あ~暑かった!2013年08月11日 21時54分20秒

★記録的猛暑日は過ぎた!?

 このところ例年夏は暑いものだし、記録的猛暑にも慣れたはずだったが、さすがに38度にはまいった。四国のどこそこでは40度を超したときくが、人はそんな環境で生きていけるのだろうか。

 マス坊の住まいは、東京でも西のはずれ奥多摩の入口で、住宅街とはいえ都心に比べれば緑は多い。しかもこの家は狭い庭にケヤキやイチョウの高木が聳えおそらく他所の家より樹が多いだけ木陰もあるし涼しいはずだ。しかし、7日の立秋から始まった8月の猛暑、予報通り10日土曜日から翌日にかけてがピークであった。

 拙宅の玄関先に湿度計付温度計がかかっている。昨日10日の日中は拙宅観測史上初の39度を示していた。それが夕方のときでも下がらない。気象庁発表の東京の温度よりじっさいの外気温は高かったことになる。
 もうそうなると、部屋は冷房の温度を一番低く設定してもちっとも涼しくならない。じんわり汗ばむ30度ぐらいのままなのである。さすがに困惑した。深夜になってようやく室内は29度に下がってきて犬のブラ彦と絨毯の上で浅い眠りをとった。他の冷房のない部屋は熱気でサウナ風呂状態で数分いても汗が噴き出た。
 そして今朝がまた朝から暑かった。夜になっても気温は全く下がらず朝の気温が30度を超していてちっとも下がっていない。朝になっても犬たち外へ出せず、庭先で用便させてすぐにまた室内に入れさせるしかなかった。都心で一日の気温が30度以下に下がらなかったのは観測史上初めてだという。

 ただ、幸いなことに今日は午後から曇ってきてゴロゴロ雷も鳴ったので夕立がありそうだった。じっさい近隣の府中市では豪雨が降ったというのに、マス坊の町では音だけで雨はなく、雨で涼しくなるかとの期待は裏切られた。しかし、夕刻の温度は31度で、夜には30度を切ったのでようやく犬たちも散歩に行けた。

 これでひとまず記録的猛暑高温のピークは過ぎたと思える。しかしまだ8月半ばにもなっていない。9月になってもまた異常に暑い日がある可能性も高い。そして今年は済んだとしても年々暑さのピーク、最高気温は更新されていくのだろうから今後はさらに殺人的猛暑日は増していく。もう電力を費やす応急処置的な冷房機器に頼ることは願わくばしたくない。
 これ以上暑くなると都心でなくとももはや大都市圏には住めないのではないか。夏のあいだの避暑とかそんな優雅かつ姑息な対策ではなく、自分も将来的には居をもっと涼しい地方かもっと山麓に移そうかと考えた。