癌はそうではない。自縄自縛という言葉があるが、自らの体内で、細胞が変異し制御不能となっていくのである。
 今回、ワクチン研究室で、詳しく癌という病気のシステムについて説明を受けて、発生のメカニズムについておぼろげにわかってきたことがある。素人考えだが、要するにこういうことだと思う。

 人の細胞は常に生まれ変わっていく。それが新陳代謝ということで、ほんとうかどうか知らないが人の体のすべての細胞は三か月ほどで新しいものに入れ変わっていると何かで読んだ。しかし、人の形態も記憶もそのまま続いていて変わったようには全く見えないし思えない。それは古い細胞から新しい細胞に変わるときにきちんと遺伝子はコピーされその受け渡しが問題なく続いているから人はその人のまま生き続けられるのだと理解している。
 しかし、そうした連綿とした情報のコピーも長い年月が経つと当然のこと不具合、プログラミングのミスが生じてくる。たとえば、紙の情報、チラシでも何でも同じものをいっぺんに大量にコピーするのは問題なくとも、一枚ごとコピーしたものをまた再度コピーすることを繰り返していくとどうなるか。最初の数回は元のチラシとさほど変わらず綺麗にコピーできていても数十回、数百回それを繰り返したものは薄汚く汚れてしまい読めない場合もままあるだろう。なぜならコピーする過程でゴミが入ったりしてそのゴミもまたコピーしてしまうからだ。伝言ゲームの例えでもかまわない。元のままの情報ではなくなってしまう。

 遺伝子の情報も長く生きていると、そのコピーの回数が当然増えるがゆえ、汚れはしないが少しづつ変わっていきやがては突然変異を起こす。それが癌細胞なのだと考える。異常な細胞だから制御がきかないし、体内で大暴れして結局最後は自らの肉体を滅ぼしてしまう。だから癌の発生率は若者より老人が格段に多いのも頷ける。
 若いときはそうしたバグが生まれても体そのものの力、免疫力が強いから癌細胞は除去されてしまう。しかし、ストレスや疲労などで体そのもののが弱ってしまうと当然免疫力も落ちているから若い人でも癌が頭をもたげてくる。ゆえに癌の発生は老化とストレスが原因だといわれるのだ。

 それではできてしまった癌とどう戦うかと考えたとき、一番てっとり早いのはその癌そのもの、原発箇所を特定し転移した部分も含めて外科的に取り除くことが第一であろう。しかし、母の場合もだがそれだけでは癌はすべて取り除くことはできず、体内には散らばった癌細胞が残る場合が多々ある。手術の他にも抗がん剤の投与や放射線治療など様々な療法があり、母も従来の考えではすぐに抗がん剤の注射を始めるはずだった。だが、それにはかなりのリスクも伴う。
 母の場合は極めてやせ衰え体力も低下していたので、たとえ弱い抗がん剤でも癌再発の危険よりその薬使用した際の副作用の高さのほうが案じられた。八十歳という年齢でもあり、癌再発以前に常識的に考えても余命は長いわけではない。今は一応原発部位も含めて癌の箇所はかなり取り除いてもらった。しかし、またやがて癌が動き出し病院通いが長引くのはうんざりである。いったいどうしたものかと悩んでいた時人から知らされたのが丸山ワクチンであった。

 SSM(丸山ワクチン)の素晴らしい点は、それを用いた場合の副作用がほとんどないことで、他の抗癌治療方とも併用しても全く問題ないしさらに効果を上げる助けをすることもあるらしい。癌そのものを攻撃するダイレクトな薬ではない分、効果が出るまでかなりの時間が要するが、体にはきわめてやさしいということが何よりも気に入った。
 そもそも正常な細胞と癌化に向かっている細胞と癌と診断されるほどに変化してしまった細胞との差はさほどない。医師もどこまでが正常でどこからが癌だとは特定は難しいらしい。先の紙コピーの例えを繰り返せば、どこからが読めないほど汚くなるかその判断が難しいということだ。だから抗がん剤は治療の過程で正常な細胞まで破壊してしまい結果として様々な副作用が起こり患者はかなり苦しむこととなる。癌細胞だけを殺すことはまだできないのである。

 ならばもどかしいが、体そのものの体力をつけて免疫力を高めて体が本来持っている力で、癌と闘っていくほうが考え方としてまっとうであろう。癌はそもそも「病気」ではないと自分は考えていた。自らの体内でいつしかおかしくなってしまった細胞ならば体がまた元に戻すことも可能ではないかと夢想する。SSMはその手助けをしてくれるのだと理解した。
※ではじっさいの治療法、投与については項を改めて書き足します。

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