街にいでよ、意志を示せ、行動せよ。2013年05月09日 12時30分11秒

★意志を示さないのは現状追認なのだ。
 
 何事も「先送り」にする、というのは日本人の特性、得意技だとよく言われる。その真偽はともかく、「判断保留」というのは誰だってよくやっている。
 また判断保留としなくとも、「そのまま」、つまり現状のまま何もしないでいるということはよくあることだ。気持ちとしては「やる」つもりでいる。が、あれこれ何だかんだ忙しくて結局そのままとなってしまっていることは自分には山積している。人様に連絡や送るものなど、約束もしすべきことはいっぱいあるが、忘れてはいないし気は焦るばかりでもなかなか果たせない。
 自分はやるつもりでいても実際はやっていないのだから、他人から見れば、やる気がない、結果としてする気はない、=それは「やらない」という選択をしたと受け取られても仕方ない。こちらの内心は相手に届かないのだから。
 
 AとBという選択があるとする。Aは、する、Bはしない、だとして、AだろうがBだろうが、そのどちらかの意志はあるのだが、それを行動として示さない限り、結局は今のまま=現状を肯定し、する、でも、しないでも意に反してそれを選択したことになる。

 具体的に書く。例えば原子力発電所がある。その存続と再稼働が政府の既定方針だとする。それに対して、反対だという気持ちは持っている。しかし、それを示さない限り、結局のところ再稼働を容認する「選択」をしたと受け取られ、原発再稼働、存続へと国策は動いていく。
 すべてのことはこれと同じで、何らかの行動、判断に際し意思を示さない限り、それは現状。現実を肯定し支持したこと認めたこととなってしまうのだ。

 人は結果としてそうした本意に反した「選択」をしてきてはいないか。怠け者の自分はそんなことばかりである。せめて残りの人生、故清志郎の遺志に背くことのないよう、しっかり声をあげて行動で示していこう。亡き人の命日に思ったことだ。そう、今もベエベー、愛しあっているかい!?

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