冷たい雨の中の11.11百万人大占拠 ― 2012年11月12日 05時38分37秒

★皆の思いが試された試練の集いとなった。
3.11以降、都内官庁街での反原発集会には何度か参加しているが今回の「大占拠」は最も辛くそして印象深いものとなった。欲求不満というわけではないが、いつもの参加した後の達成感、爽快感というのはほとんどない。冷たい雨の中、ただ立ち続けて足は棒のよう、寒くて体も冷えてガタガタ震えた。今も鼻水垂らしながらこれを書いている。
いつもならばまず公園で参加者たちは一同に会し、主催側の進行に従い有識者たちや知識人、フクシマからの人たちなどの訴えに耳を傾け、思いを一つにそれぞれ各方面へデモへ向かう。が、今回はまず皆で集える場所を奪われそうした集会もない。誰もほとんど全体の流れもつかめないまま国会議事堂を遠くから望む歩道に何時間も行列しひたすら立ちすくんでいたにすぎない。
列はほとんど進まない。何故なら向かうべき場は参加者ででいっぱいで我々は動きようがないからだ。全容が見えないから手ごたえというようなものは何一つ感じなかった。ところどころに設置されたスピーカーから流れてくる発言者たちの短いスピーチに必死に耳を傾け、合間合間の参加者を鼓舞するようなシュプレヒコールに応えて声を発するだけだ。
しかしだからこそ自分にとって、この示威行動、戦いは何のためにしているのか、どういう意味があるのか深く改めて考えさせる機会となった。その雨の歩道で「原発やめろ」と声をからして叫んでも聞いているのは路上に立ち威嚇する警官たちだけであっただろう。デモ行進にもならなかったからその思いは一般大衆には届かない。そもそもそこにそうしていることすら大マスコミは取上げない。無意味と言えば無意味と謗られても返す言葉はない。
だから、だからこそここからこの場所から、ここからこの脱原発、全ての原発を廃炉にしていくまで諦めず戦いは続けなくてはならないこと、、そのためにはまず選挙で原発推進、再稼動容認派の議員たちを落として政治を日本の未来を取り戻していくこと、それしかないのだと誓いを新たにした。
冷たい雨の中、自分は一人ではなかった。今回いつも顔合わす仲間たちとは会えなかったが同行してくれた女友達は傍らにいたし、何より寒さに耐え雨に濡れながらひたすらじっと立ち続けるその長い長い列の沢山の参加者たちと思いは全く一つであった。その皆の思いと期待を背に都知事選に出られる宇都宮弁護士が列に登場、彼とも握手できたし参加できたことに悔いはひとつもない。
あの3.11から1年八ヶ月。この皆の思いと行動が、大新聞、マスコミも無視できない世論の高まりとなって再び原発推進、更なる再稼動、原発輸出へ向かいたい国家権力、政財界の思惑にストップをかけている。我々は原発の大きな抑止力なっている。そう、倦む事なく、手を緩める事なくすべての原発を廃炉にする日までこの長い長い戦いは続く。それこそが3.11以後今を生きる者たちの使命なのであった。そのことに今回強い確信を得た。
そうだ、戦いは今から、戦いはここから、ガンバロー!
3.11以降、都内官庁街での反原発集会には何度か参加しているが今回の「大占拠」は最も辛くそして印象深いものとなった。欲求不満というわけではないが、いつもの参加した後の達成感、爽快感というのはほとんどない。冷たい雨の中、ただ立ち続けて足は棒のよう、寒くて体も冷えてガタガタ震えた。今も鼻水垂らしながらこれを書いている。
いつもならばまず公園で参加者たちは一同に会し、主催側の進行に従い有識者たちや知識人、フクシマからの人たちなどの訴えに耳を傾け、思いを一つにそれぞれ各方面へデモへ向かう。が、今回はまず皆で集える場所を奪われそうした集会もない。誰もほとんど全体の流れもつかめないまま国会議事堂を遠くから望む歩道に何時間も行列しひたすら立ちすくんでいたにすぎない。
列はほとんど進まない。何故なら向かうべき場は参加者ででいっぱいで我々は動きようがないからだ。全容が見えないから手ごたえというようなものは何一つ感じなかった。ところどころに設置されたスピーカーから流れてくる発言者たちの短いスピーチに必死に耳を傾け、合間合間の参加者を鼓舞するようなシュプレヒコールに応えて声を発するだけだ。
しかしだからこそ自分にとって、この示威行動、戦いは何のためにしているのか、どういう意味があるのか深く改めて考えさせる機会となった。その雨の歩道で「原発やめろ」と声をからして叫んでも聞いているのは路上に立ち威嚇する警官たちだけであっただろう。デモ行進にもならなかったからその思いは一般大衆には届かない。そもそもそこにそうしていることすら大マスコミは取上げない。無意味と言えば無意味と謗られても返す言葉はない。
だから、だからこそここからこの場所から、ここからこの脱原発、全ての原発を廃炉にしていくまで諦めず戦いは続けなくてはならないこと、、そのためにはまず選挙で原発推進、再稼動容認派の議員たちを落として政治を日本の未来を取り戻していくこと、それしかないのだと誓いを新たにした。
冷たい雨の中、自分は一人ではなかった。今回いつも顔合わす仲間たちとは会えなかったが同行してくれた女友達は傍らにいたし、何より寒さに耐え雨に濡れながらひたすらじっと立ち続けるその長い長い列の沢山の参加者たちと思いは全く一つであった。その皆の思いと期待を背に都知事選に出られる宇都宮弁護士が列に登場、彼とも握手できたし参加できたことに悔いはひとつもない。
あの3.11から1年八ヶ月。この皆の思いと行動が、大新聞、マスコミも無視できない世論の高まりとなって再び原発推進、更なる再稼動、原発輸出へ向かいたい国家権力、政財界の思惑にストップをかけている。我々は原発の大きな抑止力なっている。そう、倦む事なく、手を緩める事なくすべての原発を廃炉にする日までこの長い長い戦いは続く。それこそが3.11以後今を生きる者たちの使命なのであった。そのことに今回強い確信を得た。
そうだ、戦いは今から、戦いはここから、ガンバロー!
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